別れ話を切り出されたときは、まず相手の話を最後まできちんと聞きましょう。
「振られそう」とわかれば、いてもたってもいられなくなるでしょう。
「早く説得しなければ」と思えば、相手が話し終わらないうちに言い返したくなるはずです。
しかし、話の途中で言い返すと、相手は言い足りない状態になります。
相手の言い分をきちんと聞かなければ、内容を誤解しやすいため、きちんとした説得もできません。
誤解をしたまま説得をすると、会話のキャッチボールが不自然になり、話がかみ合いにくくなります。
話を途中で遮ると、相手は威圧や圧迫を感じて、不快にさせてしまうでしょう。
「まだ話し終えていない」という消化不良のままになれば「きちんと理解されていない」とも思う。
きちんと説得するためには、相手の話を最後まで聞くことが必要です。
コミュニケーションの基本ですが、別れ話を説得する際も、やはり重要なポイントです。
「話を最後まで聞く」という態度を見せるだけでも、相手の興奮を抑える働きがあります。
重大な局面のため、なかなか思うようにいかないかもしれませんが、できるかぎり心がけてみてください。
相手の言い分をすべて聞き終わってから話し始めたほうが、誤解が減り、相手も話を聞いてくれます。