都会は空気が汚く、自然が少ないと言われます。
しっかり歩く散歩は、有酸素運動です。
散歩をして歩くなら、やはり空気のきれいな自然に囲まれていたほうが、健康にもいいと思われます。
たしかに田舎のほうが空気がきれいで色鮮やかな自然に巡り合うことができるでしょう。
だからとはいえ、都会がいけないわけではありません。
都会で生まれ、都会で育っている人は悲観的になる必要はありません。
むしろ、脳の健康を考えると、都会だからこそ有効に働く面があります。
田舎より都会のほうが、人や物がたくさん結集していることを有利にします。
つまり、歩いたときに得られる刺激が、田舎より多いと言えます。
多くの人とすれ違うとき、人の動き、ファッションなどに注目する機会が増えます。
多くの建物があれば、さまざまな形やデザインなどに魅了されることもあるでしょう。
ある程度、人や車の通りがあると「ぶつからないように気をつけよう」とする意識が強く働きます。
だからこそ、いつまでも緊張感が続き、ぼけにくいとも考えられます。
空気が汚いなら、マスクをする方法もあります。
そうした刺激が多いことで、脳の健康を維持したり、若返らせたりする効果があるのです。