受験勉強は長い旅です。
徹夜で少し頑張ればなんとかなる、という話ではありません。
期末テストのように1、2週間集中すれば乗り越えられる勉強とも違います。
理想的な大学の選択方法は、やはり自分の夢につながる大学です。
偏差値で選ぶ方法もあります。
偏差値を基準で大学を決めるのは、やりたいことが見つからない人がする、仕方ない選択基準です。
私が受験時代、勉強をする動機は「田舎から離れたい、都会に住みたい」という気持ちでした。
本来、受験勉強を始めるにあたって最も良い方法は「夢を定めること」です。
夢がわかっていれば、進学すべき大学がわかり、必要な勉強の範囲もはっきりします。
スポーツは生まれつきの体格や運動神経が大きく関係しています。
かけっこで足の速い人は、何の練習をしていなくても早い人が多いです。
私は小中学校のころ、かけっこでは校内で走るのがいちばんでした。
テストで最も良いスコアは100点です。
まさに満点。
100%の正解率ということです。
すでに将来の夢があり、進みたい大学が決まっていれば理想的です。
しかし、もし今はまだ夢がなくて、とりあえず大学に入ってから決めておきたい人は、どんな大学に通うかという迷いが発生します。
そこでアドバイスがあります。
一昔前、頭のいい人には「モテない」というイメージがありました。
いつも勉強ばかりで、話も面白くなく、硬いイメージがあったからです。
しかし、そうした勉強家が大人になると、大逆転します。
若い時期は幅広い教養が必要だと思い、つい試験に関係のない勉強もしてしまいがちです。
「いつか役立つかもしれない」
「知識や教養のため幅広く勉強したい」
受験勉強には、順番があります。
受験勉強で合格するには、必要な科目の範囲を徹底的に絞って、集中的に勉強することです。
必要のない科目は徹底的に排除して、省くことです。
あなたは志望校を友人に宣言するタイプですか。
それとも隠しておくタイプですか。
「万が一、不合格だったとき恥ずかしい」
勉強を始める前には、自分の適性を知ることから始まります。
自分の適性がわかれば、自分に適した勉強もわかり、スムーズに進むようになります。
そもそも歴史が大好きな人が、徹底的に歴史を勉強すれば、ぐいぐい点数が伸びることでしょう。
勉強が大変だと感じるのは、最初です。
教科書1ページを読むのに、やけに時間がかかります。
理解するのに、苦労します。
初めから勉強が大好きな人は、なかなかいるものではありません。
難しくて時間もかかり、ストレスもたまります。
やはり勉強は面倒であり、避けることができるなら避けたいと思う人も多いでしょう。
私が文章を書くときには、前提として勉強が必要です。
心についてなら心の勉強をしたり、歴史についてなら歴史の勉強をしたりします。
そのためにこれまで読んできた本は、何千冊も読みました。
勉強へのやる気がなかなか起きないときには、すでに合格した人の話をぜひ参考にしましょう。
合格した人の話は、上手な勉強の方法を学べます。
また、実際に合格した人の話を聞くことで、勉強へのやる気が自然と出てきます。
勉強は、形から入ることもあります。
本来は「勉強するぞ」とやる気を出してから、勉強し始めるのが理想です。
最初からやる気があれば、体は自然と動き始めますね。
「1人だと寂しいから」
「友人と一緒だと楽しいから」
「やる気のある友人から、プラスの影響を受けたいから」
勉強の面白さに気づくことは、勉強への原動力になります。
難しい、大変だと思うのではなく、自分が成長するためにあります。
勉強の面白さとは「昨日わからなかったことが、今日からわかるようになる」ということです。
恋愛に興味を持ち始める時期は、10代の後半ごろからです。
思春期であり、異性に興味が出てくる時期です。
この時期に限って、大切な受験時代と重なります。
受験には「ないない」ばかりが思い浮かびます。
・テレビを見ない
・漫画を読まない
勉強とは「覚えること」が中心です。
・漢字を覚える
・数学の公式を覚える
学生であるあなたは、今、恵まれた環境にいます。
好きなだけ勉強できる環境にいるからです。
学生の仕事は勉強です。
