公開日:2012年5月19日
執筆者:水口貴博

人間関係の悩みが軽くなる30の言葉

  • あらゆる人間関係は、
    共通点を探すゲーム。
人間関係の悩みが軽くなる30の言葉

あらゆる人間関係は、共通点を探すゲーム。

「間違い探し」をしたことがありますか。
2枚の絵から、わずかに異なる部分を探し出すゲームです。
違いを見つけるためには、かなりの集中力が必要です。

人間関係は、生卵を割るのと同じ。
力加減が大切。

生卵を割るのは、少し難しいです。
無理な力で割ろうとすると、殻が粉々になったり、殻の一部が身に混ざったりします。
逆に力が弱すぎると、殻にひびを入れられません。

相手を変えようとしない。
自分が変わればいい。

人間関係では「相手に変わってほしい」と思う場面があります。
・相手に変わった癖があってストレスを感じる
・相手の仕事が遅くていらいらさせられる

相手の気持ちに立つと、人間関係がスムーズになる。

商品を買うとき、値切ってもらうことがあります。
商品を少しでも安く手に入れられれば、いちばんです。
しかし、値切り交渉で失敗しやすいパターンがあります。

目を見るのが恥ずかしければ、目と目の間を見ればちょうどいい。

目を見て話すのが、恥ずかしいと思ったことはありませんか。
気持ちはわかります。
相手の目を見ようとしても、恥ずかしい気持ちが邪魔をして直視できないときがあります。

人の話を聞くのは、映画を見るのと同じ。
主人公になりきることが大切。

映画を楽しむコツは、シンプルです。
自分が主人公になりきることです。
映画の主人公と自分とは、立場も状況も違いますが、あえて考えません。

神様は、苦手な人に変身して、あなたの前に登場する。

誰にでも、苦手な人はいます。
「この人とはそりが合わない」という人は、1人や2人、身近にいることでしょう。
神様は、人間に変身するのが上手です。

人間関係は、神様へのお供えと同じ。
いちばんおいしいものを差し出すから、いちばん喜ばれる。

神様にお供え物をするときには、ルールがあります。
食べ物なら、何でもいいわけではありません。
余り物をお供えするのは、罰当たりです。

付き合いが長くなるにつれて、相手のことを見なくなっていませんか。

あなたには付き合いの長い人がいるでしょう。
いま一度、付き合いの長い人のことを思い出してください。
たとえば、親、友人、恋人です。

会話は、連想ゲームと考えるほうが、話題が浮かびやすくなる。

私が子どものころに「意味がよくわからない」と思った言葉があります。
「連想」です。
「連想」という言葉の意味をご存じですか。

人を助けるためにお金を使うことは、罪滅ぼしの1つ。

過去を振り返れば、誰にでも1つや2つ、過ちがあるものです。
終わったことを悔やんでも、仕方ありません。
過去に戻ることはできません。

取っつきにくい人は、端が折りたたまれていないセロハンテープ。

輪の形をしたセロハンテープを使うときに、苦労する瞬間があります。
端を見つけるときです。
端が折りたたまれていれば、すぐ見つけられますが、折りたたまれていないことがあります。

背中にごみがついている人を見かけたら、人助けのチャンス。

電車やバスで、知らない人の背中を見ると、目立つごみがついていることがあります。
背中ですから、本人は気づいていません。
周りから見ると、よく目立ちます。

人は、受け取った愛で評価されない。
与えた愛で評価される。

幸せな人生とは、愛をたくさん受け取ることでしょうか。
たしかに多くの人から愛されるほど、幸せな人生を送れると思うでしょう。
しかし、愛を受け取ることばかり考えると、逆に人間関係は悪くなります。

苦手をごまかさない。
はっきり伝えたほうが、お互いのためになる。

苦手かどうか問われたとき、返事に困ることがあります。
苦手な人、苦手な仕事、苦手な食べ物。
苦手か問われたとき、あなたならどう答えますか。

顔を叩かれたのではない。
気合を入れてもらったのだ。

スポーツ選手が試合前、顔を叩くシーンを見かけます。
自分で顔を叩くと、気合が入ります。
顔に強い衝撃が伝わると同時に、気合が入ってきます。

自分の話を誰も聞いてくれないのは嘘。
どんな話も、必ず自分が、聞いている。

「自分の話を誰も聞いてくれない」
おや、1人きりでお困りですか。
話をしたい話題があっても、聞いてもらう相手がいないのでは、寂しいですね。

少し離れてみれば、人間はみんな、同じだ。

いろいろな人がいる世の中です。
なかには自分とそりの合わない人もいて当然です。
頭のいい人や魅力的な人がいると、嫉妬心が炎炎と燃えてきます。

変わった性格の人と出会ったとき、どう思うか。

変わった性格の人に出会ったときは、どう思うかが問題です。
「変な人だな」
「気持ちが悪い」

人付き合いに疲れたときは、付き合う人数を減らしてみるといい。

人付き合いに疲れていますか。
人付き合いに疲れる状況は、さまざまです。
原因の1つとして、付き合う人が多すぎるのではないでしょうか。

口を手で隠しながら話をする癖で、人間関係の損をしていませんか。

セールスマンから、興味深い話を、こっそり聞いたことがあります。
セールスマンには、やってはいけない暗黙のルールがあるそうです。
口を隠しながら話をしないことです。

人の話を聞くだけで、人助け。

人助けをするには、何が必要でしょうか。
話術や心理的な知識も必要であるように思えます。
お金や力などが必要になることもあるでしょう。

1人に嫌われたくらいで、大げさに考えない。
世界には、まだ80億人以上もいる。

人から嫌われると、落ち込みます。
すべての人と仲良くできればいいのですが、仲良くなれない人もいます。
世の中にはいろいろな人がいますから、そりの合わない人もいて、当然です。

どんなに打ち解けた仲でも、礼儀だけは忘れない。

古くから付き合っている友人はいますか。
付き合いが長いため、お互いのことをよく知り、仲が良いことでしょう。
ところで長く付き合っている友人に対して、どんな態度を取っていますか。

助けを求めるときは、本当の人間関係を確かめるチャンス。

ある日、自分に何らかのトラブルが降りかかることがあります。
病気であったり、事故であったりします。
困ったときには、やはり身近な人に助けを求めるでしょう。

友人に裏切られたとわかっただけで、御の字だ。

友人から裏切られたことはありますか。
仲が良かったと思っていたのに、仲が良かったふりだけされ、実は陰で笑っていることを知ります。
うわべだけいい人を演じているのです。

どうしてもけんかをしたいときの絶対条件。

けんかは、いけません。
言い争いや殴り合いをしても、お互いが余計に傷つくだけです。
戦争をして平和になった国がないように、けんかをしても、物事が平和的に解決することはありません。

人生で最も難しい人間関係は、親子関係。

人生で最も難しい人間関係は、意外にも、最も身近なところにあります。
親子関係です。
最も身近だから簡単であるように思えますが、実は逆です。

離れていく人を無理に引き止めない。

あなたのもとから離れていく人がいます。
「もうダメです。一緒にはいられません。さようなら」
相手は別の道に歩みたいと申し出ました。

人間関係は水泳と同じ。
本だけでは学べないこともある。

人間関係を良くするために、本を読むだけでは、不十分です。
もちろん本から学ぶことも大切です。
人との接し方や考え方を知ることで、人間関係が向上したり改善したりするきっかけになるでしょう。

