「自分は失禁しない」
失禁の経験がない人は「自分にかぎってあり得ない」と強く思うかもしれません。
自己申告する人は少ないため正確な数字はわかりませんが、面接中に失禁した話は、たしかに存在するのです。
笑ってしまう話ですが、笑い事ではありません。
条件が運悪く重なると、あなたにも起こりえる話だからです。
たとえば、面接の時期が冬だったとします。
冬は、尿意を催しやすい季節です。
寒さによって発汗量が減り、その分の水分は、尿として排出されるためです。
面接時間が、たまたま昼食後だったとします。
食事で水分を取るため、昼食後は尿意を催しやすいタイミングです。
さらにその水分が、コーヒーだったとします。
コーヒーには利尿作用があります。
そのとき、喉が渇いていたため、普段より多めにコーヒーを飲んだとします。
面接が始まりました。
面接は緊張するため、尿意を催しやすくなります。
その面接が、よりによって圧迫面接だとします。
厳しい言葉の連続で、ただでさえ緊張する面接が、さらに緊張します。
不遇にも、こうした条件が重なると、面接中の失禁は誰にでも起こりうる可能性があるのです。
面接前に水分を取るのもいいのですが、飲み物の種類や量には注意が必要です。
面接直前は、必ずお手洗いを済ませるようにしましょう。