スポーツを始めるときには、ウォーミングアップから始まります。
冷えている体では、本来のパワーも発揮できません。
しかも、いきなり激しい運動を始めると、思わぬ事故になりかねません。
受験勉強のような長丁場の勉強では、計画は2種類必要です。
(1)長期の計画
(2)短期の計画
あなたにとって勉強の時間とはどのようなイメージを持っていますか。
「机に座って、長時間の勉強をする」
おそらくこのように想像する人が多いのではないでしょうか。
国語、語学、歴史、数学、物理など。
受験勉強を始めるにあたり、どの科目から勉強を始めていいのかわからないときがあります。
「やりやすい勉強から始めるべきか」
私はいつも執筆作業を、近場のコーヒーショップで行っています。
理由は単純です。
作業がはかどるからです。
今、私は社会人です。
学生時代は、勉強ばかりというイメージがあります。
しかし、今になって学生時代を振り返ると「単なる勉強ではなく、世渡り術を学んでいた」と痛感します。
学生時代にお金をケチると、将来大損をします。
学生時代に勉強に対して無理な節約をすると、大学のランクも下がり、さらに収入の差につながります。
学生時代に節約は不要です。
あなたは朝ご飯をきちんと食べる人ですか。
今、朝食を抜く人が増えているようです。
・忙しいから
受験勉強は長い旅です。
徹夜で少し頑張ればなんとかなる、という話ではありません。
期末テストのように1、2週間集中すれば乗り越えられる勉強とも違います。
大学受験には、数年もの長い時間をかけて勉強します。
また、勉強もしないで偶然合格するということもありません。
きちんとした勉強が必要であり、体力と時間がかかります。
さて、受験勉強を始めようとするあなたに、まず大切な質問があります。
「将来の夢がありますか」という質問です。
「なんだよ、いきなり」と思うかもしれませんね。
しかし、いきなりではありません。
これが最初にこなければなりません。
これは受験勉強で合格するか否かを決める大切な質問です。
なぜ大切なのかというと、向かうべき方向がはっきりわかるようになるからです。
夢がわかっていれば「必要な勉強分野」と「不要な勉強分野」がはっきりわかります。
受験では、時間も体力も限られています。
その限られた時間の中で最高の結果を出すためには、時間も体力も有効に活用しなければならない。
将来の夢さえはっきりわかっていれば、進むべき道筋がわかります。
弁護士として活躍したければ、そのための大学と学部がわかります。
その大学の学部に入学するために必要な科目がわかります。
目標とする大学がわかれば、合格に必要な最低ラインもわかるようになります。
これほど勉強がしやすいことはありません。
的を絞りやすくなり、時間も有効に使えます。
合格もしやすくなります。
まず勉強より大切なことは「夢を見つけること」です。
夢のない人より、夢のある人のほうが、受験では有利に働くのです。
理想的な大学の選択方法は、やはり自分の夢につながる大学です。
偏差値で選ぶ方法もあります。
偏差値を基準で大学を決めるのは、やりたいことが見つからない人がする、仕方ない選択基準です。
大学に入ってから、自分の夢を見つけていこうというのも悪くはありません。
やはり偏差値が高い大学のほうが、講師の良質な授業を受けられますし、入学してから進路を選択する幅が広がります。
しかし、偏差値以上に大切なのは、やはり「自分は何をやりたいのか」ということです。
これに、勝る目的はありません。
大学というのは、夢を叶える手段にすぎません。
自分の夢につながるために、ベストな大学を選びます。
福祉や介護をしたければ福祉介護系学校。
ITで仕事をしたければ情報系学校。
医療を目指したければ医療系学校。
音楽を目指すなら音楽系学校。
人々に生きる意味を説いていきたければ宗教系学校もあります。
必ずしも偏差値で決めるのではなく、あくまであなたのやりたいことを実現するのが目的です。
夢実現に特化した学校を選ぶことです。
その選択の早さは、偏差値の高い大学以上に有利になります。
世の中は、専門が強くなる世界になっています。
何でもできるが中途半端より、これしかできないが誰にも負けない人が求められています。
