執筆者:水口貴博

子育て上手な父親になる30の方法

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父の仕事現場を見せてあげると、父の仕事のイメージが湧くようになる。

父の仕事現場を見せてあげると、父の仕事のイメージが湧くようになる。 | 子育て上手な父親になる30の方法

「父親が仕事をしている」とはいえ、子どもたちは抽象的な想像しかわきません。

子どもなりの父の働く姿を想像しますが、必ずしもそのとおりとは限りませんね。

そういうときこそ、父の職場を子どもたちに見せてあげましょう。

実際の仕事現場を、生で見させてあげます。

会社からの許可・機密事項・個人情報など注意を払う必要がありますが、会社によっては許してくれるところもあるでしょう。

職場の雰囲気、実際に父が座っているデスクなどを見ると、子どもたちは父親の仕事のイメージが湧きます。

父が仕事をしている内容などを見せてあげれば「お父さんはここでこんなふうに仕事をしているんだ」と理解できます。

もし会社が許してくれなければ、会社の外観だけでもいい。

子どもに父の働いているビルまで連れて行き「ここがお父さんの勤めている会社だよ」と教えてあげましょう。

「大きなビルだなあ。あのビルの中で、いつもお父さんは仕事をしているのか」

それがわかるだけでも意味があります。

なんとなくぼやけていた父の仕事ぶりを、想像できるようになります。

「行ってきます」と家を出ていった後、父はどこへ行き、何をしているのかがわかるだけでも違います。

子どもたちとの間に共通の話題ができて、話が弾みやすくなるのです。

子育て上手な父親になる方法(21)
  • 可能なら、働いている職場を見せてあげる。
早く家に帰られる人は、気の利いた父親になるための気遣いをしよう。

子育て上手な父親になる30の方法

  1. 父親が育児をする、子どもは自分に自信を持つ。
  2. 父が育児に参加することで「父」から「父親」へと成長する。
  3. 父が楽しそうに仕事をする背中を見て、子は育つ。
  4. 子どもの勉強のきっかけは、興味や関心から始まる。
  5. 子どもが破壊行為をし始めたら、強い興味や関心の表れている証拠。
  6. どんな遊びも、突き詰めれば勉強になる。
  7. 本当に家族を大切にする父親は「家族サービス」という言葉を使わない。
  8. 父親の趣味に、子どもを誘ってみよう。
  9. なぜ子どもにとって父は、母より遠い存在と感じてしまうのか。
  10. 母親の大変さを理解するために、男性こそ育児に参加する。
  11. 家族揃って食事ができるように、週に何度かは早く家に帰る。
  12. 特別な日に特別頑張る父は、大幅に評価が向上する。
  13. 疲れて育児に参加できないときは、母親へ育児をねぎらう言葉だけでも伝える。
  14. 叱るというのは、愛を伝えるということ。
  15. 叱るばかりはいけないが、まったく叱らないのは、もっといけない。
  16. 母親からの愚痴には「解決策」の前に「共感」からかけよう。
  17. 甘える父親は、もう1人の子どもである。
  18. 父親という遊び相手ほど、面白い相手はいない。
  19. ストレス発散をするなら、子どもの遊び相手になればいい。
  20. 親から暴力を振るわれた子どもは、友人にも暴力を振るうようになる。
  21. 父の仕事現場を見せてあげると、父の仕事のイメージが湧くようになる。
  22. 早く家に帰られる人は、気の利いた父親になるための気遣いをしよう。
  23. 愛の伝わるスキンシップがあれば、回数は少なくてもいい。
  24. 正しい力の使い方とは、大切な人を守るためである。
  25. 子どもの下品な言葉に、いちいち本気にならない。
  26. 男らしい父親なら、曖昧な返事は返さない。
  27. 夫婦仲のいい家庭は、子育てにもいい影響を与える。
  28. 子どもの失敗は、褒めたたえるくらいでいい。
  29. 子どもの話に、小難しい評価や感想はいらない。
    単に共感するだけでいい。
  30. 家の手伝いは、言い換えれば「体育の授業」である。

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