自分が緊張したらどうなるのか。
それは、実際に緊張してみないとわかりません。
さまざまな様子を予想できるでしょう。
しかしどの様子も、予想です。
実際のところ、正確な答えは、本当に緊張した状況になってみないとわかりません。
見方を変えると、自分が緊張した場面は貴重です。
緊張した自分と出会えるからです。
緊張とは、もう1人の自分を発見するのと同じです。
緊張しているときだけ現れる、もう1人の自分。
緊張したら、興味関心を持って、急変した自分を観察しましょう。
新しい自分を発見するなら、弱い緊張より強めの緊張のほうがいいでしょう。
「自分が緊張したらこうなるのか。不思議だ。面白い。新しい自分を発見した。自分の新しい一面を知ることができて嬉しい」
高いところから見下ろすような見方をすると、冷静に自分を認識できます。
新しい自分を発見できたことを、冷静に喜ぶことです。
緊張している自分とは、緊張しているときしか会えません。
再びリラックスすると、どこかへ消えてなくなります。
とても緊張しているなら、とても貴重です。
一風変わった自分の様子を楽しもうではありませんか。