執筆者:水口貴博

猫の気持ちを理解しながら育てる30の方法

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猫はテレビに映る小動物を、本物と見間違える。

猫はテレビに映る小動物を、本物と見間違える。 | 猫の気持ちを理解しながら育てる30の方法

テレビを見ていると、いつの間にか猫も一緒にテレビを見ていることがあります。

「テレビの内容が理解できるのかな」と思います。

残念ながら、テレビの物語や人の言葉などを理解しているわけではないようです。

猫が反応しているのは、テレビに映っている動きに対してです。

特に、小さなものが細かく動く映像は、野生時代の狩猟本能が駆り立てられ、釘付けになってみてしまいます。

しかし、テレビを見ているだけならいいですが、それだけで終わらない場合もあります。

普段のニュース番組の中で、ふと、小動物の映像が流れることもあります。

ネズミやハムスターでも映ろうものなら、本物と間違え、テレビに向かって突進することもあります。

強い勢いでテレビに当たると、テレビも壊れますし、なにより猫も大けがをすることでしょう。

「これは本物ではないよ」と飼い主が教えたいですが、言葉もわかりませんし、なかなか難しいのが現実です。

もし、猫と一緒にテレビを見る環境の場合は、こうしたトラブルがあっても問題ないように対策が必要です。

たとえば、テレビが倒れないように固定したり、突進しても壊れないように保護シートなどを貼っておいたりするといいでしょう。

ペットショップにいけば、専門の保護シートなどが置いているはずです。

テレビが壊れたり、猫がけがをしたりしてからでは遅いですから、ぜひとも対策をしておくことをおすすめします。

猫の気持ちを理解しながら育てる方法(15)
  • テレビに突進してもけがをしないように、保護シートを貼っておく。
猫と一緒にいると、忍耐力が鍛えられる。

猫の気持ちを理解しながら育てる30の方法

  1. 頭をなでるときは、無言より話しかけながらのほうが、なつきやすい。
  2. なぜか犬は、キャットフードを喜んで食べる。
  3. 生後1カ月から2カ月の間の猫に接すれば、なつきやすくなる。
  4. 猫は子どもが苦手というより、落ち着きのない人が嫌い。
  5. 犬と猫の祖先は同じだった。
  6. 猫に悪さをやめさせる、効果的な方法。
  7. 飼い主と猫との間に生じやすい悪循環。
  8. 猫を飼うなら、完全に室内飼いにするのが基本。
  9. 完全室内飼いはストレスをためやすいからこそ、進んで遊び相手になるくらいでいい。
  10. 猫の体を洗う頻度は、1、2カ月に1回程度でいい。
  11. 猫はわがまま。
    熱すぎてもいけない。
    冷たすぎてもいけない。
  12. なぜか水を飲んでくれないときの3つのチェックポイント。
  13. 猫は安心を求めるため、本能的に高いところへ行きたがる。
  14. 猫は、犬以上に聴覚が鋭い。
  15. 猫はテレビに映る小動物を、本物と見間違える。
  16. 猫と一緒にいると、忍耐力が鍛えられる。
  17. 人間は狭いところでストレスを感じるが、猫は逆に安心を感じる。
  18. 猫は、寝ているのかぐったりしているのか、見極めにくい。
  19. 猫の排泄物は、健康のバロメーター。
  20. 猫は生まれてから1年間で、急成長を遂げる。
  21. 猫のトイレは、場所と雰囲気が重要。
  22. 猫のトイレの場所は、部屋の模様替えを前提に考える。
  23. 猫は偏食家。
    新しいものが苦手。
  24. 猫とほかの動物とを同居させるときの注意ポイント。
  25. 猫は、急いで生きようとする人間の品行を正す先生である。
  26. ペットを飼うなら、電気配線の周辺は特に注意。
  27. 猫にとって環境が変わるのは、一大事件となる。
  28. 猫が大喜びする生魚は、むしろ与えないほうがいい食べ物。
  29. 猫の健康管理は餌の量と与えるタイミングであり、飼い主の責任に委ねられる。
  30. 猫の鳴き声が言葉に聞こえるくらいに、親しくなる。

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