「記録を目指す」
そう聞いて思い浮かべるのは「最高記録」でしょう。
最も速い記録、最も多い記録、最も質の高い記録。
自慢になるような最高記録を目指そうとします。
最高記録は、高い能力がある証明になり、優れた実績にもなります。
「こんなに頑張った」と誇れるので、自信や自己肯定感の向上にもつながるでしょう。
もちろん最高記録に挑戦するのもいいですが、たまには逆の記録にも挑戦してみませんか。
それが「最低記録」です。
最高記録を目指すのもいいですが、最低記録を目指すのも、よい経験になります。
すべてうまくいかない最低の状況は、運や偶然で実現できることではなく、実力や能力が必要です。
最低であっても、そこには多くのヒントが隠されています。
最高と最低は真逆ですが、どちらも「ベスト」という点は同じなので、深いところでつながりがあります。
また最低記録を狙うという逆のアプローチによって逆の見方ができると、見識を広げるきっかけにもなるでしょう。
逆の見方・逆の考え方といった逆のアプローチは、成功につながるブレイクスルーをもたらすことがあります。
結果として、最高記録を狙うヒントにもなるはずです。
最高記録ばかりでなく、最低記録も狙うようになれば、それぞれを熟知できるため、人生の楽しみも倍増するでしょう。
誰かを傷つけたり迷惑になったりする行為は避けるべきですが、できる範囲で挑戦してみてはいかがでしょうか。
常識の挑戦ばかりでは、普通しか実現できません。
頭を柔らかくしましょう。
常識にとらわれず、非常識に挑戦することも、あなたの経験や見識を深める助けになるはずです。