執筆者:水口貴博

受験生の時間とスケジュール管理術

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今の自分は、人生を左右する大事な時期にいることを自覚する。

今の自分は、人生を左右する大事な時期にいることを自覚する。 | 受験生の時間とスケジュール管理術

受験は、人生を左右する大事な時期です。

密度の高い時間を送っています。

しかし、受験時代はなかなかそれに気づけない。

若いうちは時間が山ほどあるように思えるからです。

毎日勉強ばかりというストレスと、いくらでも時間があるように思える錯覚が入り交じります。

「今日くらいはサボっていいか」と気持ちが緩むことはしばしばあります。

もちろんたまに休憩や息抜きは必要です。

休むことで勉強への気力を充電できます。

しかし、今の自分は大事な時期にいることを自覚したうえで、休むことです。

意識が変われば「なんとなく休む」から「勉強するために休む」へと質が変わります。

ただなんとなく時間を過ごすのではなく、自分は大事な時期にいることを自覚することが大切です。

人生を左右する大事な時期だと思えば、自然と時間管理への意識が強くなります。

今、一生懸命に勉強したことは、将来何倍もの恩恵になって返ってきます。

今勉強した成果によって大学が決まり、大学が決まれば就職先も決まります。

就職先が決まれば収入も決まり、収入が決まれば生まれてくるであろう子どもへの教育水準も変わります。

将来を作るうえで、原点ともいえる土台を作る大事な時期にいます。

さあ、ぼうっとしている場合ではありません。

素晴らしい未来を作るために、今あなたができることと言えば、勉強することなのです。

受験生の時間とスケジュール管理術(5)
  • 大事な時期にいることを、自覚する。
調子が出ないときは、調子が出るような勉強から始めればいい。

受験生の時間とスケジュール管理術

  1. あらゆる時間管理術は、変えようのないリズムに合わせることから始まる。
  2. 1日のスケジュール表は、リズムを正常化させる薬のような役割を果たす。
  3. 1週間のリズムに従って、勉強計画を立てる。
  4. 勉強時間をあらかじめ宣言しておけば、勉強の邪魔をさせることもない。
  5. 今の自分は、人生を左右する大事な時期にいることを自覚する。
  6. 調子が出ないときは、調子が出るような勉強から始めればいい。
  7. どんなに調子が出なくても、睡眠時間だけは削ってはいけない。
  8. 「勉強から逃げるために休む」のと「勉強するために休む」とでは大違い。
  9. 1枚ずつめくるカレンダーより、1枚にまとまったカレンダーがおすすめ。
  10. 秒針のあるアナログ時計のメリットとデメリット。
  11. 明るい部屋で勉強するとき、必ず部屋は明るくする。
  12. 受験勉強は、自己管理能力を問う試験でもある。
  13. 勉強時間の配分は、出題率の高さに応じて調整する。
  14. 急にやる気が出れば、すぐ勉強したほうがいい。
  15. 「早寝・早起き」は嘘。
    「早起き・早寝」の順が正解だった!
  16. 勉強する時間くらいは、机の上に勉強以外の物を置かない。
  17. 日中の疲れや眠気は、短い仮眠で乗り切れ!
  18. 帰宅後の勉強は、夕食後ではなく、夕食前にするほうがいい。
  19. 親からの小言に、集中力を乱される。
  20. 朝に弱い人でも、熱いシャワーを浴びれば眠気が取れる。
  21. 眠気・疲れ・惰性は、熱いシャワーで取り払う。
  22. 学力に差ができるのは、重い腰を上げる早さ。
  23. 根性で勉強をしようとすると、失敗する。
  24. 気温は、勉強へのやる気に強く影響を及ぼす。
  25. ささいなアイテムで、勉強の能率は劇的に向上する。
  26. 勉強の準備時間を、効率よくカットできる手段を考える。
  27. 家族旅行と勉強を絡めれば、思い出も勉強もうまくいく。
  28. リフレッシュの時間くらいは、勉強のことを完全に忘れたほうがいい。
  29. 眠れない夜は、参考書を睡眠薬の代わりにすればいい。
  30. 時間はあると思えばある。
    ないと思えばない。

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