執筆者:水口貴博

子育て上手な父親になる30の方法

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子どもの失敗は、褒めたたえるくらいでいい。

子どもの失敗は、褒めたたえるくらいでいい。 | 子育て上手な父親になる30の方法

あなたが、新しいことに挑戦しようとするときはどのようなときですか。

  • 成長を求めているとき
  • 向上しようと心がけているとき

やはり人が挑戦しようとするときが大変ですよね。

今までとは違った新しい自分になりたい。

自分の殻を破りたいから、今まで経験のない新しいことをしようとします。

新しいことに挑戦すれば、うまくいくときもありますが、時には失敗するときもあります。

大人ですら、新しいことに挑戦するときには勇気が必要です。

時には失敗もします。

子どもなら、なおさらです。

子どもも大人同様に、新しいことに挑戦しようとするのは、成長しようとしている証拠です。

「初体験」ということです。

初めてのお使い。

初めての留守番。

初めての食器洗い。

新しいことに挑戦すれば、失敗することもあるでしょう。

いえ、大人よりうまくいかない確率は大きいはずです。

初めてのお使いで、頼んだ物と違う物を買ってきてしまう。

初めての留守番で怖くなり、泣き出してしまう。

家の手伝いで、食器洗いをしていたときに、うっかり手を滑らせて皿を割ってしまう。

そんな失敗を、怒鳴ったり叱ったりする親ではよくありません。

男らしい父親なら、子どもの失敗を褒めるくらいは必要です。

「よく頑張ったね。偉い」

「今回はうまくいかなかったけど、次からはうまくいくよ」

「大丈夫? 勇気があるね!」

力強い言葉をかけて、失敗を褒めたたえてあげます。

すると子どもは「うまくいかなかったけれど、これでよかったんだ」と思い、落ち込みから立ち直ります。

「失敗を褒めたたえる」というのがポイントです。

挑戦したからこそできる失敗です。

きちんと子どもが成長しようとしている姿ですから、思いきり喜ぶのです。

子育て上手な父親になる方法(28)
  • 子どもの失敗を、むしろ褒めたたえる。
子どもの話に、小難しい評価や感想はいらない。
単に共感するだけでいい。

子育て上手な父親になる30の方法

  1. 父親が育児をする、子どもは自分に自信を持つ。
  2. 父が育児に参加することで「父」から「父親」へと成長する。
  3. 父が楽しそうに仕事をする背中を見て、子は育つ。
  4. 子どもの勉強のきっかけは、興味や関心から始まる。
  5. 子どもが破壊行為をし始めたら、強い興味や関心の表れている証拠。
  6. どんな遊びも、突き詰めれば勉強になる。
  7. 本当に家族を大切にする父親は「家族サービス」という言葉を使わない。
  8. 父親の趣味に、子どもを誘ってみよう。
  9. なぜ子どもにとって父は、母より遠い存在と感じてしまうのか。
  10. 母親の大変さを理解するために、男性こそ育児に参加する。
  11. 家族揃って食事ができるように、週に何度かは早く家に帰る。
  12. 特別な日に特別頑張る父は、大幅に評価が向上する。
  13. 疲れて育児に参加できないときは、母親へ育児をねぎらう言葉だけでも伝える。
  14. 叱るというのは、愛を伝えるということ。
  15. 叱るばかりはいけないが、まったく叱らないのは、もっといけない。
  16. 母親からの愚痴には「解決策」の前に「共感」からかけよう。
  17. 甘える父親は、もう1人の子どもである。
  18. 父親という遊び相手ほど、面白い相手はいない。
  19. ストレス発散をするなら、子どもの遊び相手になればいい。
  20. 親から暴力を振るわれた子どもは、友人にも暴力を振るうようになる。
  21. 父の仕事現場を見せてあげると、父の仕事のイメージが湧くようになる。
  22. 早く家に帰られる人は、気の利いた父親になるための気遣いをしよう。
  23. 愛の伝わるスキンシップがあれば、回数は少なくてもいい。
  24. 正しい力の使い方とは、大切な人を守るためである。
  25. 子どもの下品な言葉に、いちいち本気にならない。
  26. 男らしい父親なら、曖昧な返事は返さない。
  27. 夫婦仲のいい家庭は、子育てにもいい影響を与える。
  28. 子どもの失敗は、褒めたたえるくらいでいい。
  29. 子どもの話に、小難しい評価や感想はいらない。
    単に共感するだけでいい。
  30. 家の手伝いは、言い換えれば「体育の授業」である。

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