執筆者:水口貴博

中学生がしておきたい30のこと

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多感な中学生は、嫌な言葉を聞き流す力が必要。

多感な中学生は、嫌な言葉を聞き流す力が必要。 | 中学生がしておきたい30のこと

思春期真っただ中の中学生は、あらゆることをよく感じます。

自意識が過剰になり、周りの目が気になり、人の噂も気になる年ごろです。

「なんか髪型が変だね」という一言が胸に突き刺さり、1日中、気にしてしまうのです。

もちろん客観的に間違いを指摘する言葉を受け止めることは大切です。

髪が乱れていたり、ごみがついていたりする指摘はしてもらったほうがいいです。

しかし、多感な中学生は、何でも真面目に受け止めすぎる傾向があります。

友人から言われた言葉がすべて正しいと思ううえ、すべての言葉を真剣に受け止めすぎます。

真面目に言葉を受け止めるのは素晴らしいですが、すべてを真面目に受け止める必要はありません。

中学生だからこそ、くだらないことを言う人もいるからです。

根拠のない、悪口です。

「勉強なんて、くだらない」

「君の声を聞いているだけで、むかつく」

「うさんくさい本を読んでいるね」

まったく根拠のない悪口を言ってくる人がいるのです。

そういう言葉は、真面目に受け止める必要はありません。

さらっと聞き流すのです。

中学生に必要なことは、嫌な言葉を聞き流す力です。

元気の出る言葉は、しっかり受け止める一方、嫌な言葉は聞き流しましょう。

「逃げているようではないか」と思いますが、逃避とは違います。

自己管理の1つです。

嫌な言葉を聞き流す力は、中学生に必要です。

根拠のない悪口を真剣に受け止めて考えることほど、浅はかなことはありません。

「根拠がない」と思えば、徹底的に聞き流しましょう。

聞き流すことで、落ち込みにくくなります。

精神的にも強くなるのです。

中学生がしておきたいこと(9)
  • 根拠のない悪口は、聞き流す。
いらいらしたときは、100メートルダッシュ。

中学生がしておきたい30のこと

  1. さあ、思春期が始まった。
    中学生は、心も体も急成長する時期。
  2. 勉強につまずき始めるのは、中学生から。
  3. 中学時代、一番力を入れて勉強したいのは、国語。
  4. 役立たないのではない。
    まだ、役立つ場面がないだけ。
  5. 偉人の伝記を、10冊は読んでおきたい。
  6. 親に口答えしても、もっとうるさくなるだけ。
  7. どんなに親がうっとうしくても、食事だけは一緒に過ごす。
  8. 先生は、敵にするより、味方にする。
  9. 多感な中学生は、嫌な言葉を聞き流す力が必要。
  10. いらいらしたときは、100メートルダッシュ。
  11. 好きな人の前に出なければ、有意義な中学生活は始まらない。
  12. 好きな人は、けなすより、褒めて振り向かせる。
  13. 恋愛への第一歩は、異性と一緒に帰ること。
  14. 親が言う前に行動するから、生活が楽しくなる。
  15. 友人の家に泊まる経験をするから、中学生らしく成長できる。
  16. 友人は、少なくてもいい。
  17. 新聞は、小さな記事を1つ読むだけでいい。
  18. 外国語の歌が歌えるようになると、見える世界が変わる。
  19. 人に理解されない趣味を、1つ持つのが、中学生の仕事。
  20. 部活動に燃える人ほど、中学生活が充実する。
  21. にきびは、敵でもあり、味方である。
  22. 親と一緒に投票所に行って、選挙の様子を見る。
  23. 字幕付きの映画には、頭をよくする効果がある。
  24. 中学生が大人向けの本を読むのは、おかしいことではない。
  25. 自分の部屋にもかかわらず、掃除を親任せにしていませんか。
  26. もっとお小遣いが欲しいときの正攻法。
  27. 家族旅行は、子どもからせがむもの。
  28. 親を家族旅行に説得するときの、必殺のキーワード。
  29. 批判する人の、本当の目的は、ストレス発散と優越感。
  30. 生徒代表の挨拶は、自分を変えるチャンス。

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