そういう人は就職でも入社後も有利になります。
私が受験時代、勉強をする動機は「田舎から離れたい、都会に住みたい」という気持ちでした。
本来、受験勉強を始めるにあたって最も良い方法は「夢を定めること」です。
夢がわかっていれば、進学すべき大学がわかり、必要な勉強の範囲もはっきりします。
これほど勉強がやりやすくなる方法はありません。
それは高校生の私も、十分わかっている方法でした。
しかし、です。
まだ10代の若い時期です。
将来像を描きたい気持ちはあっても、描きにくい環境でした。
私の実家は愛媛の田舎です。
家の近くには、自販機・コンビニ・道路に信号機すらないところです。
家の前に道路はありますが、車が全然通りません。
通るのは車ではなく、畑を耕す機械や脱穀機ばかりです。
生まれ育った田舎という環境が、未来の自分像を膨らませることを防いでいたのかもしれません。
刺激や情報が少ない場所は、イメージも膨らみにくい。
周りに畑しかない田舎にいた私が描いた将来像は「くわを持って畑を耕しているところ」でした。
家が兼業農家だったので、何かを想像するときにいつも「くわ」や「畑」が必ず登場します。
もちろんそういう仕事をしたくて、農業という夢に進むならいいでしょう。
しかし、そういう物しか見ていないと、そういう将来像しか描けません。
刺激の少ない環境にいると、何か自分の若い活力を制限してしまうような気がしました。
テレビを見ては、都会に憧れていました。
大都会のネオンや立ち並ぶビル街を見て「何でもありそうだな。ああいうところに住んでみたいな」と思いました。
雑誌に登場するおしゃれな人たちを見て「かわいい子ばかりじゃないか」と思いました。
10代後半は、都会に強く憧れを抱く時期です。
そんなときです。
私は、ぱっと思いつきました。
具体的な将来像が、脳裏に飛び込んできました。
「都会の大学にさえ合格すれば、田舎を脱出でき、都会に進出できる」
急に明るい未来が見えました。
若い時期は刺激を求めたがります。
一方で「親から離れたい」という気持ちも強くなる時期です。
「大学に合格すれば、都会生活も親は反対できないだろう」
「とりあえず具体的な将来の職業は、都会の大学に進んでから決めよう」
「都会で生活をしていれば、何か別の選択肢が見つかるはずだ」
「親から離れて、一人暮らしをしたい。自立したい」
こうしたさまざまな願いを、一度に叶えられる方法でした。
私は急に元気になりました。
とりあえず夢らしき夢を見つけました。
同時に、勉強への強い動機になりました。
将来の職業がまだ定めることが難しかった私は、田舎を脱出するために猛烈に勉強し始めたのでした。
徹底的に勉強をするようになり、親も驚いたようです。
高校1年の冬のころでした。
スポーツは生まれつきの体格や運動神経が大きく関係しています。
かけっこで足の速い人は、何の練習をしていなくても早い人が多いです。
私は小中学校のころ、かけっこでは校内で走るのがいちばんでした。
生まれつきの運動神経というのがあります。
何の努力もしていないのに、校内でいちばんを取れました。
私より一生懸命に走る練習をしたり努力をしたりしている人は、校内に大勢いました。
その人たちは多少タイムを伸ばすことができましたが、何の努力もしていない私のタイムを抜くことができませんでした。
スポーツは生まれつきの運動神経が関係し、努力の量がなかなか比例しにくい世界です。
私はある日、代表として、県大会に出場しました。
そこで初めて大きな挫折を味わいます。
上には上がいて、愛媛県内には私よりはるかに早い人がたくさんいました。
予選はなんとか通過できても、決勝では最下位に近い順位でした。
そこで負けたのが悔しくて、その後は走るのを一生懸命に練習するようになりました。
しかし、中学時代に県大会の強豪たちを抜くことはできませんでした。
練習によって多少のタイムはよくなりましたが、県大会の強豪たちを抜くほどのタイムではありませんでした。
そこで運動神経の限界を感じます。
もちろん練習すれば、多少は向上しますが、努力の量に比例しません。
