話している途中、言葉がつかえることがあります。
言い出しの言葉を、スムーズに発音できなかった。
舌を噛んで、変な発音になった。
うっかり言い間違えた。
こうした経験は、誰にでも一度はあるでしょう。
もちろん日常なら、言い直さず、そのまま話し続けることもできます。
聞き取れない部分があっても、相手は前後の文脈から意味を補ってくれます。
しかし、面接は公式の場ですから、曖昧な発音や言い方はよくありません。
変な発音を放置していると、面接官は別の言葉と聞き間違え、誤解を招く原因になります。
明らかに不自然な発音を、知らない顔で話し続けるのも見苦しいでしょう。
面接で言葉がつかえたときは、きちんと言い直したほうが好印象です。
正しく言い直す姿を見せたほうが、誠実で真剣な様子も伝わります。
ただし、何度も言い直すのも、やはり印象がよくありません。
何度も言い直す場面が何度もあると、やはりすっきりしない印象を与えます。
言い直すのも大切ですが、それ以上に、言い直す場面を減らすように心がけましょう。
話し方は少し遅くなってもいいので、全体的にスローテンポで話すようにします。
大きく口を動かして、一言一言をはっきり発音します。
言い間違いを防げるだけでなく、聞きやすくもなり、好印象になるのです。