「当社と学部に関連がない。当社に向かないのではないか」
大学の学部と、目指す企業のジャンルが異なると、面接官から指摘が入る可能性があります。
たとえば、大学で演劇部だったにもかかわらず、IT企業を目指す場合などです。
学部と業界のジャンルが異なれば、面接官としては、やはり理由が気になります。
「滑り止めの就職ではないか」
「軽い気持ちで、志願しているのではないか」
「演劇部の学生がIT企業に入社しても、役立たないのではないか」
そう疑われても、仕方ありません。
人生では、進路変更がつきものです。
ここは、基本的に正直に答えるのがいいでしょう。
あやふやな言い方をすれば「嘘をついている」と、すぐ見抜かれます。
ただし、印象が悪くならないよう、合理的な理由を加えるのがポイントです。
たとえば、つながりのない学部でも、つながりがあるように答えます。
たしかに学部と業界に関連がないと思われるかもしれません。
しかし、○○学部で学んだ○○の知識や技術は、御社でも生かせると思います。
たとえば~。
話のつじつまをうまく合わせましょう。
具体的な例を出せば、つながりをうまく説明できます。
こうした理由で説明すれば、面接官は「企業に新しい風を取り入れるチャンスではないか」という考え方に変わるはずです。
期待をさせるような言い方をすれば、デメリットをメリットとして主張できるのです。