引き止めようと説得するとき、相手の目を見て話すようにしましょう。
うつむいたまま、相手の目を見ないで説得しようとしても、失敗に終わるでしょう。
下を向いたままでは「自信がないのだろうか」「やましいことでもあるのだろうか」と疑われ、相手を不安にさせます。
「目は言葉以上に雄弁」と言われます。
言葉の響きは力強くても、話す態度が誠実でなければ、相手に信じてもらうのは難しい。
別れを切り出されると、自分に自信がなくなり、うつむきがちになります。
不利な立場で相手の目を見て話しにくいかもしれませんが、相手の勢いに押されたままでは引き止められません。
本当に引き止めたければ、相手の目を見て説得するのが最低条件です。
謝るときは、相手の目を見る。
改善も、相手の目を見ながら約束する。
相手の目を見て話すからこそ、発する言葉にも説得力が生まれます。
もちろん相手の話を聞くときも、目を見ながらうなずくことが大切です。
視線を合わせることは「誠実に対応したい」という意思表示の1つ。
相手の目を見て説得するのは重要なので、特に心がけましょう。
ただし、凝視したりにらんだりしないように注意が必要です。
ずっと目を見続けると、威圧感を与えるような目つきになってしまい、誤解を招きます。
相手の目を見て説得するのは大切ですが、適度に目をそらすことも大切です。