「この先にはどんな光景が広がっているんだろう」
歩くときには、この期待を大切にしましょう。
「歩く距離をだんだん伸ばす」というのは「より遠くの景色を見ることができる」ということです。
遠くまで歩けるようになることで、未知なる領域を広げることができます。
ウォーキングダイエット初心者なら、最初は1,000歩くらい歩き続けたところでUターンし、家に戻ることでしょう。
往復で2,000歩、歩くことになります。
Uターンをするときに「この先にはどんな光景が広がっているんだろう」という期待を残すことが大切です。
そういう気持ちを、意識的に作る。
「その先に行ってみたい」という気持ちがあると、気になって歩きたくなります。
しばらくして少し体力がついてきたところで、1,000歩より多く歩いてみます。
1,000歩からは、未知の領域です。
2,000歩歩いたところでUターンして引き返すと、往復4,000歩も歩くことになります。
これを繰り返します。
5,000歩歩いたところで、Uターン。
10,000歩歩いたところで、Uターン。
そうすると、冒険心をくすぐりながら、うまくステップアップができますし、だんだん歩行距離が伸びていきます。
これを東方面で終われば、次は西方面・南方面・北方面など、4通り楽しめます。
さらに北北東や南南東に向けて歩くなら、さらに多くのパターンを楽しむことができるでしょう。
「この先の光景を見てみたい」という動機が、歩行距離を伸ばす底力になるのです。