執筆者:水口貴博

集団面接の30のマナー

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なぜ、集団面接が行われるのか。

なぜ、集団面接が行われるのか。 | 集団面接の30のマナー

面接には、いくつか種類があります。

1対1の個人面接だけではありません。

集団面接・グループディスカッション・ディベート・グループワーク・プレゼンテーション面接などもあります。

最近では、応募者に質問させる「逆面接」という新しい形式も生まれているようです。

ところで、なぜ面接には種類があるのでしょうか。

そもそも、集団面接の意味とは何でしょうか。

集団面接では、集団の中でどう対応するかを確認する意味もありますが、もっと大切な意味があります。

集団面接の最大の利点は、やはり効率が良い点です。

大企業や人気企業では、大勢が応募してきます。

一度の募集で、数十人や数百人が応募してくる場合も珍しくありません。

当然ですが、1人ずつ個人面接をしていると、膨大な手間と時間がかかります。

ここで利用されるのが、集団面接です。

集団面接によって、複数名の応募者を一度に対応して、面接の手間を減らすのが狙いなのです。

集団面接は、明らかにふさわしくないと思われる人から、どんどん不採用にします。

大人数から絞り込むには、最も効率的な形式です。

そのため集団面接は、1次面接や2次面接など、最初の段階で実施されるのが一般的です。

個人面接と集団面接では、心構えが多少異なる点があります。

個人面接のつもりで面接会場に行くと、実際は集団面接で、度肝を抜かれることがあります。

企業によっては、集団面接という告知がなく、いきなり実施する場合もあります。

人気企業や大手企業の面接をするなら、あらかじめ集団面接の心構えを押さえておきましょう。

集団面接のマナー(1)
  • 集団面接が行われる意味を、理解する。
自分の出番は実質10分。
あなたは10分で、自分をうまく表現できるか。

集団面接の30のマナー

  1. なぜ、集団面接が行われるのか。
  2. 自分の出番は実質10分。
    あなたは10分で、自分をうまく表現できるか。
  3. 集団面接では、少し早めの到着を心がけたい。
  4. 集団面接は、競走ではない。
    大切なのは、ライバル意識より仲間意識。
  5. ほかの応募者を無視するのは、よくない。
  6. ほかの応募者から話しかけられても、気を緩めない。
  7. 集団面接は、強気で挑むことが大切。
  8. 周りのマナー違反に、流されるな。
  9. 席順に、有利・不利は関係するか。
  10. ほかの応募者は、手本であり、反面教師。
  11. 「やや大きめ」という声の目安は、個人面接と集団面接で少し異なる。
  12. 意地の張り合いをしても、自分を見失うだけ。
  13. 他人が発表しているときは、話を聞かなくていいのか。
  14. 質問に長々と答える人がいる。
    自分も長々と答えたほうがいいのか。
  15. 面接官が複数人の場合、誰に向かって話せばいいのか。
  16. 話そうとした内容を、先に言われたときの対処。
  17. 余裕があれば、異なる意見も準備しておくと安心。
  18. 秩序を乱す言動は、控えるのが賢明。
  19. 自分より立派な回答を聞いても、萎縮する必要はない。
  20. 「人は人。
    自分は自分」と割り切ることが大切。
  21. 挙手を求められたときにするべきことは1つ。
    真っ先に手を挙げること。
  22. 私たちに足りないのは、聞く練習。
  23. 他人の失敗を笑うのも、悪い態度の1つ。
  24. ほかの人の発言中は、勝手な発言をしない。
  25. 面接官や応募者を、凝視しない。
  26. 他人の意見の否定をしても、自分の印象が下がるだけ。
  27. 自分だけ質問回数が少ないのは、見込みがないからなのか。
  28. いつも集団面接で落とされるなら、基本に問題があると思っていい。
  29. 大学の授業は、集団面接の練習にうってつけ。
  30. まれにある、抜き打ちの集団面接。

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