人と人とが話をするなら、向かい合う姿勢が普通です。
人とのコミュニケーションがそうだから、犬に語りかけるときも、言葉だけになっている場合が多いのではないでしょうか。
しかし、犬の場合もその調子で語りかけるのは、まだ十分とは言えません。
言葉だけでは、犬の耳しか刺激していません。
せっかく犬に語りかけているなら、ぜひスキンシップを心がけましょう。
頭をなでたり背中をさすったりしながら、話しかけてあげます。
語りかけるすべてのタイミングは、スキンシップの時間にもなるはずです。
そうすることで、聴覚に加え、触覚も刺激させることになります。
犬の脳に伝わる刺激が増え、脳が活性化されます。
また、単に刺激が増えるだけではありません。
飼い主から触れられることで、犬は「飼い主から注目されている。愛されている」と感じて、精神的な満足感も得られます。
犬とは言葉でコミュニケーションが取れない分、優しいスキンシップを通して、気持ちや愛情を伝えてあげましょう。