さらに一生懸命に練習を重ねれば、もう少しくらいはタイムが良くなったかもしれませんが、早々に見切りをつけました。
スポーツの世界では、なかなか上下関係が逆転しにくい。
もちろん一例です。
人によっては、タイムが伸びて、逆転することもあるでしょう。
練習しだいで、ぐいぐいタイムが良くなる人もいるかもしれません。
しかし、スポーツはなかなか大逆転が難しい分野です。
努力が確実に成績に比例するという保証がありません。
生まれつきの運動神経が関係している部分が大きく、努力に比例しないところが難しいところです。
その点、勉強は違います。
勉強の世界では、大逆転は簡単です。
やればやるだけ伸びますし、努力に比例します。
身長・体重・性別・生まれや育ちも関係ありません。
効率的で正しい勉強法をしていれば、成績は確実に伸びます。
どんなに貧乏でも、勉強の世界では大逆転の可能性が十分にあります。
学校の義務教育は、そもそも無料です。
教室も無料で借りられ、教科書も無料でもらえます。
家で親がうるさい人は、学校の図書館を活用すればいい。
学校の図書館を活用すれば、無料で静かな環境を入手できます。
勉強は、あなたにやる気や行動があれば、確実に伸びます。
ぐいぐい伸びて、ライバルと成績を逆転させることは簡単です。
そういう意味で、人生を切り開くなら勉強がいちばんです。
小中学校時代、校内でいちばん足が速かった私ですら、最終的には勉強で未来を切り開くことに決めました。
勉強こそ、最も人生の道を切り開きやすい手段なのです。
テストで最も良いスコアは100点です。
まさに満点。
100%の正解率ということです。
しかし、いくら100点が素晴らしいとはいえ、理想的な100点を目指すのは良い勉強法とは言えません。
もちろん得意な分野はどんどん伸ばしていくのが大切です。
伸ばすのはいいですが、100点になるまで完璧にさせようとする必要はない。
100点を目指すには、膨大な時間がかかるからです。
たとえば歴史が好きな人が、90点を取ったとします。
90点という高得点は、すでに合格点です。
しかし、こうしたとき「あと10点で100点だ。もう少し頑張れば満点だ」と思うのは早合点です。
たった10点を補うためには、時間がかかります。
その時間があるなら、歴史以外の勉強をして、総合点を底上げしたほうが賢い勉強法です。
受験勉強では限られた時間内に、合格点を取ることが目標です。
満点を取る必要はありません。
合格点さえ取れていればいいのです。
すでに将来の夢があり、進みたい大学が決まっていれば理想的です。
しかし、もし今はまだ夢がなくて、とりあえず大学に入ってから決めておきたい人は、どんな大学に通うかという迷いが発生します。
そこでアドバイスがあります。
志望校を目指すなら、できるだけ高い目標を持ってください。
今の自分の学力に合った、分相応のレベルの大学を選ぶ必要はありません。
今はダメかもしれませんが、これから勉強すれば大いに可能性はあります。
なぜ、できるだけ高い目標を持つのが大切なのでしょうか。
最初から無難に合格するような低いレベルで設定してしまうと、同時に勉強への姿勢も緩くなってしまうからです。
「少しくらいサボってもいいだろう」「少しくらい遊んでもいいだろう」という怠けようとする気持ちの緩みが出やすいです。
しかし、少々無理をして勉強しないと合格できないようなハイレベルの大学を志望すれば、勉強の勢いが出てきます。
サボっている暇はない。
遊んでいる暇もない。
高い目標だからこそ、気合の入り方もなおさら強くなり、勉強のペースも意気込みも違ってきます。
気持ちが引き締まりやすくなり、怠け心も小さくなります。
事実、それで合格する人は大勢います。
思い描いたことは実現に向かいます。
では、もし高いレベルの大学を目指したが、間に合わなかった場合はどうすればいいのでしょうか。
何のことはない、レベルを1つ下げればいいだけです。
高いレベルを設定した勢いで勉強していれば、低いレベルに設定変更したとき、試験範囲やレベルをカバーできるようになります。
低いレベルから高いレベルへの変更は難しいですが、高いレベルから低いレベルに変更する分には、合格率が上がります。
最初の勢いが大切です。
