努力もしないうちから紹介をお願いしないことです。
いきなり人に紹介をするのは言語道断です。
紹介をお願いする側は楽でも、紹介をする側は、相当の労力がかかるものと思ってください。
努力も何もしないで紹介をお願いしても、断られるのがオチです。
勉強をサボってばかりの生徒が、先生に推薦をお願いしに行くようなものです。
まず断られます。
断られて当たり前の状況です。
「自分は努力していないよね。紹介だけお願いするなんて身勝手だね」と眉をひそめます。
嫌がられるだけで終わればまだいいほうです。
場合によってはひんしゅくを買い、嫌われます。
人間関係にひびが入る可能性もゼロではありません。
「紹介をお願いしただけではないか」と思うかもしれませんが、順番を間違えると、相手に不快感を与えることになります。
仮に紹介してもらえたとしても、基本姿勢が受け身であるため、すぐ関係が破綻するのです。
人に紹介をお願いするなら「正しい順番」があります。
まず自分なりにできることをしてから、紹介をお願いすることです。
積極的に声をかけたり、遠くても会いに行ったり、出会いのイベントに参加したりします。
安易に人を切り捨てず、人付き合いを大切にする基本姿勢も大切です。
まず積極的に自分が動いて汗をかくことです。
きちんと行動しているうえで紹介をお願いすれば、相手も耳を傾けてくれます。
「そこまで努力しているなら」と、助けの手を差し伸べてくれるのです。
紹介の優先順位は、上げるのではなく下げるのが正解です。
最初にするべきことは、自己努力です。
紹介のお願いは、自分が出会いの努力をしてからするものです。