執筆者:水口貴博

にきびが治らないときの30の意外な原因

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医者からの当たり前のアドバイスも、再認識の機会として、意味がある。

医者からの当たり前のアドバイスも、再認識の機会として、意味がある。 | にきびが治らないときの30の意外な原因

私はにきびに悩んでいたころ、皮膚科の医者に診てもらったことがあります。

なかなかにきびが治らないので、わらにもすがる気持ちで診てもらいました。

肌の状態を見せて、自分の生活状況の話をすると、ある指導を受けました。

指導とはいえ、ごく当たり前のことです。

「睡眠不足はいけません。たっぷり睡眠を取って、規則正しい生活を送ってください」

感覚としては「ああ。やっぱりそうか」です。

うすうす気づいていたので、大きな驚きはありませんでした。

自分が思っていたことを、そのまま医者が繰り返したような感じです。

しかし、無駄とは思いませんでした。

私はアドバイスを聞けて「よかった」と思いました。

確信が得られたからです。

自分だけで「睡眠不足が原因ではないか」と思うのと、専門医から「睡眠不足です」と指摘されるのでは、心への響き方が違います。

占い師から「今、頑張らないと、いい未来につながらないよ」といわれる感覚と同じです。

当たり前のことですが、専門家に言われると、印象深く残ります。

もやもやした気持ちが、確信へと変わっただけでも、わざわざ病院まで足を運んだ意味がありました。

はっきり悪い部分がわかれば、改善しようとする気持ちも大きくなります。

特別なアドバイスをもらうために、医者に診てもらうのではありません。

「やっぱり大切なことなんだな」という当たり前を、再認識するために行くのです。

行動を励ましてくれたような気持ちになれます。

にきびが治らないときの意外な原因(20)
  • 医者からのアドバイスで、当たり前の大切さを再認識する。
手をきれいにするだけでなく、手で触れやすいところも、清潔にする。

にきびが治らないときの30の意外な原因

  1. にきびは、れっきとした病気である。
  2. にきびの直接の原因は、肌の汚れではなく、毛穴の詰まり。
  3. にきびができた部分は、汚れていると勘違いしない。
  4. まめに洗顔をやりすぎるな。
  5. にきび用化粧品を使ったときに感じる痛みを、ほうっておかない。
  6. 乾燥肌でも、にきびはできる。
  7. さらさらした肌の状態を、気持ちいいと勘違いしない。
  8. 皮脂を悪者扱いすればするほど、にきびの治りは遅くなる。
  9. 洗顔しているにもかかわらず、むしろにきびが悪化する人にありがちなパターン。
  10. にきびがひどい場合は、日焼け止めを塗らないほうがいいの?
  11. にきびの原因になるアクネ菌は、善玉菌だった。
  12. 無理なダイエットは、女性らしい雰囲気を失わせる。
  13. にきび洗顔料のつけ置きは、ご法度。
  14. 男がにきび治療することを、恥ずかしいことだと思わない。
  15. 手を洗おうとするより、爪の垢を落とそうとするほうが、手をきれいに洗える。
  16. にきびは早く、見慣れてしまうもの。
  17. にきびがあるからこそ、堂々と向かい合って話をしよう。
  18. 余計なプライドがあると、にきびはなかなか治らない。
  19. 若いがゆえに、にきびは治しにくいのかもしれない。
  20. 医者からの当たり前のアドバイスも、再認識の機会として、意味がある。
  21. 手をきれいにするだけでなく、手で触れやすいところも、清潔にする。
  22. ヘルシーな食事の裏に隠れている、にきびの原因とは。
  23. 完全に肉を避けていれば、にきびが減るのは誤解である。
  24. 肉を食べるなら、肉の選択が大切なポイント。
  25. にきびはつぶせば早く治るの?
  26. 「にきびをつぶしたくてたまらない!」
  27. ボディーソープで顔を洗ってもいいのか。
  28. ごく平凡な和食ほど、健康的な食事はない。
  29. 男性の口周りが荒れるのは、必ずしもにきびとは限らない。
  30. 肌トラブルで苦労した経験を、知識を増やすきっかけに変える。

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