勢いを出すためには、ハイレベルの大学を目指しておくほうがいいのです。
一昔前、頭のいい人には「モテない」というイメージがありました。
いつも勉強ばかりで、話も面白くなく、硬いイメージがあったからです。
しかし、そうした勉強家が大人になると、大逆転します。
必ずモテるようになります。
学生時代にどんなにモテなくても、勉強ができて、いい大学に入った後はモテるようになります。
なぜでしょうか。
大人になってから「今まで勉強してきた人」と「そうでない人」の知識と知恵の差が、はっきりわかれるようになるからです。
中学高校まではインプットの段階です。
小中高を通して、一般的な知識を学びます。
それだけでなく、頭の使い方、時間管理術、世渡り術など、数多くのことを学びます。
もちろん勉強には時間がかかりますし、遊ぶ時間も十分に持てません。
中学高校では、そうした学問を学ぶ段階ですから、勉強せずに遊んでばかりの人のほうが一時的にモテます。
勉強ばかりしている人はモテません。
しかし、大学生を過ぎたくらいから、立場が大逆転します。
学生時代、勉強ばかりしてモテなかった人が、急にモテるようになります。
今まで勉強してきた人の蓄積は、膨大で強力です。
知識も豊富で、話題の幅が広く、話をしていても面白くなります。
また受験勉強で時間の管理術や世渡り術を学んできているため、社会でもスムーズになります。
頭がいいし、仕事もできるし、話題も豊富。
また、いい大学でいい会社に入ることで、収入にも恵まれます。
そうした知力・体力・財力の余裕が「人気」に転じます。
学生時代にモテていた人を抜いて、さらにモテるようになります。
勉強はたしかに苦しいかもしれません。
モテなくて「自分には魅力がないのではないか」と思うかもしれません。
しかし、いましばらくの辛抱です。
モテない理由は「今はインプットの時期だから」と思うことです。
差は、あとから出てきます。
つらい勉強をしばらく続けていれば、あとから大逆転ができるのです。
若い時期は幅広い教養が必要だと思い、つい試験に関係のない勉強もしてしまいがちです。
「いつか役立つかもしれない」
「知識や教養のため幅広く勉強したい」
「雑学として知っておきたい」
知識欲が旺盛なのは素晴らしいことです。
しかし、その欲求のままに行動するのは、受験勉強では良くありません。
目指す大学では生物が出題されるにもかかわらず、興味本位で化学や物理も勉強しておこうとするのは良くありません。
そのちょっとした興味本位が、無駄な時間と体力を大きく奪うことになりかねないからです。
幅を広げると、合格ラインまでに必要な時間は急激に増えます。
幅を広げて勉強時間を増やそうとするより、勉強しなくてもいい科目をはっきりさせるほうが、はるかに大切です。
勉強をするときに大切なのは「勉強しなければならないこと」より「勉強しなくていいこと」です。
勉強しなければいけない科目をはっきりさせると同時に、勉強しなくてもいい科目をはっきりさせます。
その区切りがはっきりできているほど、合格率は上がります。
試験範囲を絞って勉強するとき、最大の力を発揮できます。
あなたの勉強時間や体力・財力に限りがあっても、科目を絞っていれば、思わぬ力を発揮します。
10時間で5つの科目を勉強するより、10時間で2科目を勉強したほうが、より多くの時間を投下できます。
勉強時間が短くても、焦点を絞っていれば、大きな力になります。
勉強時間を増やす努力をする前に、必要のない勉強を切り捨てることに徹底しましょう。
受験勉強には、順番があります。
受験勉強で合格するには、必要な科目の範囲を徹底的に絞って、集中的に勉強することです。
必要のない科目は徹底的に排除して、省くことです。
このメリハリが大切です。
受験勉強という限られた時間内で、最小努力で最大効果を発揮するためには大切なポイントです。
これがきちんとできて、実行さえしていれば、合格率は飛躍的に上がります。
しかし、こうしたことをいうと必ず反論する人がいます。
「若いときには無駄な勉強も必要だ」
「試験に必要のない勉強も、たまには必要だ」
「若いころは、何でもいいからがむしゃらに勉強しなさい」
まったくそのとおりです。
