初対面の人に会いに行くとき、心がけたい考え方があります。
すでに相手と仲がいいつもりで会いに行きましょう。
初めて会う人には普通、警戒心があるでしょう。
相手がどんな人かわからないと「相手はどんな人なのだろう」と不安になるでしょう。
「怖い人ならどうしよう」
「嫌われたらどうしよう」
いろんな心配が出てきて当然です。
しかし、いろんなことを考えれば考えるほど、不安をあおることになり、緊張を高めてしまいます。
心臓の鼓動が高鳴って、変な汗をかいてしまうでしょう。
悪い妄想が膨らむと、ますますストレスを感じやすくなって、初対面のプレッシャーも倍増します。
出会いに行くのがだんだんおっくうになってくるのです。
ここで発想の転換です。
出会う前から、すでに相手と仲がいいつもりで会いに行きましょう。
「まだ会ったことがない」と思うかもしれませんが、堅苦しい話は抜きにしてください。
面識がないなら、すでに面識があるつもりで会いに行きましょう。
実際に仲良くなれるかはわかりませんが、それは考えないようにします。
まだ会う前ですが、すでに仲良しの関係になっていると思って会いに行きましょう。
頭を柔らかくして、そういうイメージを膨らましてください。
すると、自然と緊張がほぐれてきて、リラックスできるはずです。
しばらくすれば、次第にポジティブな気持ちが湧いてきて、わくわくできるでしょう。
会いに行くのが楽しみになります。
足取りも軽くなるはずです。
相手と仲がいいイメージができれば、警戒心が解けていきます。
あなたから親しみやすい雰囲気が出てくるようになります。
出会ったときも、相手を受け入れるような態度や言葉遣いになるので、よい出会いを実現できるのです。
さあ、想像してください。
相手とあなたは、すでに親しい関係です。
古くからの友人のような関係です。
相手もあなたに会いたがっています。
わくわくして、出会いに行きたくなったでしょう。
初対面だからこそ、心がけたい考え方です。
出会いの不安や恐怖は、簡単な考え方で克服できます。
これは、面接やオーディション、婚活やお見合いにも応用できる方法です。
「すでに仲がいい関係」と思って会いに行けば、本当に素晴らしい出会いができるのです。