執筆者:水口貴博

面接の失敗を防ぐ30の対策

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明るい表情と真面目な表情。面接でふさわしいのは、どちらか。

明るい表情と真面目な表情。面接でふさわしいのは、どちらか。 | 面接の失敗を防ぐ30の対策

面接対策の本には、次のようなアドバイスがよく見られます。

「面接中は、明るい表情になりましょう」

「面接中は、真面目な表情になりましょう」

「どちらが正しいのか」と困惑するでしょう。

実は、どちらも正しいのです。

まず面接は、明るい表情で受けるのが基本です。

明るい表情とはいえ、大げさな笑顔は不要です。

口を閉じたまま、ほんの少しだけ口角を上げた程度の笑顔を保ちながら、面接を受けます。

明るくてポジティブな印象が面接官に伝わります。

では、いつもにこにこしていればいいかというと、そうではありません。

明るい表情だけでは、明るさは伝わっても、真剣な様子が伝わりません。

そこで必要なのが、真面目な表情です。

たとえば、自己PRや志望動機など、意欲や熱意を伝える場面では、真面目な表情になりましょう。

真面目な表情で語るほうが、言葉に説得力が生まれ、意欲や熱意がより伝わりやすくなります。

一番避けたいのが、無表情です。

何を考えているのかわからないため、面接官を不安にさせるのです。

明るい表情と真面目な表情を、場面によって使い分けるのが正解です。

面接の失敗を防ぐ対策(11)
  • 明るい表情を保ちつつ、熱意と意欲を伝える場面では、真面目な表情になる。
なぜ回答の丸暗記は、しないほうがいいのか。

面接の失敗を防ぐ30の対策

  1. 3回のノックは、早さと強さによって、印象が変わる。
  2. 目をそらすとき、どこを見るかが重要。
  3. 非正規雇用の面接は、手抜きをしてもいいのか。
  4. 手を体の後ろに隠すと、悪気はなくても、誤解されやすい。
  5. 「ギャップが激しい」と言われる人は、1次面接で苦戦しやすい。
  6. 遅刻したときに必要なのは、言い訳ではなく、謝罪。
  7. 面接官の「気楽にしてください」を信じていいのか。
  8. 「自己紹介を3分でお願いします」と言われた。
    30秒で終わらせるのはダメか。
  9. なぜ面接では、笑顔が大切なのか。
  10. 真面目な話には、真面目な表情。
  11. 明るい表情と真面目な表情。
    面接でふさわしいのは、どちらか。
  12. なぜ回答の丸暗記は、しないほうがいいのか。
  13. 面接で突っ込まれやすい3つの形容詞。
  14. 完全な答え方ができなければ、部分的な答え方だけでも心がける。
  15. 最小限に答える様子は、簡潔でわかりやすくても、アピールの力が弱い。
  16. 「大変だったことは何ですか」という質問でありがちな、食い違い。
  17. 面接官の発言に矛盾を見つけたときは、指摘したほうがいいのか。
  18. 面接で、怒ったり泣いたりするのはいいのか。
  19. 面接では、履歴書と同じことを話してもいいのか。
  20. 面接のときだけ、正しい姿勢になっていないか。
  21. 志望業界と志望企業の業界は、一致していることが基本。
  22. メモを取りながら、面接を受けてもいいのか。
  23. 言葉がつかえたときは、どうするか。
  24. 独立を考えている人は、面接で伝えるべきか。
  25. 事情があって残業ができない場合は、正直に伝えたほうがいいのか。
  26. 趣味や特技に、ギャンブルをアピールするのは、大丈夫なのか。
  27. 採用に関係がないような質問をされたとき、どうするか。
  28. リーダーや代表などの経験がない場合、どうアピールすればいいのか。
  29. 花粉症で鼻水が止まらない。
    面接中の鼻水は、どうすればいいのか。
  30. 1次面接で話した内容を、2次面接でも話していいのか。

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