全文

プロローグ
1

あらゆる人間関係は、共通点を探すゲーム。

あらゆる人間関係は、共通点を探すゲーム。 | 人間関係の悩みが軽くなる30の言葉

「間違い探し」をしたことがありますか。

2枚の絵から、わずかに異なる部分を探し出すゲームです。

違いを見つけるためには、かなりの集中力が必要です。

細かい部分までよく見ることが必要です。

しかし、諦めずに探し続ければ、必ず間違いがあります。

人生も、ゲームです。

ただし、間違い探しとは、ルールが逆です。

人生の場合は、共通点を探すゲームです。

人と出会えば、ゲームスタートです。

自分と共通するところを探しましょう。

ほとんどすべてが異なりますが、集中して探せば、必ず同じ部分があります。

「自分と同じところはないかな」と、強く意識しましょう。

細かい部分まで目を向ければ、いくつか共通点が見つかります。

共通点を見つければ、ご褒美がもらえます。

「相手と仲良くなれる」というご褒美です。

きちんと努力が報われるのは、素晴らしいですね。

さあ、ゲームを楽しみましょう。

あらゆる人間関係は、共通点を探すゲームなのです。

人間関係の悩みが軽くなる言葉(1)
  • 人間関係は、共通点を探すゲームだと、考える。
2

人間関係は、生卵を割るのと同じ。力加減が大切。

人間関係は、生卵を割るのと同じ。力加減が大切。 | 人間関係の悩みが軽くなる30の言葉

生卵を割るのは、少し難しいです。

無理な力で割ろうとすると、殻が粉々になったり、殻の一部が身に混ざったりします。

逆に力が弱すぎると、殻にひびを入れられません。

生卵の力加減は、本を読んで身につけられるものではありません。

実践を通して、力加減を学んでいきます。

人間関係も、生卵を割るのと同じです。

力加減が大切です。

無理な力を加えると、相手のプライベートまで入りすぎてしまい、気分を害します。

逆に、力が弱すぎれば、相手と仲良くなることができません。

強すぎず、弱すぎず、適度なインパクトが必要です。

これは、感覚です。

言葉で伝えられるものではありません。

実際に人間関係に接しながら、感覚と体で覚えます。

人間関係は、生卵を割っているのだと考えましょう。

ほら、少し軽い気持ちになりましたね。

最初は難しいですが、慣れてくれば、自然とできるようになります。

「このくらいがちょうどいい」という力加減が、わかるようになります。

人間関係の悩みが軽くなる言葉(2)
  • 生卵を割るイメージで、人間関係も、楽しむ。
3

相手を変えようとしない。自分が変わればいい。

相手を変えようとしない。自分が変わればいい。 | 人間関係の悩みが軽くなる30の言葉

人間関係では「相手に変わってほしい」と思う場面があります。

  • 相手に変わった癖があってストレスを感じる
  • 相手の仕事が遅くていらいらさせられる

相手に気に入らないところがあれば「相手に変わってほしい!」と思います。

「あの人には変わってほしい」

「あの人には、変なところがあるから直してほしい」

「あの人さえ変わってくれればよくなるのに」

もちろん明らかな迷惑行為であれば、注意してやめてもらう必要もあるでしょう。

法や規則に反することなら、きちんと守ってもらう必要があって当然です。

しかし、法や規則に反していないことなら、相手を変えるのは無理があります。

人の癖や性格まで変えるのはなかなか難しい。

変わってほしいとお願いしても、思うようにいかないでしょう。

相手を変えるのは、価値観やアイデンティティーに関わるため、なかなかうまくいかないのが現実です。

エネルギーを消耗してしまい、余計に疲れてしまうでしょう。

相手を否定することになりかねません。

無理やり相手を変えようとすると、余計な反発が生まれ、かえって物事がややこしくなることが少なくありません。

相手を変えようとするのではなく、自分が変わる

相手を変えようとするのではありません。

自分が変わるのです。

自分が変わるなら、時間はかかりません。

自分次第なので、すぐ取り組めます。

「なぜ自分が変わらないといけないのか」と納得いかない気持ちもあるかもしれませんが、意地を張っていても仕方ありません。

大きな心と素直な気持ちで取り組んでみてください。

たとえば、相手に変わった癖があるなら「悪い」と考えるのではなく「個性」と考えてみます。

個性という見方をすれば、魅力の1つに見えてきます。

個性と思えば、納得感が出てきて、いらいらする気持ちも小さくなるでしょう。

心の持ちようで感じ方が変われば、それだけで問題が解決しやすくなります。

また、自分の行動を変えることで、物事がスムーズになることもあるでしょう。

たとえば、相手の仕事が遅くて困っているなら、待ち時間に別の仕事をすればいい。

待ち時間を有効に活用すれば、相手が遅くても気にならず、お互いにとって良好な状態になります。

相手を変えるのは大変ですが、自分が変わるなら簡単です。

自分が変わるなら、すべて自分しだいです。

自分が変わることは、自分の成長にもつながります。

相手を変えるのではなく、自分が変わってください。

人間関係の問題の大半は、自分が変わればあっさり解決します。

人間関係の悩みが軽くなる言葉(3)
  • 相手を変えるのではなく、自分が変わる。
4

相手の気持ちに立つと、人間関係がスムーズになる。

相手の気持ちに立つと、人間関係がスムーズになる。 | 人間関係の悩みが軽くなる30の言葉

商品を買うとき、値切ってもらうことがあります。

商品を少しでも安く手に入れられれば、いちばんです。

しかし、値切り交渉で失敗しやすいパターンがあります。

いきなり値切ろうとする姿勢を見せるときです。

店員に話しかけるやいなや「もっと安くなりませんか」と値切り交渉を持ち出しても、なかなかうまくいきません。

店員も、人間です。

いきなり「値切ってくれ」と言われれば、むっとすることもあるでしょう。

利益のこともありますから、なかなか応じてもらえないこともあります。

値切るときは、工夫があります。

相手の立場に立つことから始めるのが、ポイントです。

店員のそばに寄って、次のように話しかけましょう。

「立ち仕事は大変ですね。お疲れになっていませんか。いつも何時間くらい立っているのですか」

店員は「仕事ですから大丈夫です」と言いながらも、にやりとした笑みを浮かべることでしょう。

本心では、自分の立場をわかってもらえたことに、嬉しくなっています。

嬉しくなると、気が緩みます。

このときがチャンスです。

お客さんから同情されて気が緩んだところで、商品に話を移して、値切ってみましょう。

お客さんへの好感があるため、話を丁寧に聞いてあげようと思います。

いつもより、値切り交渉がスムーズに進みやすくなるのです。

人間関係の悩みが軽くなる言葉(4)
  • 相手の立場に立ってから、本題を話し始める。
5

目を見るのが恥ずかしければ、目と目の間を見ればちょうどいい。

目を見るのが恥ずかしければ、目と目の間を見ればちょうどいい。 | 人間関係の悩みが軽くなる30の言葉

目を見て話すのが、恥ずかしいと思ったことはありませんか。

気持ちはわかります。

