執筆者:水口貴博

人間関係で注意したい30の余計な一言

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振り返る習慣があれば、言葉遣いの改善はどんどん早くなる。

振り返る習慣があれば、言葉遣いの改善はどんどん早くなる。 | 人間関係で注意したい30の余計な一言

「自分は、感じの悪い言葉遣いをしていないだろうか」

そう自分を振り返る習慣があるかどうかです。

自分を振り返る習慣がないと、誰かに指摘されるまで気づけません。

しかも、人に何かを注意するのは勇気がいることであるため、わざわざ教えてくれる人は少数です。

自分が感じの悪い言葉遣いをしていても、なかなか気づけないのです。

だからこそ、自分で振り返る習慣が大切です。

会話中、相手の様子がいつもと違えば、後で会話を振り返ってみましょう。

「自分は何か悪いことを言ったかな。言葉遣いが悪かったかな」と振り返ってみます。

ほんの3分でいいのです。

1人になったとき、ふと考えてみるといいでしょう。

いつもとは違う相手の様子がきっかけになり、自分の言い方の悪い点に気づきやすくなります。

他人に指摘されると受け入れにくくても、自分で「直そう」と思ったことなら、素直に受け入れられるでしょう。

言葉遣いの悪い点が見つかれば、次回から注意すればいいのです。

忘れそうなら、手帳やノートに書き留めておくといいでしょう。

書き留めれば、見返すたびに思い出せ、いっそう改善が促されます。

誰かに言われるのを待つより、自分から改善です。

振り返る習慣があれば、言葉遣いの改善はどんどん早くなります。

人間関係で注意したい余計な一言(1)
  • 会話の雰囲気が悪くなったとき、自分の言葉遣いを振り返ってみる。
「よく言われます」の一言が、相手をがっかりさせる。

人間関係で注意したい30の余計な一言

  1. 振り返る習慣があれば、言葉遣いの改善はどんどん早くなる。
  2. 「よく言われます」の一言が、相手をがっかりさせる。
  3. 「そうだよ」という一言が、相手を不快にさせることもある。
  4. 癖を直さない人にありがちな言い訳。
    「誰にも迷惑をかけていない」。
  5. 聞かれていないことまで答えるのは、余計な一言。
  6. コンプレックスや弱点を刺激する呼び方は、控えたほうが賢明。
  7. 「そんなふうに見えない」という一言が、相手を傷つけることもある。
  8. 頑張っている人には「頑張ってね」より「無理しないでね」。
  9. 「面倒くさい」という一言は、思考を停止させる言葉。
  10. 「どうでもいい」という一言は、会話を途切れさせる言葉。
  11. 「いろいろあったんです」という一言は、会話が途切れる言葉。
  12. 独り言を言いながら仕事をする人に、どう指摘するか。
  13. 太っている人に「痩せなさい」という助言は、むしろ逆効果。
  14. 「こうなると思っていた」は、後出しのじゃんけんと同じ。
    周りをあきれさせる言葉。
  15. 「ありがとうございました」と言われたとき、どんな返事をしていますか。
  16. 「わかっている」と言いそうになったときの考え方。
  17. 自分のことを「ばばあ」と呼ぶのは、謙遜ではなく、傲慢。
  18. 決め付ける言い方は、相手を不快にさせやすい。
  19. 否定の言葉を2回繰り返すと、さらに印象が悪くなる。
  20. 返事の一言目で「ですから」を使うと、感じが悪くなる。
  21. 会話が続かないのは、会話が続かない返事になっている。
  22. 楽しい話は、楽しそうに話そう。
    悲しい話は、悲しそうに話そう。
  23. 同じ人に、同じ話を何度もしない。
  24. 「言っている意味、わかりますか」という言い方はしない。
  25. 「するべき」より「したほうがいい」。
  26. 相手が気持ちよくうんちくを話しているなら、間違いに気づいても指摘しないほうがいい。
  27. 相手の話がわかりやすいと思ったら「わかりやすい」と言ったほうが喜ばれる。
  28. 「すみません。
    ありがとうございます」より「ありがとうございます。
    助かります」。
  29. 「これくらいできるよね」という口癖は、避けたほうがいい。
  30. 「今からですか」の一言は要注意。
    拒否サインとして誤解されやすい。

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