執筆者:水口貴博

子育て上手な父親になる30の方法

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愛の伝わるスキンシップがあれば、回数は少なくてもいい。

愛の伝わるスキンシップがあれば、回数は少なくてもいい。 | 子育て上手な父親になる30の方法

子どもが一番喜ぶのは、やはりスキンシップです。

わんわんと泣いているなら、抱っこをしてみましょう。

すぐ泣きやむはずです。

お父さんと手をつなぐだけで、子どもはにっこりすることでしょう。

おんぶをしていると安心して、そのまま寝てしまいます。

そのくらい子どもには嬉しいことです。

心から落ち着くことはありません。

ただし、スキンシップが大切だからとはいえ、いつもべたべた触れ合うばかりではいけません。

大切なことは「愛の伝わるスキンシップ」をすることです。

たとえば、あなたが幼いころを思い出しましょう。

父や母から、おんぶされたり抱っこされたりした記憶があるはずです。

幼いころに母から抱っこされたり、手をつないだり、おんぶされた記憶は残っていることでしょう。

よくよく考えて見れば、はるか昔の記憶です。

なぜそれほど印象に残っているのでしょうか。

愛がきちんと伝わるスキンシップがあったからです。

「大好きだよ」

「愛しているよ」

「大切にしているよ」

そうした愛が伝わるスキンシップを心がけましょう。

父親は、母親よりスキンシップが少なくなりがちです。

仕事の関係で、子どもと接する時間が短くなるのは仕方ないことです。

大丈夫です。

その分、愛情たっぷりのスキンシップを心がければいい。

愛のあふれるスキンシップがあれば、回数は少なくても、ずっと記憶に残ります。

手をつなぐとき、抱くとき、おでこをなでるとき。

きちんと気持ちが伝わるようなスキンシップなら、子どもには必ず伝わります。

昔のスキンシップの記憶が残っている理由は、そうした理由からです。

子育て上手な父親になる方法(23)
  • 愛のあるスキンシップを心がける。
正しい力の使い方とは、大切な人を守るためである。

子育て上手な父親になる30の方法

  1. 父親が育児をする、子どもは自分に自信を持つ。
  2. 父が育児に参加することで「父」から「父親」へと成長する。
  3. 父が楽しそうに仕事をする背中を見て、子は育つ。
  4. 子どもの勉強のきっかけは、興味や関心から始まる。
  5. 子どもが破壊行為をし始めたら、強い興味や関心の表れている証拠。
  6. どんな遊びも、突き詰めれば勉強になる。
  7. 本当に家族を大切にする父親は「家族サービス」という言葉を使わない。
  8. 父親の趣味に、子どもを誘ってみよう。
  9. なぜ子どもにとって父は、母より遠い存在と感じてしまうのか。
  10. 母親の大変さを理解するために、男性こそ育児に参加する。
  11. 家族揃って食事ができるように、週に何度かは早く家に帰る。
  12. 特別な日に特別頑張る父は、大幅に評価が向上する。
  13. 疲れて育児に参加できないときは、母親へ育児をねぎらう言葉だけでも伝える。
  14. 叱るというのは、愛を伝えるということ。
  15. 叱るばかりはいけないが、まったく叱らないのは、もっといけない。
  16. 母親からの愚痴には「解決策」の前に「共感」からかけよう。
  17. 甘える父親は、もう1人の子どもである。
  18. 父親という遊び相手ほど、面白い相手はいない。
  19. ストレス発散をするなら、子どもの遊び相手になればいい。
  20. 親から暴力を振るわれた子どもは、友人にも暴力を振るうようになる。
  21. 父の仕事現場を見せてあげると、父の仕事のイメージが湧くようになる。
  22. 早く家に帰られる人は、気の利いた父親になるための気遣いをしよう。
  23. 愛の伝わるスキンシップがあれば、回数は少なくてもいい。
  24. 正しい力の使い方とは、大切な人を守るためである。
  25. 子どもの下品な言葉に、いちいち本気にならない。
  26. 男らしい父親なら、曖昧な返事は返さない。
  27. 夫婦仲のいい家庭は、子育てにもいい影響を与える。
  28. 子どもの失敗は、褒めたたえるくらいでいい。
  29. 子どもの話に、小難しい評価や感想はいらない。
    単に共感するだけでいい。
  30. 家の手伝いは、言い換えれば「体育の授業」である。

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