相手の目を見ようとしても、恥ずかしい気持ちが邪魔をして直視できないときがあります。

特に気になる異性や怖い先生の前では緊張があって難しいのではないでしょうか。

恥ずかしさや緊張が邪魔をして、うつむいてしまいますね。

目は言葉以上に強い印象を与える部分ですから、視線を合わせるのは大切です。

そういうとき、目を見なくても、直視をしている雰囲気を出す方法があります。

相手の目と目の間を見ましょう。

目を見るのではなく、あくまで目と目の中間部分です。

ここは「鼻根びこん部」と呼ばれます。

顔の中心の鼻筋あたりをぼんやり眺めるようなイメージです。

目を直視するわけではありませんから、心理的に恥ずかしい気持ちが軽くなります。

目を直視していませんが、相手からは目をまっすぐ見られているように感じます。

恥ずかしがり屋にうってつけの方法なのです。

人間関係の悩みが軽くなる言葉(5)
  • 目を見て話すのが恥ずかしいときは、鼻根部(目と目の間)を見るようにする。
6

人の話を聞くのは、映画を見るのと同じ。主人公になりきることが大切。

人の話を聞くのは、映画を見るのと同じ。主人公になりきることが大切。 | 人間関係の悩みが軽くなる30の言葉

映画を楽しむコツは、シンプルです。

自分が主人公になりきることです。

映画の主人公と自分とは、立場も状況も違いますが、あえて考えません。

考えていると、どんな映画も楽しめません。

現実の自分のことは忘れて、映画の主人公に集中します。

だから、映画館は、暗いのです。

現実を忘れさせ、映画の世界に集中させるためです。

主人公になりきれば、喜怒哀楽が自分のことのように感じられるため、ますます映画が楽しめます。

さて、このポイントは、会話でも同じです。

人の話を聞くのは、映画を見るのと、似ています。

相手の話を聞きながら、相手の立場を想像してみましょう。

もちろん相手と自分とは、立場も状況も違いますが、深く考えないようにします。

相手の話を聞くとは、相手になりきることです。

「自分なら、どう行動するかな。どう感じるかな。どう思うかな」と、想像しましょう。

できるだけ光景、色、音なども、はっきりさせればベターです。

相手の立場になりきるほど、相手の気持ちを理解できます。

共感しながら話が聞けるようになり、深いコミュニケーションが楽しめるようになるのです。

人間関係の悩みが軽くなる言葉(6)
  • 相手の立場になったつもりで、話を聞く。
7

神様は、苦手な人に変身して、あなたの前に登場する。

神様は、苦手な人に変身して、あなたの前に登場する。 | 人間関係の悩みが軽くなる30の言葉

誰にでも、苦手な人はいます。

「この人とはそりが合わない」という人は、1人や2人、身近にいることでしょう。

神様は、人間に変身するのが上手です。

ただし、いい人より、苦手な人に変身することが多いです。

苦手な人に変身したほうが、課題を与えて、成長を促しやすいからです。

普通は、苦手な人のことを、神様とは考えません。

人間に変身した神様も「まさか自分が神様とはわからないだろう」と、くすくす笑っています。

神様らしい、知恵です。

そこであなたの出番です。

身近に苦手な人がいても「人に変身した神様」と考えて、対応しましょう。

苦手な人からの干渉は、神様からの課題です。

実のない話は、適当な相槌あいづちで対応しましょう。

不愉快な発言や偉そうな態度は、無視しましょう。

対応できるところは対応し、逃げられるところは逃げればいいのです。

苦手な人のことを「神様」と考えることで、態度が前向きになります。

神様からの干渉なら、少々つらいことがあっても、ストレスに強くなるでしょう。

結果として、自分の社交性や社会性が、向上します。

そのとき、苦手な人が、本物の神様へと変わるのです。

人間関係の悩みが軽くなる言葉(7)
  • 苦手な人は、人に変身した神様だと考える。
8

人間関係は、神様へのお供えと同じ。いちばんおいしいものを差し出すから、いちばん喜ばれる。

人間関係は、神様へのお供えと同じ。いちばんおいしいものを差し出すから、いちばん喜ばれる。 | 人間関係の悩みが軽くなる30の言葉

神様にお供え物をするときには、ルールがあります。

食べ物なら、何でもいいわけではありません。

余り物をお供えするのは、罰当たりです。

神様は、在庫処分ではありません。

お供えするときのルールとは、いちばんおいしい部分を差し出すことです。

その年に取れた作物の最もおいしい部分を差し出します。

いちばんおいしいところを神様に食べてもらうから、喜んでもらい、翌年の豊作につなげてもらえます。

これがいちばんの豊作祈願です。

人間関係も、神様へのお供えと同じです。

余り物をあげるのではありません。

「いらないからあげる」という姿勢は、在庫処分と同じです。

「余り物だからあげるよ」と言われたとき、きっと相手は傷ついているでしょう。

「私は在庫処分じゃないよ」と思っています。

気づかないうちに、人間関係の運が、下がります。

友人へのプレゼントは、神様にお供え物をするつもりになりましょう。

自分にとっていちばんいいものを、贈るのです。

「それでは自分が損をする」と思いますが、損ではありません。

いちばんおいしいところを差し出すことで、相手にいちばん喜んでもらえます。

相手に喜んでもらえ、人間関係が良くなるのですから、最高ではありませんか。

相手に喜んでもらえることが、いちばんの得です。

必ず、人間関係が良くなります。

人間関係の悩みが軽くなる言葉(8)
  • いちばんおいしいところを、差し出す。
9

付き合いが長くなるにつれて、相手のことを見なくなっていませんか。

付き合いが長くなるにつれて、相手のことを見なくなっていませんか。 | 人間関係の悩みが軽くなる30の言葉

あなたには付き合いの長い人がいるでしょう。

いま一度、付き合いの長い人のことを思い出してください。

たとえば、親、友人、恋人です。

その人のことを細かく思い出してみましょう。

どんな顔でしょうか。

どんな声でしょうか。

どんな話し方をしているでしょうか。

どんな性格でしょうか。

どんな振る舞いをしているでしょうか。

普段どんな服装をしているでしょうか。

どんな考え方で生きているでしょうか。

外見でも内面でもいいので、相手のことを注意深く思い出してください。

顔にほくろがあっても、正確な位置となると、なかなか思い出せないものです。

付き合いが長くなればなるほど、相手のことを見なくなるもの

「そういえばこんな顔だったね」

「そういえばこんな声だったね」

「そういえばこんな性格だったね」

知っているにもかかわらず、はっと驚くことがあるでしょう。

相手を見ているようで、実際は意外と見ていないものです。

いいえ、厳密に言えば、最初は見ていましたが、だんだん見なくなりました。

付き合いが長くなるにつれて、相手のことを見なくなるもの。

自分でも知らないうちに「見ているつもり」が増えます。

「私は相手のことを知っている」という考えが強くなって、注意深く見ることを怠ってしまいます。

じっくり見ることが減って、ちらっと一瞬だけ見ることが多くなります。

「見ているつもり」が増えると、誤解が増えます。

