執筆者:水口貴博

受験生の時間とスケジュール管理術

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ささいなアイテムで、勉強の能率は劇的に向上する。

ささいなアイテムで、勉強の能率は劇的に向上する。 | 受験生の時間とスケジュール管理術

勉強への能率は、ささいなアイテムによって助けられることが多いです。

真夏や真冬は、やる気が低下しますが、エアコンがあれば解決します。

個人の努力で天気を変えることはできませんから、部屋の温度を調整する機器があればいい。

能率が向上するアイテムは、エアコンに限らず数多く存在します。

コピー機も同じです。

教科書や参考書の一部を、わざわざ手で書き写すのは時代遅れです。

コピー機1つあれば、一瞬ですね。

しかし、わざわざコピーするたびに、近くのコンビニまで行くのは時間も手間もかかります。

しかもコンビニのコピー機は、使いたいと思っているときに限って先客がいます。

大量の書類をコピーしているためなかなか終わらない、というマーフィーの法則です。

時間といい手間といい、そうしたことを節約するために、コピー機は自宅にあると大変便利です。

いつでも使いたいときに使え、いくらでもコピーできます。

また、頭をしゃきっとさせるため、日頃からコーヒーを愛飲している受験生もいることでしょう。

コーヒーを買いに行く時間や手間も、積み重なると大きなものになります。

そうした時間や気力を節約したければ、コーヒーメーカーを買ってしまえばいい。

自宅でコーヒーを作ることができ、買いに行く手間や時間もカットできます。

コーヒーメーカーは高価な商品ですが、勉強への集中力を買うことができれば安いです。

勉強に役立つ小物道具はまだまだたくさんあります。

  • 自宅で使うオーディオプレーヤー
  • 電車の中で聞くための携帯用の音楽プレーヤー
  • 国語や英語の単語を調べるために必要な電子辞書
  • 試験に必要な資料を作成するためのノートパソコン
  • 印刷するためのプリンター

おや、気づきませんか。

なぜか受験に必要な道具は、高価な物が多いです。

しかし、高価であるため、自分のお小遣いだけでは手が届かないものもあります。

そこで手が届かない金額だからと諦める人と、親を説得して手に入れる人とで、学力に差ができます。

勉強の能率アップのため、何とかして手に入れたい場合は、どうすればいいのでしょうか。

徹底的に親を説得します。

「受験に必要な道具」として、親を説得して買ってもらうようにしましょう。

たとえ高価でも、試験に合格すれば、十分に元が取れるはずです。

「意味のある買い物」であることをしっかり親に伝えれば、納得してくれるはずです。

アイテム1つで、単純に能率が上がるのです。

受験生の時間とスケジュール管理術(25)
  • 高価で、自分では買えない道具は、親を説得する。
勉強の準備時間を、効率よくカットできる手段を考える。

受験生の時間とスケジュール管理術

  1. あらゆる時間管理術は、変えようのないリズムに合わせることから始まる。
  2. 1日のスケジュール表は、リズムを正常化させる薬のような役割を果たす。
  3. 1週間のリズムに従って、勉強計画を立てる。
  4. 勉強時間をあらかじめ宣言しておけば、勉強の邪魔をさせることもない。
  5. 今の自分は、人生を左右する大事な時期にいることを自覚する。
  6. 調子が出ないときは、調子が出るような勉強から始めればいい。
  7. どんなに調子が出なくても、睡眠時間だけは削ってはいけない。
  8. 「勉強から逃げるために休む」のと「勉強するために休む」とでは大違い。
  9. 1枚ずつめくるカレンダーより、1枚にまとまったカレンダーがおすすめ。
  10. 秒針のあるアナログ時計のメリットとデメリット。
  11. 明るい部屋で勉強するとき、必ず部屋は明るくする。
  12. 受験勉強は、自己管理能力を問う試験でもある。
  13. 勉強時間の配分は、出題率の高さに応じて調整する。
  14. 急にやる気が出れば、すぐ勉強したほうがいい。
  15. 「早寝・早起き」は嘘。
    「早起き・早寝」の順が正解だった!
  16. 勉強する時間くらいは、机の上に勉強以外の物を置かない。
  17. 日中の疲れや眠気は、短い仮眠で乗り切れ!
  18. 帰宅後の勉強は、夕食後ではなく、夕食前にするほうがいい。
  19. 親からの小言に、集中力を乱される。
  20. 朝に弱い人でも、熱いシャワーを浴びれば眠気が取れる。
  21. 眠気・疲れ・惰性は、熱いシャワーで取り払う。
  22. 学力に差ができるのは、重い腰を上げる早さ。
  23. 根性で勉強をしようとすると、失敗する。
  24. 気温は、勉強へのやる気に強く影響を及ぼす。
  25. ささいなアイテムで、勉強の能率は劇的に向上する。
  26. 勉強の準備時間を、効率よくカットできる手段を考える。
  27. 家族旅行と勉強を絡めれば、思い出も勉強もうまくいく。
  28. リフレッシュの時間くらいは、勉強のことを完全に忘れたほうがいい。
  29. 眠れない夜は、参考書を睡眠薬の代わりにすればいい。
  30. 時間はあると思えばある。
    ないと思えばない。

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