執筆者:水口貴博

心が元気になる30の言葉

17

あなたが守っているものは、本当に価値があることなのか。

あなたが守っているものは、本当に価値があることなのか。 | 心が元気になる30の言葉

あなたには守っているものがありますか。

「守るものがある」

力強く主張する人もいるでしょう。

守るほどのことですから、価値が高く、重要なものであるはずです。

たとえば、家族です。

家族を守るために、必死で仕事をするならわかります。

家族は代わりがありません。

唯一無二であり、かけがえのない存在です。

「家族のため」と思うからこそ、モチベーションも上がります。

家族関係が安定すれば、精神的な支えが得られ、それだけ仕事にも集中できます。

家族を「守るべきもの」として考えるのは、正しい認識です。

しかし、自分が「守るべき」と思っていることでも、実際は守るほどでもないことがあります。

たとえば、見栄や体裁です。

見栄や体裁を「守るべきもの」として考えるのは注意が必要です。

見栄や体裁が役立つ場面もありますが、実際のところ、仕事の妨げになる場合が大半です。

見栄や体裁にこだわっていると、仕事がスムーズになるどころか妨げになるでしょう。

かっこいいどころか、惨めです。

いずれ見栄や体裁が障害となって、余計なトラブルを招くはずです。

別れた恋人の写真についても注意が必要です。

別れた恋人の写真を「守るべきもの」として考えるのは注意が必要です。

自分の人生の1ページとして大切に残すのもいいですが、正解とは限りません。

すでに別れたなら、過去の出来事です。

写真を見るたびに未練が出てきます。

過去を引きずる原因になり、生きる力を妨げてしまうでしょう。

相手に失礼と思う必要はありません。

人生の記録として残すのもいいですが、現在の生き方を妨げるなら「守るべきもの」という認識を改めたほうがいいでしょう。

未練や執着を感じるなら、潔く処分するのも選択肢です。

自分が守っているものは、本当に価値の高いものなのか振り返ってみてください。

価値がないにもかかわらず「価値がある」「守るべきもの」と思い込んでいないか。

あらためて考えてみると、誤解や先入観に振り回されていたと気づくことがあります。

守るものがたくさんあるように感じても、きちんと考えてみると、意外と少ないかもしれません。

価値の判断が難しいなら、判断しやすくなる方法があります。

それがなくなった場面をイメージしてみてください。

それがなくなったとき、後悔するなら、守るべきものです。

後悔しないなら、守るべきものではありません。

心が元気になる言葉(17)
  • 自分が守っているものは、本当に価値の高いものなのか、きちんと見極める。
「ばかにされるだろうか」と思っていると、ばかにされる。
「ばかにされてもいい」と思っていると、ばかにされない。

心が元気になる30の言葉

  1. 元気は、自然と出るものではなく、積極的に出していくもの。
  2. しかめ面は、人も運も逃げていく。
    笑顔は、人も運も引き寄せる。
  3. 流れと勢いを作る人が、チャンスをつかむ。
  4. 意図しないインプットには、要注意。
  5. 心のテーマソングを持とう。
    その1曲が、窮地を救ってくれる。
  6. 本当に気が利く人は「何かお手伝いすることはありませんか」と聞かない。
  7. 疲れる本当の原因は、失敗ではなく、妄想。
  8. 失敗しても、自分らしい挑戦だったなら、喜んでいい。
  9. その仕事はまだ完了してない。
    完了に見える未完了。
  10. 体が弱くても、心が強ければ大丈夫。
    体が小さくても、心が大きければ大丈夫。
    体に限界はあっても、心には限界がない。
  11. 心が小さくてもいい。
    心が小さいなら、強くすればいい。
  12. 自分の伸びしろに気づくと、元気が出る。
  13. 怠け者でも、やればできる。
  14. 迷うのは、やりたい証拠。
  15. 気になるのは、興味関心がある証拠。
  16. 瞑想は、心の掃除。
  17. あなたが守っているものは、本当に価値があることなのか。
  18. 「ばかにされるだろうか」と思っていると、ばかにされる。
    「ばかにされてもいい」と思っていると、ばかにされない。
  19. 乱暴な言葉遣いは、どれだけ言っても伝わらない。
    丁寧な言葉遣いは、短い一言でもしっかり伝わる。
  20. 「かわいそうな自分が好き」と思ったら、すぐやめたほうがいい。
  21. 泣いても落ち込んでも、前を向こう。
    どんなことがあっても、必ず明日が来るから。
  22. 不幸でも絶望でもない。
    悲観的な言葉で、かっこつけているだけ。
  23. 意味のない仕事ではない。
    まだ意味を理解していないだけ。
  24. 知ったかぶりをすると、人生が陳腐になる。
    知ったかぶりをやめると、人生が面白くなる。
  25. 意欲が出てから仕事をするのではない。
    仕事をするから意欲が出る。
  26. 勘違いなら、笑いながら「勘違いでした」と言えばいいだけ。
    ダメなら、笑いながら「ダメでした」と言えばいいだけ。
  27. 手紙は、どれだけきれいな字を書くかではない。
    どれだけよい内容を書くか。
  28. 群れることを恐れるな。
    群れてもいいので、とにかく行動することが大切。
  29. 「一気に片付けよう」と思うと、なかなか行動できない。
    「まず1つ片付けよう」と思えば、簡単に行動できる。
  30. いらいらしても1日。
    わくわくしても1日。

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