誤解が増えると、思わぬトラブルの元になるのです。

気づくことも前進になる

気づくだけでもかまいません。

「そういえば最近、相手のことをきちんと見ていないな」と。

気づくことも前進です。

相手のことを思い出すことで、存在価値を再確認できるでしょう。

細かく丁寧に大切な人のことを思い出せば、見る目が変わります。

すでに十分知っているはずの人ですが、不思議と新鮮な気持ちになるでしょう。

感謝と尊敬の念が生まれ、関係が深まるきっかけになります。

たまには丁寧に大切な人のことを思い出そう

たまには時間をつくって、丁寧に大切な人のことを思い出してください。

マッサージタイムでもかまいません。

バスタイムに湯船でのんびりしているときでもかまいません。

日記を書きながら思い出すのもおすすめです。

はっとした気づきが得られるに違いありません。

きちんと相手を見ることで、これからも末永い付き合いができるのです。

人間関係の悩みが軽くなる言葉(9)
  • たまには付き合いの長い人のことを細かく思い出す。
10

会話は、連想ゲームと考えるほうが、話題が浮かびやすくなる。

会話は、連想ゲームと考えるほうが、話題が浮かびやすくなる。 | 人間関係の悩みが軽くなる30の言葉

私が子どものころに「意味がよくわからない」と思った言葉があります。

「連想」です。

「連想」という言葉の意味をご存じですか。

連想とは、1つの事柄につられて、関連したことを思い出すことを言います。

たとえば「山」と言えば「森」「坂道」「緑」などを浮かべることです。

「海」と言えば「魚」「青い」「冷たい」などを浮かべることです。

関連することを、次々と思い浮かべることを「連想」と言います。

堅苦しくて、聞き慣れない言葉と思いますが、私たちのとても身近なところに、連想があります。

会話なのです。

会話は「連想ゲーム」です。

1つのことを話して、関連していることを思い浮かべて、次々と話を続けます。

私たちは毎日、連想に接しています。

「会話が続かない」という人は「会話の流れは完全に続けるもの」と思っています。

もちろん会話の流れは完全に続いていたほうが、スムーズに会話は進むでしょう。

しかし、完全に流れがつながる必要はありません。

「関連している」という程度で、いいのです。

関連していることなら、思い浮かぶことも増えるはずです。

「山」と言えば「森」「坂道」「緑」などを浮かべるイメージです。

「そういえば」「ふと思ったんだけど」という言葉を、たくさん使いましょう。

会話は連想ゲームですから、そのくらいの幅はあって、大丈夫です。

人間関係の悩みが軽くなる言葉(10)
  • 会話は、連想ゲームだと考える。
11

人を助けるためにお金を使うことは、罪滅ぼしの1つ。

人を助けるためにお金を使うことは、罪滅ぼしの1つ。 | 人間関係の悩みが軽くなる30の言葉

過去を振り返れば、誰にでも1つや2つ、過ちがあるものです。

終わったことを悔やんでも、仕方ありません。

過去に戻ることはできません。

過去に犯した罪があれば、罪滅ぼしです。

では、どう罪滅ぼしをするかです。

難しいことではありません。

「罪滅ぼし」という意味を、辞書で引いてみましょう。

「良い行いをして、過去の罪を償い、滅ぼすこと」とあります。

では、どういう善行を誰に行うのかというと、困っている人です。

困っている人を助けることが、善行です。

自分ができる範囲でかまいません。

困っている人にお金を使い、少しでも力になりましょう。

困っている人を助けるのは、大変です。

大変ですが、過去の自分の過ちを償う気持ちがあれば、踏ん張れるはずです。

大変だから、意味があります。

罪滅ぼしは、明るく前向きにすることです。

闇を闇で消すことはできません。

闇を消すことができるのは、光です。

明るい行いによって、暗い過去を消し去ることができます。

罪滅ぼしをしようとする人は、素晴らしい。

自分の生活を振り返り、困っている人を助けましょう。

困っている人もお金も、喜ぶのです。

人間関係の悩みが軽くなる言葉(11)
  • 困っている人を助けるために、お金を使う。
12

取っつきにくい人は、端が折りたたまれていないセロハンテープ。

取っつきにくい人は、端が折りたたまれていないセロハンテープ。 | 人間関係の悩みが軽くなる30の言葉

輪の形をしたセロハンテープを使うときに、苦労する瞬間があります。

端を見つけるときです。

端が折りたたまれていれば、すぐ見つけられますが、折りたたまれていないことがあります。

どこが端なのかわからなくて、もどかしくなったこともあるでしょう。

セロハンテープの表面をよく見ると、小さな溝が見えて、端の部分がわかります。

人間関係も、同じです。

取っつきにくい人がいても、諦めるのではありません。

端が折りたたまれていないセロハンテープと、同じです。

端がどこにあるのかわかりにくいため、取っつきにくく感じるだけです。

集中してよく見れば、必ずどこかに、端があります。

趣味、好み、ファッションなどを、それらしい目星をつけてアタックすれば、必ず見つかります。

端さえわかれば、一気に、がれます。

セロハンテープの端を探すつもりで、会話のきっかけを探しましょう。

人間関係の悩みが軽くなる言葉(12)
  • 取っつきにくい人は、端が折りたたまれていないセロハンテープだと考える。
13

背中にごみがついている人を見かけたら、人助けのチャンス。

背中にごみがついている人を見かけたら、人助けのチャンス。 | 人間関係の悩みが軽くなる30の言葉

電車やバスで、知らない人の背中を見ると、目立つごみがついていることがあります。

背中ですから、本人は気づいていません。

周りから見ると、よく目立ちます。

話しかけるべきか、ためらった経験はありませんか。

「教えてあげようか」と思う一方で「いきなり話しかけると、変な人かと思われるかな」という不安もあります。

話しかけるのが面倒だと思うこともあるでしょう。

しかし、ためらう必要はありません。

堂々と「背中にごみがついていますよ」と、教えてあげましょう。

手間や時間がかかるわけでもありません。

人助けです。

背中にごみがついたままでは、ほかの場所でも、恥をさらすことになるでしょう。

早めに知らせてあげれば、本人も助かります。

「背中のごみ」と思いますが、とんでもありません。

ささいなことでも、立派な人助けです。

「ありがとうございます」と言われ、感謝されるに違いありません。

人助けができると、相手に喜ばれます。

なにより自分が気持ちいいものです。

出会いのきっかけになり、仲良くなるかもしれません。

人助けができるチャンスは、目の前にあります。

背中にごみがついている人を見かけたら、人助けのチャンスなのです。

人間関係の悩みが軽くなる言葉(13)
  • 知らない人の背中にごみがついていたら、教えてあげる。
14

人は、受け取った愛で評価されない。与えた愛で評価される。

人は、受け取った愛で評価されない。与えた愛で評価される。 | 人間関係の悩みが軽くなる30の言葉

幸せな人生とは、愛をたくさん受け取ることでしょうか。

たしかに多くの人から愛されるほど、幸せな人生を送れると思うでしょう。

