執筆者:水口貴博

にきびが治らないときの30の意外な原因

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完全に肉を避けていれば、にきびが減るのは誤解である。

完全に肉を避けていれば、にきびが減るのは誤解である。 | にきびが治らないときの30の意外な原因

肉を食べると、にきびができやすくなるのは本当です。

肉には、脂肪分が多く含まれます。

特に牛肉です。

牛肉の中でもロースは、含まれる脂肪分が40パーセント近くもあります。

牛肉は、赤身の間に脂肪分が入り込んでいるため、肉を食べると同時に、かなりの脂肪も取ることになります。

肉を食べた後、血中の脂肪濃度が上がるため、皮脂の分泌量が多くなり、にきびもできやすくなるのです。

すると、どうでしょうか。

こういえば、反射的に「肉を避ければいいのだな」と考え始める人がいます。

肉は悪い存在と言わんばかりに、生活から肉を徹底的に排除した食事を心がけようとする傾向があります。

素直でいいのですが、考えが偏りすぎです。

その短絡的な考えが、別の過ちを引き寄せます。

タンパク質は、肌には欠かせない材料です。

肉ばかりを避けていると、タンパク質が不足します。

タンパク質が不足すると、かえって肌の調子を狂わせるのです。

肉を絶対に食べてはいけないといっているのではありません。

あくまで「肉を食べすぎない」という程度なのです。

肉は、肌を作るための良質なタンパク源です。

美しい肌は、良質のタンパク質があってのことです。

肉が肌によくないとはいえ、肉をまったく食べないのも、肌によくありません。

たしかに肉はにきびの原因の1つですが、完全に避けるのではなく、適量の肉は必要なのです。

にきびが治らないときの意外な原因(23)
  • 完全に肉を避けるのではなく、多すぎない程度に食べる。
肉を食べるなら、肉の選択が大切なポイント。

にきびが治らないときの30の意外な原因

  1. にきびは、れっきとした病気である。
  2. にきびの直接の原因は、肌の汚れではなく、毛穴の詰まり。
  3. にきびができた部分は、汚れていると勘違いしない。
  4. まめに洗顔をやりすぎるな。
  5. にきび用化粧品を使ったときに感じる痛みを、ほうっておかない。
  6. 乾燥肌でも、にきびはできる。
  7. さらさらした肌の状態を、気持ちいいと勘違いしない。
  8. 皮脂を悪者扱いすればするほど、にきびの治りは遅くなる。
  9. 洗顔しているにもかかわらず、むしろにきびが悪化する人にありがちなパターン。
  10. にきびがひどい場合は、日焼け止めを塗らないほうがいいの?
  11. にきびの原因になるアクネ菌は、善玉菌だった。
  12. 無理なダイエットは、女性らしい雰囲気を失わせる。
  13. にきび洗顔料のつけ置きは、ご法度。
  14. 男がにきび治療することを、恥ずかしいことだと思わない。
  15. 手を洗おうとするより、爪の垢を落とそうとするほうが、手をきれいに洗える。
  16. にきびは早く、見慣れてしまうもの。
  17. にきびがあるからこそ、堂々と向かい合って話をしよう。
  18. 余計なプライドがあると、にきびはなかなか治らない。
  19. 若いがゆえに、にきびは治しにくいのかもしれない。
  20. 医者からの当たり前のアドバイスも、再認識の機会として、意味がある。
  21. 手をきれいにするだけでなく、手で触れやすいところも、清潔にする。
  22. ヘルシーな食事の裏に隠れている、にきびの原因とは。
  23. 完全に肉を避けていれば、にきびが減るのは誤解である。
  24. 肉を食べるなら、肉の選択が大切なポイント。
  25. にきびはつぶせば早く治るの?
  26. 「にきびをつぶしたくてたまらない!」
  27. ボディーソープで顔を洗ってもいいのか。
  28. ごく平凡な和食ほど、健康的な食事はない。
  29. 男性の口周りが荒れるのは、必ずしもにきびとは限らない。
  30. 肌トラブルで苦労した経験を、知識を増やすきっかけに変える。

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