執筆者:水口貴博

心が元気になる30の言葉

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本当に気が利く人は「何かお手伝いすることはありませんか」と聞かない。

本当に気が利く人は「何かお手伝いすることはありませんか」と聞かない。 | 心が元気になる30の言葉

「何かお手伝いすることはありませんか」

忙しいとき、そんな一言を言ってもらえると嬉しいですね。

忙しそうな人がいたとき、「何かお手伝いすることはありませんか」と声をかけることがあるでしょう。

気の利いた一言を言えば、気遣いや積極性をアピールできそうな気がします。

もちろん悪いことではありません。

積極的に手伝いを申し出ているのですから、むしろ素晴らしい気遣いです。

人間関係では、自発的な協力が大切です。

相手は「助かる」「ありがとう」と、親切な配慮を喜んでくれるでしょう。

「何かお手伝いすることはありませんか」というセリフは、気が利く人らしい一言のように思えます。

しかし、ここに誤解があります。

本当に気が利く人は「何かお手伝いすることはありませんか」と聞きません。

相手にわざわざ仕事を尋ねるのは、まだ本当に気が利いているとは言えません。

気遣いの1つではありますが、本当に気が利く人なら、もう一歩進んだ行動をします。

「○○をしておきますね」と言うやいなや、さっと手伝うのです。

わざわざ相手に質問しません。

相手の様子や状況から必要な仕事を察して、自発的に手伝うのです。

求めている仕事を先回りできれば、相手は驚き、感動するに違いありません。

ベストタイミングで、ベストな配慮をするその様子は、かっこよく写るでしょう。

正確に相手の心情を把握しなければいけないため、難しいことではありますが、だからこそ取り組む価値があります。

気遣いの達人になりましょう。

人には「観察力」「想像力」「思考力」という素晴らしい能力があります。

相手の様子を観察しながら、相手の立場を想像して、思考します。

すると「こうしてほしいのではないか」「こうすれば喜んでくれるだろう」という配慮が見えてくるでしょう。

相手が心で求めている行動を読み取って、先に取り組みましょう。

相手の喜ぶ笑顔を想像すると、楽しみながら取り組めます。

これこそ本当の意味で「気が利く」ということです。

心が元気になる言葉(6)
  • 「何かお手伝いすることはありませんか」と聞くより「○○をしておきますね」と言って、さっと手伝う。
疲れる本当の原因は、失敗ではなく、妄想。

心が元気になる30の言葉

  1. 元気は、自然と出るものではなく、積極的に出していくもの。
  2. しかめ面は、人も運も逃げていく。
    笑顔は、人も運も引き寄せる。
  3. 流れと勢いを作る人が、チャンスをつかむ。
  4. 意図しないインプットには、要注意。
  5. 心のテーマソングを持とう。
    その1曲が、窮地を救ってくれる。
  6. 本当に気が利く人は「何かお手伝いすることはありませんか」と聞かない。
  7. 疲れる本当の原因は、失敗ではなく、妄想。
  8. 失敗しても、自分らしい挑戦だったなら、喜んでいい。
  9. その仕事はまだ完了してない。
    完了に見える未完了。
  10. 体が弱くても、心が強ければ大丈夫。
    体が小さくても、心が大きければ大丈夫。
    体に限界はあっても、心には限界がない。
  11. 心が小さくてもいい。
    心が小さいなら、強くすればいい。
  12. 自分の伸びしろに気づくと、元気が出る。
  13. 怠け者でも、やればできる。
  14. 迷うのは、やりたい証拠。
  15. 気になるのは、興味関心がある証拠。
  16. 瞑想は、心の掃除。
  17. あなたが守っているものは、本当に価値があることなのか。
  18. 「ばかにされるだろうか」と思っていると、ばかにされる。
    「ばかにされてもいい」と思っていると、ばかにされない。
  19. 乱暴な言葉遣いは、どれだけ言っても伝わらない。
    丁寧な言葉遣いは、短い一言でもしっかり伝わる。
  20. 「かわいそうな自分が好き」と思ったら、すぐやめたほうがいい。
  21. 泣いても落ち込んでも、前を向こう。
    どんなことがあっても、必ず明日が来るから。
  22. 不幸でも絶望でもない。
    悲観的な言葉で、かっこつけているだけ。
  23. 意味のない仕事ではない。
    まだ意味を理解していないだけ。
  24. 知ったかぶりをすると、人生が陳腐になる。
    知ったかぶりをやめると、人生が面白くなる。
  25. 意欲が出てから仕事をするのではない。
    仕事をするから意欲が出る。
  26. 勘違いなら、笑いながら「勘違いでした」と言えばいいだけ。
    ダメなら、笑いながら「ダメでした」と言えばいいだけ。
  27. 手紙は、どれだけきれいな字を書くかではない。
    どれだけよい内容を書くか。
  28. 群れることを恐れるな。
    群れてもいいので、とにかく行動することが大切。
  29. 「一気に片付けよう」と思うと、なかなか行動できない。
    「まず1つ片付けよう」と思えば、簡単に行動できる。
  30. いらいらしても1日。
    わくわくしても1日。

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