しかし、愛を受け取ることばかり考えると、逆に人間関係は悪くなります。

人を見るとき、価値を定めるような目つきや態度になるからです。

自分を愛してくれる人には優しく接しますが、愛してくれない人には冷たく接します。

愛をもらう前提になると「愛が欲しい」と口に出して言わなくても、そういう雰囲気が出ます。

自然と周りに伝わり、嫌われてしまうのです。

自分がもらえる愛の量を心配すればするほど、人生は苦しくなります。

本当は、逆です。

愛をもらえない心配より、愛を与える努力です。

愛は、異性を恋い慕うだけではありません。

性別や年齢を問わず、日常で接する身近な人を、喜ばせたり、楽しませたり、助けたりすることです。

人が評価されるのは、受け取った愛の量ではありません。

与えた愛の量で評価されます。

人徳は、無償の愛をいかに与えたかで、決まります。

愛を受け取るのではなく、与えることを考えましょう。

無償の愛を与えるほど、人生は素晴らしくなります。

愛は、与えても、減るものではありません。

与えるほど、増えるものです。

愛を与えるほど、人から感謝され、多くの愛を受け取ることになるのです。

人間関係の悩みが軽くなる言葉(14)
  • 愛をもらえない心配より、愛を与える努力をする。
15

苦手をごまかさない。はっきり伝えたほうが、お互いのためになる。

苦手をごまかさない。はっきり伝えたほうが、お互いのためになる。 | 人間関係の悩みが軽くなる30の言葉

苦手かどうか問われたとき、返事に困ることがあります。

苦手な人、苦手な仕事、苦手な食べ物。

苦手か問われたとき、あなたならどう答えますか。

「ちょっと今は都合が悪くて……」

「本当は食べたいけど、今は体調が悪くて……」

「別の用事で急いでいて……」

イエスともノーとも言いません。

本当は自分に合わなくても、はっきり「苦手」と言うと、否定的に聞こえます。

相手の気分を害したりチャンスを失ったりしそうな心配があります。

言い方によっては、とげとげしく聞こえ、批判として受け止められる可能性もゼロではないでしょう。

余計なトラブルを避けるため、わざとあやふやな答え方をして、返事をごまかすことがあるのではないでしょうか。

しかし、苦手であるにもかかわらず、あやふやな言い方でごまかすのは良くありません。

あやふやな言い方をすると、きちんと相手に伝わりません。

「そうか。都合があるなら仕方ないね。それなら別の機会をつくろう。きっと喜んでくれるだろう」

そのときは苦手を回避できても、はっきり答えなかったせいで、再び機会が巡ってくるかもしれません。

あやふやな答え方をすると、話がややこしくなります。

あやふや答え方をすると、相手は「嫌い」を「好き」と勘違いする可能性もあります。

回避のつもりが、別のリスクを生んでしまうと、ますます厄介です。

トラブルを避けるつもりで、あやふやな答え方をすると、かえってトラブルを増やしてしまいます。

好き嫌いは、正直に伝えるのが正解

好き嫌いがあるなら、正直に伝えましょう。

「苦手なものは苦手」とはっきり伝えましょう。

好き嫌いは、正直に伝えるのが正解です。

正直に答えるのは、自分のためでもあり、相手のためでもあります。

少し言葉がとげとげしくなるかもしれませんが、それでも伝えたほうがいい。

正直に伝えると、言葉の意味がそのままストレートに伝わります。

誤解がありません。

苦手ははっきり伝えるのが、いちばんスムーズです。

勇気を出して答えることで、面倒なことが減る

正直に苦手と答えることを、批判のように感じているなら、誤解です。

あくまで「分の好き嫌いを伝えるだけのこと。

正直に自分の好き嫌いを答えるのは、批判でも否定でもありません。

苦手なものは、正直に勇気を出して「苦手」と伝えましょう。

勇気を出して答えることで、面倒なことが減ります。

上手にクッション言葉を使えば、聞きやすくなる

ストレートな言い方に抵抗があるなら「クッション言葉」を使いましょう。

クッション言葉とは、断ったり反対意見を唱えたりするとき、言葉の前に添える言葉のことをいいます。

「申し訳ないのですが」

「言いにくいことなのだけど」

「気を悪くされたらごめんなさい」

クッション言葉を使えば、断ったり反対意見を唱えたりしても、悪い気はしません。

好き嫌いがあるのは、誰にでもあること。

「そうですか。苦手なものは仕方ないですよね」

クッション言葉を使って伝えると丁寧な言い方になるので、相手も理解を示してくれるでしょう。

人間関係の悩みが軽くなる言葉(15)
  • 苦手なものは、あやふやな言い方をせず、はっきり苦手と伝える。
16

顔を叩かれたのではない。気合を入れてもらったのだ。

顔を叩かれたのではない。気合を入れてもらったのだ。 | 人間関係の悩みが軽くなる30の言葉

スポーツ選手が試合前、顔を叩くシーンを見かけます。

自分で顔を叩くと、気合が入ります。

顔に強い衝撃が伝わると同時に、気合が入ってきます。

しかし、他人から顔を叩かれると、印象が一転します。

他人に顔を叩かれると、むかっとします。

腹が立ち、けんかに発展することもあるでしょう。

「顔を叩かれた。むかつく」と思い、けんかすれば、それまでです。

けんかをして、人間関係に大きなひびが入ります。

実は、誤解しています。

他人から、無意味に顔を叩かれたのではありません。

本当は、気合を入れてもらったのです。

他人から顔を叩かれる状況を、考えてみましょう。

叩かれるくらいですから、よほど相手に、失礼なことをしたのでしょう。

自分の発言や行動を振り返れば、反省点が見つかるはずです。

相手から顔を叩かれたときも「大切なことに気づいてほしい」という気合を入れてもらっています。

愛のむちです。

愛のむちには、愛があります。

むかむかした気持ちを抑えられるのが、大人です。

「気合を入れてもらった」と考えると、ありがたく感じます。

痛みの裏にある愛情に気づくことで、成長ができるのです。

人間関係の悩みが軽くなる言葉(16)
  • 相手から顔を叩かれたときは「気合を入れてもらったのだ」と考える。
17

自分の話を誰も聞いてくれないのは嘘。どんな話も、必ず自分が、聞いている。

自分の話を誰も聞いてくれないのは嘘。どんな話も、必ず自分が、聞いている。 | 人間関係の悩みが軽くなる30の言葉

「自分の話を誰も聞いてくれない」

おや、1人きりでお困りですか。

話をしたい話題があっても、聞いてもらう相手がいないのでは、寂しいですね。

話す相手がいないと、気持ちの共有ができません。

しかし、あらためて考えると、完全に誰にも聞いてもらえない状況はあり得ません。

どんな話も、必ず自分が、聞いているからです。

ささいに思ったことですら、自分が真面目に聞いています。

たくさん思ったり考えたりするのは、たくさん自分に語りかけることです。

頭の中で、言葉を発信して、そのまま自分が受け止めます。

1人でいろいろ考えるのも、なかなか粋ではありませんか。

ここが大切です。

本来、私たちがいちばん仲良くなるべき人物は、友人ではありません。

自分なのです。

友人とたくさん会話するにつれて仲良くなるように、1人になって考えるにつれて、自分と仲良くなれます。

