ダイエットでは、適度が大切です。
もちろん太りすぎているなら、標準体重まで痩せることは美容にも健康にも有効です。
余計な脂肪は、外見が悪くなるだけでなく、動脈硬化・高血糖・心筋梗塞など、さまざまな病を引き起こす原因になります。
肥満体型なら、積極的にダイエットを心がけるのが得策です。
一方、すでに標準体型なら、ダイエットの取り組み方には注意が必要です。
ダイエットに失敗する人は「痩せれば痩せるほどよい」と考えています。
「痩せれば痩せるほど魅力的になる。健康になる。モテるようになる」
ダイエットに誤解があり、少しでも痩せようとあらゆる手段を尽くします。
どれだけ痩せても満足せず、ダイエットを続けます。
これは非常に危険です。
痩せすぎは、美容にも健康にもよくありません。
骨と皮だけになった姿は、貧相に見え、痛々しいでしょう。
食事制限も、完全に食べないのはよくありません。
過度のダイエットは、拒食症に発展する可能性があります。
最悪の場合、栄養失調で命にかかわることもあります。
悪者と思われがちな脂肪は、三大栄養素の1つでもあります。
健康維持には、ある程度の脂肪も必要です。
際限なく痩せようとすると、かえって美容と健康を損ねてしまうため、注意が必要です。
ダイエットに成功する人は「痩せすぎはよくない」と考えています。
やみくもに痩せるのではなく、あくまでBMIの「普通体重」の範囲を守りながら痩せようとします。
多少脂肪があったとしても、気にせず、健康に必要と考えます。
美容と健康が維持できるダイエットこそ、成功です。