相手との相性は、1回会えば、だいたいわかります。
「この人とは仲良くなれそうだな」とわかることもあれば「この人とは仲良くなれなさそうだ」とわかることもあります。
完全とは言わないまでも「こんなものだろう」という手応えがつかめるでしょう。
中には1回会ってみた結果「この人とは仲良くなれない」とわかることもあるはずです。
出会いの手応えが悪いときはあるもの。
相性がよくなかったり楽しく過ごせなかったりすれば、また会おうとは思わないはずです。
しかし、1回の出会いで結論を出さないことです。
1回目の出会いがダメだったからといって、お互いの不一致を確定するのはよくありません。
違和感があったのは、相手に何らかの事情があった可能性があります。
仕事が忙しくて疲れていたときだったのかもしれません。
ちょうどPMSの時期と重なっていたせいで、いらいらしていたのかもしれません。
たまたまプライベートでトラブルがあって、落ち込みを引きずっていたのかもしれません。
注意をしているつもりでも、不可抗力による不調やトラブルは誰にでも起こり得ること。
1回の出会いですべてを決めつけるのは少し酷な話と言えます。
出会ったときの印象が悪くても、少しでも気の合うところが感じられたなら、次のチャンスにかけてみましょう。
たった1つでも気の合うところがあったなら、次のチャンスにかける価値があります。
「たった1つ」と思うかもしれませんが、十分な可能性です。
「今回の出会いはしっくりこなかったけど、また会ってみる」
前向きな決断ができることが素晴らしい。
小さな可能性にかけてみるチャレンジも素晴らしい。
これが「次のチャンスにかける」ということです。
1回目は違和感しかなくても、2回目ならすんなり仲良くなれることがあります。
2回目なら、心身の体調も整っているでしょう。
2回目ならすでに面識があるので、1回目とは違って、すんなりコミュニケーションを始めることができるはずです。
「今度はこんなふうに接してみよう」と思うことで、心の準備が整います。
気を取り直して再会してみることで、思わぬ関係に発展することがあるのです。
1回出会ったときの手応えで、すべての結論を出さないことです。
結論を出すなら、2回目に会ってからでも遅くありません。
気づいてください。
「もう一度会ってみる」ということも、素晴らしいチャレンジです。
チャレンジすることで、新たな未来が切り開けるでしょう。
「もう一度会ってみる」という決断ができるあなたは、心が広い人です。
後になって「まさかこんなに仲良くなるとは思わなかった」と2人で笑い合えるのが面白いのです。