執筆者:水口貴博

受験生の時間とスケジュール管理術

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眠気・疲れ・惰性は、熱いシャワーで取り払う。

眠気・疲れ・惰性は、熱いシャワーで取り払う。 | 受験生の時間とスケジュール管理術

受験生の意外な必需品といえば、シャワーです。

熱いシャワーがあるかないかで、受験期における勉強のはかどり具合に天と地の差ができると言っても過言ではありません。

特に、朝が弱い人にはおすすめです。

熱いシャワーを頭から浴びると、血液の流れがよくなり、眠気が吹き飛びます。

しかし、朝に弱い人だけでなく、強い人にも必須です。

私は朝に強いほうですが、学生時代は熱いシャワーに何度も助けられました。

勉強をしていると、ネックになるのが「ぼうっとしている時間」です。

勉強をしていると、どんな人でもぼうっとする時間が発生します。

  • 勉強に飽きたとき
  • 気持ちが緩んでいるとき
  • 疲れたとき
  • 眠気が強いとき
  • やる気が出ないとき

こうした「ぼうっとしている時間」は積み重なると、大きくなります。

しかも、ぼうっとしたときの解決法がはっきりしていないと、その時間は多くなります。

こういうときこそ、熱いシャワーです。

これは朝が弱い人だけでなく、強い人にもおすすめです。

「自分は今ぼうっとしているな」と思ったら、シャワールームに駆け込んで、熱いシャワーを浴びましょう。

みそぎと同じ効果があります。

眠気を取り払い、疲れを取り払い、惰性を取り払う効果があります。

あらゆる邪念を消していき、シャワーの熱さが、勉強への熱い炎へと変わります。

私は学校から帰ると、とりあえず熱いシャワーを浴びるのが日課でした。

疲れがたまり、眠気も出てくるタイミングなので、熱いシャワーでリセットしていました。

自分の部屋でぼうっとしたり疲れたりしたときも、とりあえずシャワールームへ飛び込んで、気持ちをリセットしていました。

すべての受験生にとって熱いシャワーは必須だと考えています。

さまざまな場面で、熱いシャワーに助けられることでしょう。

受験生の時間とスケジュール管理術(21)
  • 眠気・疲れ・惰性が出てき始めたら、熱いシャワーで取り払う。
学力に差ができるのは、重い腰を上げる早さ。

受験生の時間とスケジュール管理術

  1. あらゆる時間管理術は、変えようのないリズムに合わせることから始まる。
  2. 1日のスケジュール表は、リズムを正常化させる薬のような役割を果たす。
  3. 1週間のリズムに従って、勉強計画を立てる。
  4. 勉強時間をあらかじめ宣言しておけば、勉強の邪魔をさせることもない。
  5. 今の自分は、人生を左右する大事な時期にいることを自覚する。
  6. 調子が出ないときは、調子が出るような勉強から始めればいい。
  7. どんなに調子が出なくても、睡眠時間だけは削ってはいけない。
  8. 「勉強から逃げるために休む」のと「勉強するために休む」とでは大違い。
  9. 1枚ずつめくるカレンダーより、1枚にまとまったカレンダーがおすすめ。
  10. 秒針のあるアナログ時計のメリットとデメリット。
  11. 明るい部屋で勉強するとき、必ず部屋は明るくする。
  12. 受験勉強は、自己管理能力を問う試験でもある。
  13. 勉強時間の配分は、出題率の高さに応じて調整する。
  14. 急にやる気が出れば、すぐ勉強したほうがいい。
  15. 「早寝・早起き」は嘘。
    「早起き・早寝」の順が正解だった!
  16. 勉強する時間くらいは、机の上に勉強以外の物を置かない。
  17. 日中の疲れや眠気は、短い仮眠で乗り切れ!
  18. 帰宅後の勉強は、夕食後ではなく、夕食前にするほうがいい。
  19. 親からの小言に、集中力を乱される。
  20. 朝に弱い人でも、熱いシャワーを浴びれば眠気が取れる。
  21. 眠気・疲れ・惰性は、熱いシャワーで取り払う。
  22. 学力に差ができるのは、重い腰を上げる早さ。
  23. 根性で勉強をしようとすると、失敗する。
  24. 気温は、勉強へのやる気に強く影響を及ぼす。
  25. ささいなアイテムで、勉強の能率は劇的に向上する。
  26. 勉強の準備時間を、効率よくカットできる手段を考える。
  27. 家族旅行と勉強を絡めれば、思い出も勉強もうまくいく。
  28. リフレッシュの時間くらいは、勉強のことを完全に忘れたほうがいい。
  29. 眠れない夜は、参考書を睡眠薬の代わりにすればいい。
  30. 時間はあると思えばある。
    ないと思えばない。

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