緊張ばかりしていると、人はダメになります。
たしかに緊張は日常に役立つこともあります。
気合が入り、思考力や集中力が高まることで、仕事の効率をスムーズにさせる効果があります。
緊張を正しく生かせば、120パーセントのパフォーマンスを発揮できるでしょう。
しかし、緊張するのはよくても、緊張ばかりになるのはよくありません。
ずっと緊張状態が続くと、気が休まる時間がないため、だんだん心が疲弊してきます。
最終的には、精神疾患といった心の病気に発展する可能性もあります。
緊張ばかりしていると、人はダメになるのです。
では、逆にリラックスばかりすればいいかというと、それも違います。
穏やかな時間を作り、気持ちを落ち着かせることは大切ですが、リラックスがずっと続くのは悪影響です。
リラックスばかりしていると、惰性やマンネリが生まれ、心と体を怠けさせます。
リラックスばかりしていても、人はダメになるのです。
「緊張ばかり」「リラックスばかり」といった偏りは、どちらも不健康なのです。
緊張とリラックスを交互に楽しみましょう。
緊張するから、リラックスの効果が正しく得られ、楽しめます。
リラックスするから、緊張の効果も正しく得られ、楽しめます。
1日のうち、緊張とリラックスを何度か行き来するのが、体にとって健康的な状態です。