合格に必要のない勉強も、若いときには必要です。
もちろんしてはいけないと言っているのではありません。
順番があります。
無駄を学ぶのは「合格前」にしないほうがいい。
「合格後」にすればいい。
合格をした後は、どんなに無駄な勉強をしてもOKです。
若いときに必要な遊びをどれだけしてもOKです。
しかし、合格していない今は、ほんの少し辛抱して、合格に必要な科目だけに絞って勉強する必要があります。
合格した後は、好きな勉強をすればいい。
順番があるとはそういうことです。
これは勉強だけの話ではありません。
「自己管理」の訓練です。
受験勉強を通して、自分を律する良い機会になるのです。
実は、受験勉強と同時に「自己管理」の勉強もしています。
あなたは志望校を友人に宣言するタイプですか。
それとも隠しておくタイプですか。
「万が一、不合格だったとき恥ずかしい」
「レベルの高い大学だと『あなたには無理』と笑われそう」
そういう気持ちや考えがあって、なかには志望校を黙っていたり隠したりする人もいることでしょう。
志望校を隠していると、勉強から逃げやすくなります。
隠すことでプレッシャーが小さい分、勉強から逃げやすくなり、周りからやじを言われることもありません。
しかし、本当に合格率を上げたければ、やはり宣言することをおすすめします。
口にすることで、後に引けなくなるからです。
自分を、崖に追い込むという効果があります。
口にしたからには、実行せざるを得なくなり、行動の底力になります。
「不合格でかっこ悪い姿を見られたくない」という気持ちにも拍車がかかり、勉強せざるを得なくなります。
勉強をサボっていると、友人や先生が「勉強しないと不合格になるぞ」と適度に刺激をします。
第三者の監視の目が光るようになり、勉強をサボりにくい環境が出来上がります。
あなたがどの大学を志望しているかを口にすることで、その大学についての情報が、自然とあなたのところに集まるようになります。
「○○大学は、~らしい」
「テレビのニュースで○○大学のことが出ていたよ」
あなたが志望している大学がわかれば、合格に必要な情報を先生・両親・友人が運んできてくれます。
志望校がわかることで、なかにはあなたの勉強を邪魔しようとする人も出てきます。
知人の中には「無理」「無駄」「ダメ」など、不快な言葉で批判する人がいるかもしれません。
そういうときには「見返してやる」という気持ちに変えましょう。
別にお金や命まで取られるわけではありません。
「無理だよ」という人を見返してやるために頑張ればいい。
反骨精神をバネにすれば、より勉強へのやる気は出てきます。
勉強を始める前には、自分の適性を知ることから始まります。
自分の適性がわかれば、自分に適した勉強もわかり、スムーズに進むようになります。
そもそも歴史が大好きな人が、徹底的に歴史を勉強すれば、ぐいぐい点数が伸びることでしょう。
英語に強い興味がある人が、その興味をぶつければ、確実に成績はよくなるはずです。
では、どう自分の適性を見つけるのかというと、実は勉強からです。
自分を発見するためには、勉強がいちばんです。
何かに挑戦してみないと、自分が何に向いているのかわかりません。
自分探しをするために、自分探しの旅に出る必要はありません。
今、目の前にある勉強を一生懸命にしてみましょう。
さまざまな科目に本気で取り組んだとき、何か「手応え」を感じる瞬間があります。
手応えがない人は、挑戦の数が足りないか、本気で取り組んだ経験がないためです。
たとえば、自分が理系なのか文系なのかは、実際に勉強してみないとわかりません。
勉強をする前から文系なのか理系なのか、わかるはずがありませんね。
「国語関連のほうがスムーズに進むな」
「化学のほうが面白いぞ」
そういう手応えは、本気で勉強してからわかります。
それが適性です。
その手応えを感じるために勉強をしているといっても過言ではありません。
自分の適性を発見するためには、勉強ほど良い課題はありません。
あなたにも、何かの適正があるはずです。
同じ努力をしているにもかかわらず、ある科目はなかなか進まないが、ある科目ではスムーズに理解ができるということがあります。
