面接官にも、さまざまなタイプがいます。
意地悪な質問で困らせる面接官。
厳しい発言で圧迫してくる面接官。
早口でまくし立ててくる面接官。
一般的に面接官といえば「怖い」「厳しい」「恐ろしい」などの印象が強いのではないでしょうか。
そこが、注意です。
実は、逆のタイプの面接官も存在します。
とても優しく、にこにこしている面接官です。
「気軽にしてください」「何でも話してね」「いつもどおりでいいですよ」など、優しい言葉をかけてきます。
「何でも許してくれる」といった雰囲気です。
面接官としても、応募者が緊張しすぎていると、本音や本心がわかりづらくなります。
自然体で接してもらったほうが、人物像がわかりやすいため、優しく接してくることがあるのです。
「怖い」「厳しい」「恐ろしい」という覚悟が強い分、優しい面接官が登場すると、拍子抜けするでしょう。
ここで、よくある失敗があります。
面接官の態度が柔らかいと、気が緩みがちになるのです。
「この面接官なら、少しくらい緩んでいても大丈夫だろう」と思って、油断してしまいます。
その結果、失言や失態が増えてしまうことがあるのです。
優しい面接官でも、見るべき点は、きちんと見ています。
優しい面接官と接していると「採用が確実」という雰囲気が漂いますが、誤解しないことです。
面接官の優しい態度につられて、油断しないように注意しましょう。
面接官が優しくても、油断は禁物です。
最低限の緊張感を保ちながら、ふさわしい受け答えを心がけましょう。