執筆者:水口貴博

猫の気持ちを理解しながら育てる30の方法

1

頭をなでるときは、無言より話しかけながらのほうが、なつきやすい。

頭をなでるときは、無言より話しかけながらのほうが、なつきやすい。 | 猫の気持ちを理解しながら育てる30の方法

犬とは違い、猫をなつかせるのは苦労します。

犬は比較的すぐなついてくれますが、猫はそうはいきません。

飼い主でもない人が普通に近づけば、逃げられることでしょう。

逃げ方もゆっくりした逃げ方ではなく、走るように逃げられます。

「別に悪いことしないのに、そんな大げさに逃げなくてもいいのになあ」

猫は大変警戒心が強いので、見知らぬ人が近づけば、基本的には逃げるのが普通です。

では、どうすればすぐ猫とお友人になれるのでしょうか。

最も理想的な方法は、餌を差し出しながらゆっくり近づくことです。

大好物の餌を差し出されると、緊張が緩み、近づくことを許してくれます。

しかし、いつも餌があるとは限りません。

もし餌がないときはどうするか。

ここが実力を発揮する瞬間です。

話しかけながら近づいてみましょう。

「おいでおいで」

「かわいいね」

「いい子だね」

できるだけ明るくて優しい声を出しながら、ゆっくり話しかけて近づいてみましょう。

時には、猫の声を真似て「にゃあにゃあ」と声を出しながらでもいいでしょう。

人間の場合でもそうですが、無言で近づかれると、何か強く警戒してしまいます。

何をされるのかわからず、怖いです。

何でもいいから、何か言葉をかけながら近づくことです。

すると、意外にも近づくことを許してくれるはずです。

優しく頭をなでてあげれば、すぐお友人になれます。

猫の気持ちを理解しながら育てる方法(1)
  • 話しかけながら、ゆっくり近づく。
なぜか犬は、キャットフードを喜んで食べる。

猫の気持ちを理解しながら育てる30の方法

  1. 頭をなでるときは、無言より話しかけながらのほうが、なつきやすい。
  2. なぜか犬は、キャットフードを喜んで食べる。
  3. 生後1カ月から2カ月の間の猫に接すれば、なつきやすくなる。
  4. 猫は子どもが苦手というより、落ち着きのない人が嫌い。
  5. 犬と猫の祖先は同じだった。
  6. 猫に悪さをやめさせる、効果的な方法。
  7. 飼い主と猫との間に生じやすい悪循環。
  8. 猫を飼うなら、完全に室内飼いにするのが基本。
  9. 完全室内飼いはストレスをためやすいからこそ、進んで遊び相手になるくらいでいい。
  10. 猫の体を洗う頻度は、1、2カ月に1回程度でいい。
  11. 猫はわがまま。
    熱すぎてもいけない。
    冷たすぎてもいけない。
  12. なぜか水を飲んでくれないときの3つのチェックポイント。
  13. 猫は安心を求めるため、本能的に高いところへ行きたがる。
  14. 猫は、犬以上に聴覚が鋭い。
  15. 猫はテレビに映る小動物を、本物と見間違える。
  16. 猫と一緒にいると、忍耐力が鍛えられる。
  17. 人間は狭いところでストレスを感じるが、猫は逆に安心を感じる。
  18. 猫は、寝ているのかぐったりしているのか、見極めにくい。
  19. 猫の排泄物は、健康のバロメーター。
  20. 猫は生まれてから1年間で、急成長を遂げる。
  21. 猫のトイレは、場所と雰囲気が重要。
  22. 猫のトイレの場所は、部屋の模様替えを前提に考える。
  23. 猫は偏食家。
    新しいものが苦手。
  24. 猫とほかの動物とを同居させるときの注意ポイント。
  25. 猫は、急いで生きようとする人間の品行を正す先生である。
  26. ペットを飼うなら、電気配線の周辺は特に注意。
  27. 猫にとって環境が変わるのは、一大事件となる。
  28. 猫が大喜びする生魚は、むしろ与えないほうがいい食べ物。
  29. 猫の健康管理は餌の量と与えるタイミングであり、飼い主の責任に委ねられる。
  30. 猫の鳴き声が言葉に聞こえるくらいに、親しくなる。

同じカテゴリーの作品

2:09

関連記事

© HAPPY LIFESTYLE CORPORATION