子どもが一番喜ぶのは、やはりスキンシップです。
わんわんと泣いているなら、抱っこをしてみましょう。
すぐ泣きやむはずです。
お父さんと手をつなぐだけで、子どもはにっこりすることでしょう。
おんぶをしていると安心して、そのまま寝てしまいます。
そのくらい子どもには嬉しいことです。
心から落ち着くことはありません。
ただし、スキンシップが大切だからとはいえ、いつもべたべた触れ合うばかりではいけません。
大切なことは「愛の伝わるスキンシップ」をすることです。
たとえば、あなたが幼いころを思い出しましょう。
父や母から、おんぶされたり抱っこされたりした記憶があるはずです。
幼いころに母から抱っこされたり、手をつないだり、おんぶされた記憶は残っていることでしょう。
よくよく考えて見れば、はるか昔の記憶です。
なぜそれほど印象に残っているのでしょうか。
愛がきちんと伝わるスキンシップがあったからです。
「大好きだよ」
「愛しているよ」
「大切にしているよ」
そうした愛が伝わるスキンシップを心がけましょう。
父親は、母親よりスキンシップが少なくなりがちです。
仕事の関係で、子どもと接する時間が短くなるのは仕方ないことです。
大丈夫です。
その分、愛情たっぷりのスキンシップを心がければいい。
愛のあふれるスキンシップがあれば、回数は少なくても、ずっと記憶に残ります。
手をつなぐとき、抱くとき、おでこをなでるとき。
きちんと気持ちが伝わるようなスキンシップなら、子どもには必ず伝わります。
昔のスキンシップの記憶が残っている理由は、そうした理由からです。