執筆者:水口貴博

テーブルマナーの達人が心がける30の心得

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食事中のげっぷ・くしゃみ・おならを少しでも防ぐ方法。

食事中のげっぷ・くしゃみ・おならを少しでも防ぐ方法。 | テーブルマナーの達人が心がける30の心得

げっぷ・くしゃみ・おならは、不可抗力です。

人間の生理現象ですから、完全に防ぐのが難しいところですね。

欧米では、げっぷはおならより嫌われると言われるほどです。

しかし、生理現象とはいえ、食事中、げっぷ・くしゃみ・おならばかりでは、さすがに品性を疑われます。

極端に無理をするのは避けるべきですが、軽微な状態なら、少しくらいの我慢は必要です。

そこで、げっぷ・くしゃみ・おならを防ぐ方法をご紹介します。

  1. げっぷを防ぐ方法

げっぷが出そうなときは、一口、水を飲みましょう。

水を飲んだタイミングで、ある程度げっぷが緩和される場合があります。

もしくは、少し固形物を食べます。

固形物を飲み込んだタイミングで、吹き上げつつあるげっぷを、うまく胃に押し戻してくれます。

タイミングや条件が合えば、げっぷはすっきり収まることでしょう。

  1. くしゃみ

我慢のしようがないように思えるくしゃみですが、対策はあります。

くしゃみが出そうになれば、素早く、かつ深く息を吸い込みましょう。

鼻の中の空気の流れが変わることで、むずむずしていた状態が少し紛れて、くしゃみが収まる可能性があります。

  1. おなら

おならが出そうになったら、背筋をぴんと伸ばします。

背筋をぴんと伸ばすと、お尻に力を入れやすくなります。

すると、出そうになっているおならをいくぶん防ぐことができる場合があります。

これらはあくまで「防ぎやすくなる」という方法です。

完全な対策ではありませんが、いざというときのために覚えておくといいでしょう。

またタイミングが合えば、お手洗いに向かうことをおすすめします。

基本的に食事中のお手洗いはあまりよくありませんが、体調がよくないときは、お手洗いですっきりさせたほうがいいでしょう。

テーブルマナーの達人が心がける心得(8)
  • 無理に我慢するくらいなら、一度席を立ち、お手洗いに向かう。
熱い飲み物を飲むとき、一口目は軽く口をつけて、熱さを確認。

テーブルマナーの達人が心がける30の心得

  1. テーブルマナーの上級者への道のりは、短い。
  2. レストランの予約は、面倒とはいえ、しないほうがもっと面倒なことになる。
  3. 大きめの荷物やコートは、クロークに預けるのがマナー。
  4. 案内されたテーブル席に座るときは、左側から。
  5. テーブルマナーにたけた人の皿には、1滴のスープも残らない。
    どうやっているのか。
  6. 食事がいっそうおいしくなるよう、できるだけ明るい話題を心がける。
  7. 上級者は「すみません」「落とす」という言葉は、あえて使わない。
  8. 食事中のげっぷ・くしゃみ・おならを少しでも防ぐ方法。
  9. 熱い飲み物を飲むとき、一口目は軽く口をつけて、熱さを確認。
  10. レストランで露骨なお金の表現は、できるだけ避ける。
  11. ステーキとライスを楽に食べる方法。
  12. 知らない人が多い、ナイフレストが登場したときのマナー。
  13. テーブルマナーの上級者は手を挙げずに、給仕を呼べる。
    その方法とは。
  14. 苦手な食べ物があるときの上手な対処法。
  15. 給仕との会話は、料理の味をより引き立てるためにある。
  16. 朝食や昼食を10分以内で食べ終えてしまう人が注意したい食べ方。
  17. 噛んでいる途中で、次の一口を口にしない。
  18. 食事は量ではない。
    噛む回数と時間だ。
  19. ささいなマナー違反は、見て見ぬふりをするのがエレガント。
  20. 「何だかこの人と一緒にいると話しやすい」そんな人が心がけている、見えない気遣い。
  21. サラダがフォークに刺さらないときの解決法。
  22. おなかがすいていない状況で料理を食べるとき、心がけたいこと。
  23. マナー違反もマナーになる場合がある?
  24. 食とマナーを大切にする人は、肉の一口目に、レモンや調味料をあえて振りかけない。
  25. 残すことがわかっているなら、量を少なくオーダーするのがエレガント。
  26. 口元の汚れを拭いたと思われない、上手な工夫。
  27. 女性から一目置かれる、かっこいい会計の済ませ方。
  28. テーブルマナーの上級者は、現金による支払いを嫌がる。
  29. お会計は、手のひらに文字を書くポーズで伝えることができる。
  30. フォーマルなレストランで別々の会計は、マナー違反。

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