テレビを見ていると、いつの間にか猫も一緒にテレビを見ていることがあります。
「テレビの内容が理解できるのかな」と思います。
残念ながら、テレビの物語や人の言葉などを理解しているわけではないようです。
猫が反応しているのは、テレビに映っている動きに対してです。
特に、小さなものが細かく動く映像は、野生時代の狩猟本能が駆り立てられ、釘付けになってみてしまいます。
しかし、テレビを見ているだけならいいですが、それだけで終わらない場合もあります。
普段のニュース番組の中で、ふと、小動物の映像が流れることもあります。
ネズミやハムスターでも映ろうものなら、本物と間違え、テレビに向かって突進することもあります。
強い勢いでテレビに当たると、テレビも壊れますし、なにより猫も大けがをすることでしょう。
「これは本物ではないよ」と飼い主が教えたいですが、言葉もわかりませんし、なかなか難しいのが現実です。
もし、猫と一緒にテレビを見る環境の場合は、こうしたトラブルがあっても問題ないように対策が必要です。
たとえば、テレビが倒れないように固定したり、突進しても壊れないように保護シートなどを貼っておいたりするといいでしょう。
ペットショップにいけば、専門の保護シートなどが置いているはずです。
テレビが壊れたり、猫がけがをしたりしてからでは遅いですから、ぜひとも対策をしておくことをおすすめします。