引き止める説得をするときに有効なのは、反省と改善です。
相手の都合で別れ話を切り出されることもありますが、あなたに何らかの不満があってのことでしょう。
別れ話を切り出されたからには、自分に何か問題があるはずです。
誕生日も記念日も祝ってくれない。
まったく愛情を注いでくれなくなった。
約束を破ってばかりで信用できなくなった。
中には浮気・暴力・金銭問題など、解決が難しい過ちもあるはずです。
別れ話を切り出した時点で、相手は別れの決意を固めていることが考えられます。
反省も改善もしないで説得しても、聞き流されるだけで、真面目に取り合ってくれません。
そのため引き止めようと説得をするなら、反省と改善が必要不可欠です。
自分の悪いところを指摘されたら、逃げも言い訳もせず、素直に反省します。
悪いところは必ず直すことをしっかり約束します。
もちろん約束をしただけでは信じてもらえない可能性もあるため、約束を破ったときのペナルティーも約束しておきます。
たとえば「もし次に裏切るようなことがあれば、本当に別れてもいい」と宣言すれば、本気であることが伝わるでしょう。
口約束が信じてもらえないなら、書面にしてもいいでしょう。
書面ですら信じてもらえないなら、信頼できる第三者に誓いを聞いてもらうのも悪くありません。
決意が固まった相手を引き止めるには、そこまでしないと説得が難しい。
最終的には相手しだいですが、やり直したい気持ちが本気なら、徹底した対応が必要です。
やり直したい気持ちが誠実で、反省と改善が本気であるとわかれば、最後のチャンスを与えてくれるかもしれません。