執筆者:水口貴博

子育て上手な父親になる30の方法

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どんな遊びも、突き詰めれば勉強になる。

どんな遊びも、突き詰めれば勉強になる。 | 子育て上手な父親になる30の方法

私が小学4年のとき、水口家にパソコンが登場しました。

父の仕事でパソコンが必要になったことがきっかけです。

なんと当時は50万円ほどした「PC9801」というタイプのパソコンです。

父は仕事に使っていましたが、時間があるときにはゲーム機として使わせてくれました。

パソコンには、ゲームソフトが付属でついていました。

父は、よくパソコンを使って遊びを教えてくれました。

パソコンゲームがうまくなるためには、キーボードを早く打たなければなりません。

その結果、知らぬ間にタイピングの勉強をしていました。

必死にキーボードの配置を覚え、1秒でも速く打てるように慣れていきました。

中学生になったある日のことです。

パソコンゲームというのは「プログラム言語」によってできていることを知ります。

当時私が手をつけたのは「BASIC」という簡易プログラム言語でした。

比較的、わかりやすいプログラミング言語だったので、自分も少し挑戦してみようかなと思い、ゲームを作りました。

本当に初歩的なロールプレーイングゲームを作ったこともありました。

その後、時は経ち、20歳の誕生日のことです。

父から誕生日プレゼントとして、30万円ほどのノートパソコンを買ってもらいました。

OSは、Windows98。

当時としては高性能のノートパソコンを買ってもらいました。

自分専用のパソコンを手に入れてから、一気に勉強が加速しました。

インターネットという技術を知ります。

ホームページを作るHTMLを覚えます。

まだ学生でしたが、サーバーを立てて、独自ドメインを取得して、自分のウェブページを一般公開するようになりました。

それが今、あなたの目の前にある、HAPPY LIFESTYLEです。

これらすべての始まりは「面白い」です。

面白いがきっかけで追求が始まりました。

磁石から始まった興味は、次第に膨らみ、機械の分解・タイピング・コンピュータープログラミングへと発展です。

HTMLというホームページを作成する言語を学び、自宅にサーバーを立ててしまうようになりました。

もし、これらのことを「勉強をしろ」と言われていたなら、現在の私はなかったはずです。

父から「機械の勉強をしろ」と強制されなかったからこそ、自分から勉強しようとする気持ちが大きくなったのかもしれません。

当時の私は、勉強とは思わず、単に遊んでいる感覚でした。

遊びのつもりでしたが結果として勉強になっていた。

まんまと父のうまい教育に乗せられた結果、今の自分がいるような気がします。

勉強の入り口は、遊びでいい。

むしろ遊びのほうが長続きしますし、一生懸命になれます。

まず、楽しさから教えます。

楽しさがわかるから、勉強も好きになります。

「遊んでいたら、勉強だった」

この繰り返しです。

どんな遊びも、突き詰めれば、勉強なのです。

子育て上手な父親になる方法(6)
  • 遊びを突き詰めて、勉強に変える。
本当に家族を大切にする父親は「家族サービス」という言葉を使わない。

子育て上手な父親になる30の方法

  1. 父親が育児をする、子どもは自分に自信を持つ。
  2. 父が育児に参加することで「父」から「父親」へと成長する。
  3. 父が楽しそうに仕事をする背中を見て、子は育つ。
  4. 子どもの勉強のきっかけは、興味や関心から始まる。
  5. 子どもが破壊行為をし始めたら、強い興味や関心の表れている証拠。
  6. どんな遊びも、突き詰めれば勉強になる。
  7. 本当に家族を大切にする父親は「家族サービス」という言葉を使わない。
  8. 父親の趣味に、子どもを誘ってみよう。
  9. なぜ子どもにとって父は、母より遠い存在と感じてしまうのか。
  10. 母親の大変さを理解するために、男性こそ育児に参加する。
  11. 家族揃って食事ができるように、週に何度かは早く家に帰る。
  12. 特別な日に特別頑張る父は、大幅に評価が向上する。
  13. 疲れて育児に参加できないときは、母親へ育児をねぎらう言葉だけでも伝える。
  14. 叱るというのは、愛を伝えるということ。
  15. 叱るばかりはいけないが、まったく叱らないのは、もっといけない。
  16. 母親からの愚痴には「解決策」の前に「共感」からかけよう。
  17. 甘える父親は、もう1人の子どもである。
  18. 父親という遊び相手ほど、面白い相手はいない。
  19. ストレス発散をするなら、子どもの遊び相手になればいい。
  20. 親から暴力を振るわれた子どもは、友人にも暴力を振るうようになる。
  21. 父の仕事現場を見せてあげると、父の仕事のイメージが湧くようになる。
  22. 早く家に帰られる人は、気の利いた父親になるための気遣いをしよう。
  23. 愛の伝わるスキンシップがあれば、回数は少なくてもいい。
  24. 正しい力の使い方とは、大切な人を守るためである。
  25. 子どもの下品な言葉に、いちいち本気にならない。
  26. 男らしい父親なら、曖昧な返事は返さない。
  27. 夫婦仲のいい家庭は、子育てにもいい影響を与える。
  28. 子どもの失敗は、褒めたたえるくらいでいい。
  29. 子どもの話に、小難しい評価や感想はいらない。
    単に共感するだけでいい。
  30. 家の手伝いは、言い換えれば「体育の授業」である。

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