執筆者:水口貴博

つらい就職活動を乗り切る30の心得

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軸になる考え方を持つ人は、就職活動に強い。

軸になる考え方を持つ人は、就職活動に強い。 | つらい就職活動を乗り切る30の心得

就職活動がうまくいく人の特徴は、軸になる考え方を持っている点です。

軸になる考え方とは、自分らしい考えをしっかり持っていることであり、周りに流されない力です。

軸になる考え方がある人は、意見をはきはき言います。

「こんな仕事がしたい」

「こんな働き方がしたい」

「こんな生き方がしたい」

軸になる考え方があるから、自分に適した仕事も生き方もはっきりします。

面接での受け答えもはっきりして、面接官の心証がよくなり、採用率もよくなるのです。

あなたには、軸になる考え方がありますか。

もしなければ、今からでもいいので、軸になる考え方を持つように心がけましょう。

簡単な例を挙げれば、たとえば好きな食べ物も、軸になる考え方です。

あなたが好きな食べ物は、何ですか。

答えを曖昧にするのではなく、はっきり答えましょう。

「カレーライスが好き」「チョコレートが好き」「メロンが好き」でいいのです。

軸になる考え方を持つ、初歩的な練習です。

その調子で、もっと幅を広げていきましょう。

好きな音楽、好きな場所、好きな考え方。

さらに考えを広げていけば、いずれ仕事観や人生観にも到達できるはずです。

「こんな仕事がしたい」

「こんな生き方がしたい」

それを、就職活動で生かせばいいのです。

自分の特徴を十分に表現した意見を持つことです。

軸になる考え方は、どこかにあるのではありません。

自分の中にあります。

自分の好みに応じて、自由に作っていいのです。

自分の人生ですから、自分らしい意見をしっかり持つことです。

軸になる考え方があるからこそ、主体性が明確になり、生きるべき方向も明確になります。

つらい就職活動を乗り切る心得(2)
  • 軸になる考え方を持つ習慣を、意識する。
「早めの対策」という指針を持つことも、早めの対策。

つらい就職活動を乗り切る30の心得

  1. 就職活動をしなければいけないと思うから、苦しい。
    就職活動をしようと思えば、楽しくなる。
  2. 軸になる考え方を持つ人は、就職活動に強い。
  3. 「早めの対策」という指針を持つことも、早めの対策。
  4. 就職活動の最新情報にも、目を光らせる。
  5. 就職したい気持ちだけでは採用されない。
    採用に必要なのは、就職に向けた行動。
  6. 資料請求にも、自己PRのチャンスが眠っている。
  7. 「どちらが、より礼儀正しいか」という判断基準で考えれば、適切な選択が見えてくる。
  8. 情報化社会になった今、ITやパソコンをまったく使えないのは致命的。
  9. 手帳選びを間違えれば、就職活動に悪影響が及ぶ可能性もある。
  10. 参加できなかった予定は、消すより、二重線。
  11. 就職活動に疲れているであろう未来の自分を、励ます方法。
  12. 業界用語も、できるだけ普段から使い慣れておく。
  13. 「自分にできるだろうか」という自問自答はいいが、相談は不毛。
  14. OB・OG訪問や面接が夕方以降になる場合、準備しておきたいこと。
  15. 本来、本気なら、ためらいはない。
  16. 学生時代の討論会で、経験値を上げよう。
  17. 日頃のこまめなメモの習慣が、いざというときに役立つ。
  18. エントリーする企業は、多ければ多いほどいいのか。
  19. 必要ないと思っても、テレホンカード1枚くらいは持ちたい。
  20. 学歴が乏しければ、別の点で補えばいい。
  21. 夢とは、いわば、方向。
    本当の生きがいを感じる道。
  22. 新聞を丹念に読むのが苦手な人は、ビジネス誌。
  23. 昨日なかった求人が、今日はあるかもしれない。
  24. 面接中に出された飲み物は、飲んでもいいのか。
  25. 1日3社の面接は最終手段。
    1日2社までが現実的。
  26. 面接を何社も受けているうちに、気持ちが冷めてきたとき。
  27. 注目すべきは、落ちた数より通過した数。
  28. 内定を辞退する際、理由は正直に言ったほうがいいのか。
  29. 嬉しそうな声で、内定を辞退しない。
  30. 内定前も内定後も入社後も、常に必要なのは、自分磨き。

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