ダイエットは適度が大切です。
もちろん明らかに肥満で、健康診断でも引っかかっているなら、標準体重まで痩せることは美容にも健康にも有効です。
余計な脂肪は、外見が悪くなるだけでなく、動脈硬化・高血糖・心筋梗塞など、さまざまな病気を引き起こす原因になります。
肥満体型なら、積極的にダイエットを心がけるのが得策です。
一方、すでに標準体型なら、ダイエットの取り組み方には注意が必要です。
ダイエットに失敗する人は「痩せれば痩せるほど良い」と考えています。
「痩せれば痩せるほど魅力的になる。スマートになる。モテるようになる」
ダイエットに対して誤解があり、少しでも痩せようとあらゆる手段を尽くします。
どれだけ痩せても満足できず、ひたすら体重を減らすことばかりに努力を注ぐのです。
これは非常に危険です。
痩せすぎは、美容にも健康にも良くありません。
極端に痩せた姿は、かえって魅力を損なうこともあるでしょう。
骨と皮だけのような姿は貧相に見え、痛々しく映ることもあります。
食事制限も、完全に食べないのは良くありません。
過度のダイエットは、拒食症に発展する可能性があります。
最悪の場合、命にかかわることもあります。
悪者と思われがちな脂肪ですが、健康維持には、ある程度の脂肪も必要です。
そもそも脂肪(脂質)は、タンパク質・炭水化物と並ぶ三大栄養素の1つでもあり、健康維持に欠かせないものです。
際限なく痩せようとすると、かえって美容と健康を損ねてしまうため、注意が必要です。
こうした痩せ信仰の加速には、SNSの普及が原因の1つとされています。
SNSでスリムで魅力的な人ばかりが登場します。
そうした人たちを日頃から目にしていると、つい自分と比較してしまいます。
十分痩せているにもかかわらず「自分はまだ太っている」と錯覚を引き起こしてしまい、極端なダイエットに傾いてしまうのです。
ダイエットに成功する人は「痩せすぎはよくない」と考えています。
やみくもに痩せるのではなく、あくまでBMIの「普通体重」の範囲までと考えています。
過度なダイエットにならないよう、健康を守りながら痩せようとします。
脂肪が多少あったとしても、気にしません。
脂肪の重要性を理解していて、多少の脂肪は魅力に必要と考えています。
美容と健康が維持できるダイエットこそ、成功なのです。