1人になるのを、怖がらないことです。

たくさん自分に語りかけて、自分と仲良くなりましょう。

友人と仲良くなる前に、まず自分と仲良くなることが大切です。

自分と大の仲良しになるから、友人とも、うまくやっていけるようになるのです。

人間関係の悩みが軽くなる言葉(17)
  • 自分に話しかけるつもりで、考える。
18

少し離れてみれば、人間はみんな、同じだ。

少し離れてみれば、人間はみんな、同じだ。 | 人間関係の悩みが軽くなる30の言葉

いろいろな人がいる世の中です。

なかには自分とそりの合わない人もいて当然です。

頭のいい人や魅力的な人がいると、嫉妬心が炎炎と燃えてきます。

体格のいい人や怖い人とわかると、少し近づきにくくなります。

人間関係に疲れていませんか。

人間関係に疲れたときは、離れたところから人を見てみましょう。

たとえば、高層ビルの上から、人を見てみます。

高い場所から人を眺めると、どの人も、同じように見えてきます。

髪型や表情など、ほとんどわかりません。

近くで見るから大げさに見えますが、遠くから見れば、誰もが同じです。

みんな、点です。

小さな点です。

点が、少し動いているだけです。

さまざまな人がいると思いますが、遠くから離れてみると、みんな似たり寄ったりです。

人の差は、ほとんどないことがわかります。

身近な人と接しながらも、遠くから見ている目が必要です。

遠くから見ている目があると、神様のような考え方になれるのです。

人間関係の悩みが軽くなる言葉(18)
  • 人間関係に疲れたときは、高層ビルの上から人を見る。
19

変わった性格の人と出会ったとき、どう思うか。

変わった性格の人と出会ったとき、どう思うか。 | 人間関係の悩みが軽くなる30の言葉

変わった性格の人に出会ったときは、どう思うかが問題です。

「変な人だな」

「気持ちが悪い」

「頭がおかしい人なのかな」

そう思うと、相手に抵抗感が出て、嫌悪感に鳥肌が立つだけでしょう。

やみくもに「離れろ」「嫌い」「気持ち悪い」などと言って突き放すと、貴重な出会いが失われます。

異物のような扱いは、相手に失礼です。

危害を加えてくるなら別ですが、普通に変わった性格なら怖がる必要はありません。

少し考え方をアレンジして、こんなふうに考えてみましょう。

「変わった性格」は「可能性を秘めた性格」と言い換えてみるのです。

少し表現を変えるだけで、輝いた印象に変わります。

変わった性格だと思うのは、自分にはない理解や価値観を持っています。

相手の性格が変わっているのではなく、自分が性格が平凡すぎて、つまらないだけかもしれません。

変わっている性格の中にも、あなたの励みや手本になる部分もあるはずです。

相手を突き放すのではなく、受け入れましょう。

変わった性格の人と出会ったときは、自分の器や世界観を広げるチャンスです。

逃げるのではなく、もっと近づいてみることです。

「こういう人もいるのか」と思えば、相手を受け入れやすくなるでしょう。

相手を尊重する考え方を持てば、抵抗を感じた出会いに、貴重な価値を見いだせます。

人間関係の悩みが軽くなる言葉(19)
  • 変わった性格の人に出会ったときは、可能性を秘めた性格と思って接する。
20

人付き合いに疲れたときは、付き合う人数を減らしてみるといい。

人付き合いに疲れたときは、付き合う人数を減らしてみるといい。 | 人間関係の悩みが軽くなる30の言葉

人付き合いに疲れていますか。

人付き合いに疲れる状況は、さまざまです。

原因の1つとして、付き合う人が多すぎるのではないでしょうか。

たくさんの友人ができるのは素晴らしいですが、多ければいいというわけではありません。

人付き合いが多すぎると、疲れやすくなることがあります。

付き合っている人すべてと縁を切ればいいのではないかと思いますが、おすすめしません。

人間、1人では生きていけないからです。

1人で孤立してしまい、考えや気持ちをわかち合える人がいなくなります。

どんな状況でも、最低限の人とのつながりは、必要です。

では、どうするのかというと、人間関係をすべて切るのではなく、減らしてみましょう。

苦手な人とは、距離を置きます。

本当に大切な人間関係だけ、付き合いを絞ってみましょう。

付き合う人の数が減るだけで、人付き合いへの負担が、軽くなります。

付き合う人間が限られていますから、体力、時間、お金など、有効に生かすことができるようになります。

付き合う人数は減りますが、人間関係の質は向上します。

人間関係で大切なのは、量より質です。

本当に大切な人に絞り、関係を深めることが、人生を深めることにもなるのです。

人間関係の悩みが軽くなる言葉(20)
  • 人間関係に疲れたときは、付き合う人数を少し減らしてみる。
21

口を手で隠しながら話をする癖で、人間関係の損をしていませんか。

口を手で隠しながら話をする癖で、人間関係の損をしていませんか。 | 人間関係の悩みが軽くなる30の言葉

セールスマンから、興味深い話を、こっそり聞いたことがあります。

セールスマンには、やってはいけない暗黙のルールがあるそうです。

口を隠しながら話をしないことです。

話すときはもちろん、笑うときも、口を隠さないように心がけるとのことです。

男性でも女性でも同じです。

理由は「隠し事をしているのではないか」と誤解されないためです。

口を隠しながら、話したり笑ったりしていると「何かやましいことがあるのではないか」と誤解する人がいます。

「何か隠し事があるのではないか」「後ろめたいことがあるのかな」と感じる人も、いるかもしれません。

もちろんすべての人がそう感じるとは限りませんが、そう感じる人がいるのもたしかです。

ささいな癖ですが、思い当たるふしがあるのではないでしょうか。

口を手で隠しながら話をする癖があると、人間関係の損をする可能性があります。

食事中、口元を見せないように、口元を手で覆うのはわかりますが、普段は覆う必要はありません。

歯は、隠すものではなく、見せるものです。

白い歯が、偽りのない、すがすがしい印象を与えます。

話すときも笑うときも、堂々と歯を見せるようにしましょう。

人間関係の悩みが軽くなる言葉(21)
  • 手で口を隠す癖は、やめる。
22

人の話を聞くだけで、人助け。

人の話を聞くだけで、人助け。 | 人間関係の悩みが軽くなる30の言葉

人助けをするには、何が必要でしょうか。

話術や心理的な知識も必要であるように思えます。

お金や力などが必要になることもあるでしょう。

たしかに知識、技術、お金などがあるほど、より困っている人を救うことができるでしょう。

助けるための手段がたくさんしかし、カウンセラーや専門家など、特別な権威の人がするものだと思うなら、誤解です。

人助けに対して、大げさに考えすぎています。

本来、人助けは、もっと簡単で身近にできるものです。

人助けをするためには、何が必要だと思いますか。

何も必要ありません。

人の話を聞くだけでいいのです。

誰でも、1つや2つ、聞いてもらいたい話があるものです。

将来の夢もあるでしょうし、愚痴や不安もあるでしょう。

どんな話でもいいのです。

