「勉強は、座ってするもの」と思っていませんか。
「勉強は座っていないとできない」と思っていませんか。
いいえ、それは誤解です。
勉強は、立ってすることもできます。
たしかに勉強は、座ってするのが基本と言えるでしょう。
私たちが授業を受ける際は、座った状態が基本です。
立っていると、親や先生から「行儀が悪いですよ」と注意されます。
発表するときに立つことはあっても、授業の大半は座って勉強することになるでしょう。
特にノートを開いて文字を書くときは、机の上でないと、きちんと字を書けません。
手元に安定した机があるからこそ、ノートを取ったり図を描いたりできます。
しかし「勉強は座ってするもの」「座っていないと勉強ができない」と思っているなら、ちょっと待ってください。
勉強するときの基本ですが、決まりではありません。
勉強はもっと自由にするものです。
自分のためにするものですから、古い形式にとらわれる必要はありません。
常識を覆してください。
勉強は、座ってするものとは限りません。
立ってするものです。
立ったまま勉強をしてみましょう。
立ったまま教科書を読んでみましょう。
試してみると、意外と普通にできてしまうはずです。
本屋で立ち読みをするとき、座っていなくても、普通に本が読めるでしょう。
むしろ座っているときより、本文の内容がすらすら頭に入ってくることも少なくありません。
下半身に力を入れているおかげで、適度な緊張感が生まれます。
立っていると、頭の回転も速くなり、吸収力がよくなるのです。
勉強で座り続けていて足腰が疲れたら、気分転換を兼ねて、立ちながら勉強してみるのも面白いでしょう。
文字を書くときも、立ったままでしてみましょう。
手元が不安定で文字を書きにくいですが、その気になれば、不可能とは言えないはずです。
短いメモや簡単な図を描くくらいであれば、立ったままでもできるでしょう。
クリップボードを使えば、本格的に字を書いたり絵を描いたりすることもできるはずです。
また、背が高めのテーブルにノートを置けば、立ちながら書くことは十分可能です。
「勉強は、座ってするもの」と思い込んでいると、椅子がないと勉強できないことになります。
固定観念にとらわれていると、勉強の機会を逃します。
勉強の常識を覆しましょう。
勉強は、立ってするものです。
勉強の新常識を取り入れると、学問の可能性が広がって、新しい未来が切り開けます。