自分の話を誰かに聞いてもらい、理解されると、ほっと安心します。

相槌あいづちを打ちながら「なるほど」「そうなんだね」「すごいね」と聞いてあげるだけでいいのです。

特別な知識も技術も不要です。

誰でも、簡単に、今すぐできますね。

今日、誰かの話を聞いてあげましたか。

人の話を聞けるあなたは、素晴らしい。

聞いてあげた分だけ、相手の心は軽くなり、元気になっていることでしょう。

人の話を聞くだけで、人助けです。

友人から重宝される人物になるに違いありません。

人間関係の悩みが軽くなる言葉(22)
  • たくさん人の話を聞いて、人助けをする。
23

1人に嫌われたくらいで、大げさに考えない。世界には、まだ80億人以上もいる。

1人に嫌われたくらいで、大げさに考えない。世界には、まだ80億人以上もいる。 | 人間関係の悩みが軽くなる30の言葉

人から嫌われると、落ち込みます。

すべての人と仲良くできればいいのですが、仲良くなれない人もいます。

世の中にはいろいろな人がいますから、そりの合わない人もいて、当然です。

嫌われて、完全に対処できないなら、諦めるのも手です。

たしかに嫌われることは残念ですが、ひどく落ち込むほどではありません。

嫌われた人数より、嫌われていない人数で考えてみましょう。

1人に嫌われたくらいで、自分の人生がひっくり返るわけではありません。

世界には、まだ80億人以上もいます。

嫌われていない人の数のほうが、圧倒的に多い状態です。

1人どころか、10人や20人くらいから嫌われても、大したことはありません。

大勢の人に目を向けて、これからの可能性に目を向けましょう。

友人から嫌われて落ち込む暇があるなら、新しく友人をつくる希望に目を向けましょう。

友人をつくるチャンスは、山ほどあります。

まだまだこれからなのです。

人間関係の悩みが軽くなる言葉(23)
  • 1人の友人に嫌われたくらいで、落ち込まないようにする。
24

どんなに打ち解けた仲でも、礼儀だけは忘れない。

どんなに打ち解けた仲でも、礼儀だけは忘れない。 | 人間関係の悩みが軽くなる30の言葉

古くから付き合っている友人はいますか。

付き合いが長いため、お互いのことをよく知り、仲が良いことでしょう。

ところで長く付き合っている友人に対して、どんな態度を取っていますか。

仲が良くなりすぎると、失われやすいことがあります。

礼儀です。

態度や言葉遣いが、ひどく乱暴になることがあります。

相手の気持ちを無視したり、感謝の言葉を省略したりなどです。

もちろん打ち解けた雰囲気は大切ですが、度が過ぎると問題です。

「仲が良いから大丈夫だろう」と思って礼儀を忘れると、いくら仲がいいとはいえ、人間関係にひびが入りやすくなるのです。

礼儀が必要になるのは、初対面だけではありません。

付き合いの長い人にも、必要です。

どんなに仲が良くなっても、礼儀は、人間関係に欠かせません。

古くからの友人に対する礼儀を、いま一度、再確認しましょう。

目安は、3年以上、付き合い続けている人です。

3年以上、付き合い続けている友人や知人を思い浮かべ、礼儀の初心に返りましょう。

どんなに打ち解けた仲でも、礼儀だけは忘れないのです。

人間関係の悩みが軽くなる言葉(24)
  • 付き合いの長い人に対して、礼儀の初心に返る。
25

助けを求めるときは、本当の人間関係を確かめるチャンス。

助けを求めるときは、本当の人間関係を確かめるチャンス。 | 人間関係の悩みが軽くなる30の言葉

ある日、自分に何らかのトラブルが降りかかることがあります。

病気であったり、事故であったりします。

困ったときには、やはり身近な人に助けを求めるでしょう。

ところがここで「逃げる人」がいます。

トラブルのある人に関わると、面倒が増えると思っているためです。

「自分が助けを求めたばかりに、相手に迷惑をかけてしまったなあ。嫌われてしまったなあ」と落ち込みます。

しかし、実はそれほど落ち込むことではありません。

自分が困ったときに逃げる人は「そういう程度しか思われていない」ということです。

自分は相手を大切に思っていたつもりでも、相手は自分のことを大切に思っていなかったのでしょう。

むしろ「逃げてもらって良かった」と思うほうがいいのです。

中途半端な関係の友人と、関係をうまく切れます。

そういうチャンスでもあります。

本当に見てほしいのは、トラブルのときに助けてくれた人です。

その人こそ、本当に大切にすべき人です。

中途半端な人間関係が減った分、本当の友人に、より多くの時間を使えるようになりました。

結果として、より良い人間関係になります。

助けを求めるときは、本当の人間関係を確かめるチャンスです。

不定期なトラブルによって、人間関係を見直すことができるのです。

人間関係の悩みが軽くなる言葉(25)
  • 助けを求めて逃げる人は「逃げてもらって良かった」と考える。
26

友人に裏切られたとわかっただけで、御の字だ。

友人に裏切られたとわかっただけで、御の字だ。 | 人間関係の悩みが軽くなる30の言葉

友人から裏切られたことはありますか。

仲が良かったと思っていたのに、仲が良かったふりだけされ、実は陰で笑っていることを知ります。

うわべだけいい人を演じているのです。

信じていた人に裏切られることは、本当につらいことです。

騙されたとわかったときは、腹が立ったり悲しくなったりするでしょう。

騙されていた自分も、情けなくなります。

しかし、つらいことばかりではありません。

本当はそれで良かったのです。

「裏切られた」とわかっただけ、まだ救いだからです。

そのまま、気づかずに騙され続けているほうが、さらに恐ろしいことです。

陰で、笑われ続けることになります。

気づかずに騙され続けていた結果、恐ろしい事件に巻き込まれていたかもしれません。

大ごとになる前に気づき、距離を置くことができるわけですから、まだ幸運であると言えるのです。

「気づけて良かった」と、ほっとしていいのです。

裏切りだとわかれば、早くに次の手を打てます。

命まで取られるわけではありません。

また新しい人間関係をつくればいいのです。

人間関係を見直すきっかけにしましょう。

人間関係の悩みが軽くなる言葉(26)
  • 裏切られたことがわかっただけで、まだ幸運だと考える。
27

どうしてもけんかをしたいときの絶対条件。

どうしてもけんかをしたいときの絶対条件。 | 人間関係の悩みが軽くなる30の言葉

けんかは、いけません。

言い争いや殴り合いをしても、お互いが余計に傷つくだけです。

戦争をして平和になった国がないように、けんかをしても、物事が平和的に解決することはありません。

しかし、人生では、自分の信念を通したい状況があることもたしかです。

間違っていることを「間違っている」と言わなければいけないときがあります。

たとえば、夫婦で子育ての意見が対立したときです。

夫婦間で、子育ての方法がばらばらではいけません。

ある程度の言い争いを覚悟のうえ、きちんと意見を1つにまとめる必要があります。

どうしてもけんかをしたければ、1つ、条件があります。

冷静さを保つことです。

感情に左右されることなく、落ち着いていて、物事に動じないことです。

冷静さがあれば、けんかをしても、大丈夫です。

大げさな口論にはなりません。

けんかではなく、話し合いができます。

「なぜよくないのか」「どうすれば筋を通せるのか」など、自分の意見がきちんと相手に伝わり、話し合いを進められます。

冷静さを失うと、見苦しくなります。

感情をぶつけて、口論が解決することはありません。

感情をぶつけられると、相手も余計に感情的になります。

もはや、子どものけんかです。

余計に話がこじれるのです。

冷静さを保つ自信がなければ、けんかも控えましょう。

時間を置いて、頭を冷やします。

冷静になってから、あらためて話をするのが、正解です。

人間関係の悩みが軽くなる言葉(27)
  • けんかは、冷静になってからする。
28

人生で最も難しい人間関係は、親子関係。

人生で最も難しい人間関係は、親子関係。 | 人間関係の悩みが軽くなる30の言葉

人生で最も難しい人間関係は、意外にも、最も身近なところにあります。

親子関係です。

最も身近だから簡単であるように思えますが、実は逆です。

最も身近だからこそ、最も難しいのです。

親子関係ほど、難しい人間関係はありません。

親との関係を振り返ってみましょう。

親に「ありがとう」「ごめんなさい」「すみません」という言葉を、言えていない人が多いのではないでしょうか。

友人に電話することはあっても、親にはなかなか電話しないものです。

友人から親切にされたときに「ありがとう」と感謝しても、親にお世話されたときに「ありがとう」とは言いにくいものです。

友人の誕生日にプレゼントを贈ることはあっても、親の誕生日にプレゼントを贈る人は少ないものです。

最も身近であるからこそ、照れや慢心などが邪魔をして、当たり前のことができません。

親といるときの、あの何とも言えない雰囲気が、たまらないのです。

親と接するのに、勇気や度胸が必要です。

親子関係こそ、人生で最も難しい人間関係。

逆を言えば、親子関係がうまくいけば、ほかの人間関係もよくなります。

最も難しい人間関係をクリアしているのですから、怖いものはありません。

身近な人間関係を改善しようと思うなら、まず親子関係から見直してみましょう。

親子関係は、人間関係の原点です。

両親と仲良くなれる、勇気や度胸があれば、誰とでも仲良くなれます。

親との関係は、人生最大の人間関係の挑戦なのです。

人間関係の悩みが軽くなる言葉(28)
  • 人生で最も難しい親と、仲良くする。
29

離れていく人を無理に引き止めない。

離れていく人を無理に引き止めない。 | 人間関係の悩みが軽くなる30の言葉

あなたのもとから離れていく人がいます。

「もうダメです。一緒にはいられません。さようなら」

相手は別の道に歩みたいと申し出ました。

別れを切り出し、いったん関係に区切りを入れたいとのこと。

離れていく人がいれば、引き止めたくなるかもしれません。

なんとか説得して、とどまってもらえないかお願いすることもあるでしょう。

貴重な人を手放したくないと思う。

しかし、ここは大切な場面です。

離れていく人を無理に引き止めないことです。

追いかけたくなっても我慢することです。

もちろん相手の話を聞いて妥協点を探るくらいはいいですが、無理に引き止めるのは良くありません。

離れていくのは「離れたい」という意思表示です。

相手から「もうダメです。一緒にはいられません。さようなら」と言ってきた時点で、すでに限界の状態です。

わざわざ引き止めたところで、しばらくたてば「やっぱり離れたい」と言い始めます。

「離れたい」という相手の意思を尊重することです。

相手は、あなたの所有物ではありません。

人には相性があります。

合わない人とは合わないのです。

離れていく人は、何をやっても離れていきます。

否定と捉える必要はない

離れていく人がいれば、自分を否定されたかのように感じるかもしれませんが、そうではありません。

不一致が判明しただけです。

合わないから離れていくだけのことです。

合わないことや耐えがたいことがあって「もう一緒にいることはできません」と判断されました。

あなたの人格や存在を否定しているわけではありません。

離れていくのは残念ですが、自責の念に悩む必要はありません。

あなたから離れていく人はそのままでいいのです。

引き止めることはあっても、無理に引き止めることがあってはなりません。

無理に引き止めると、未練がましい姿を見せることになります。

しつこさが目立つとますます抵抗を持たれ、完全に嫌われることになるでしょう。

無理に引き止めたところで、お互い幸せになれません。

相手から恨まれたり憎まれたりすることにもなりかねません。

縁を取り戻したくても、無駄な悪あがきはやめておくことです。

離れていく人は、そのままでいい

離れていく人は、そのままでいいのです。

「そうですか。わかりました。残念です」の一言でいい。

どうしても引き止めたいなら「1回まで」がルールです。

考え直してみないかと話して、それでもダメなら仕方ありません。

自然に任せることも大切です。

相手の意思を尊重しましょう。

納得できないところがあっても、相手の意思を受け入れるのが優しさです。

出会う人もいれば、別れる人もいるのが人生ですから、自然の摂理に任せることが大切です。

あなたと合う人もいれば、合わない人もいます。

離れていく人がいれば、合う人とだけ残るでしょう。

合う人とだけ仲良くなればいいのです。

人間関係の悩みが軽くなる言葉(29)
  • 離れていく人を無理に引き止めない。
エピローグ
30

人間関係は水泳と同じ。本だけでは学べないこともある。

人間関係は水泳と同じ。本だけでは学べないこともある。 | 人間関係の悩みが軽くなる30の言葉

人間関係を良くするために、本を読むだけでは、不十分です。

もちろん本から学ぶことも大切です。

人との接し方や考え方を知ることで、人間関係が向上したり改善したりするきっかけになるでしょう。

しかし、本から学べるのは「ノウハウ」までです。

人間関係が良くなるために本当に大切なことは「実践」です。

人間関係は、水泳に似ています。

水泳は、水と接するうちに、泳ぎ方のコツを学びます。

人間関係も、人と接するうちに、コツがつかんできます。

頭ではなく、体で覚えることがあります。

知識ではなく、感覚として理解できることがあります。

こればかりは、本を通して伝えられることではありません。

本からのノウハウを生かしつつも、最後には、実践あるのみです。

人間関係がうまい人ほど、たくさん人と接しています。

いろいろな人と接しているから、いろいろな状況での対応方法が、身につきます。

人間関係は、遠ざけるのではなく、求めましょう。

気の合う人と接するだけでなく、気の合わない人と接するのも、勉強です。

水泳のように、少し難しい泳ぎ方を身につけているのだと考えます。

さあ、これを読み終われば、さっそく実践です。

さまざまな人と接して、人間関係を学んでいきましょう。

人間関係の悩みが軽くなる言葉(30)
  • 本を読むばかりだけでなく、実践も重視する。

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