私が文学に目覚めたのは、中学2年くらいのころでした。
たまたま国語の宿題として出された作文を、真剣に取り組んだことがきっかけです。
一度本気で作文に取り組んでみようと思いました。
辞書を使って言葉の意味を調べたり、文章の流れやリズム、構成などを本気で考えたりして、真剣に取り組んだことがありました。
そのときに「何か独特の楽しさ」を感じたのがきっかけです。
ほかの人ならつらいと感じる宿題を、なぜか「楽しい」と感じてしまう自分がいました。
たまたまなのか偶然なのか、そのときの作文がうまく書け、先生に発表されるという機会がありました。
友人からは「国語が得意そうだね」と褒められました。
今思えば、自分には書くことに適正があったのだと思います。
そのときに真剣に取り組んだからこそ、自分の適正を見つけるきっかけになりました。
もしあのとき、作文に手を抜いていれば、いまだ私は自分の適性を発見できなかったかもしれません。
そう思うと、今ここで書いている文章すらなかった可能性もあります。
もちろん適正は、勉強とは限りません。
もしかしたら「計画を立てること」にたけているかもしれません。
もしかしたら「自己管理」に面白さを見いだすかもしれません。
何に対して自分が反応するのかは、挑戦をした後にわかることです。
自分はこういうことに向いている・適しているという実感は、何かに徹底的にならないとわかりません。
何かに真剣になることで、感じるものがあるのです。
勉強が大変だと感じるのは、最初です。
教科書1ページを読むのに、やけに時間がかかります。
理解するのに、苦労します。
覚えるまでに、ストレスを感じます。
なぜでしょうか。
わからないことが、多すぎるからです。
英語を初めて勉強するときには、知っている単語が1つもない状態ですから、なかなか前に進みません。
歴史でも化学でも国語でも、何でもそうです。
ゼロの状態からのスタートはとても大変です。
わからないことが多すぎると、理解にも時間がかかります。
最初が、いちばんストレスが大きい。
勉強を始めたばかりのころは「こんな難しい内容がずっと続くのか」と不安になるでしょう。
諦めようとする気持ちが出てきます。
しかし、大丈夫です。
難しいと感じるのは最初だけです。
勉強が大変と感じるのは、最初だけです。
するほど、簡単になり、ストレスも小さくなります。
知っていることが増えるからです。
すでに知っていることがあるおかげで、理解が早くなり、覚えやすく、忘れにくくなります。
英語でも、いくつか単語を知っていると、単語の癖がわかるようになるため覚えやすくなります。
歴史も、ある程度学ぶと、流れがわかるようになり、覚えやすく忘れにくくなります。
数学でも、基礎があるからこそ、スムーズに応用へとステップアップできるようになります。
最初がいちばん大変ですが、もうしばらく勉強を続けていれば、急に取り組みやすくなります。
そういう法則が働いていることに気づきましょう。
大変だからとはいえ、すぐ諦めるのではないのです。
初めから勉強が大好きな人は、なかなかいるものではありません。
難しくて時間もかかり、ストレスもたまります。
やはり勉強は面倒であり、避けることができるなら避けたいと思う人も多いでしょう。
「勉強なんて大嫌い」
それは誰でも、同じ気持ちです。
しかし、今、勉強から逃げるのは良くありません。
「逃げない訓練」という大事な姿勢を学んでいるからです。
今は、それを乗り越える訓練をしている。
若い時期に「つらいことから逃げない」という姿勢を身につければ、社会に出てからも根気のある人が育ちます。
そういう人として育つことができるかどうかの岐路に立っています。
「つらいから逃げる」のではなく「つらいけど乗り越える工夫」を考えましょう。
あなたは、同時に世渡り術を学ぶことになります。
逃げるのではなく別の解決方法を考えてみましょう。
ストレスが強いと感じる勉強を、少しでもストレスが小さくなるように乗り越える工夫をします。
たとえば、夜の勉強をやめて、朝に変更するのはどうでしょうか。
土日にまとめて勉強するのではなく、平日からこつこつ進める勉強スタイルに変更するのも悪くはありません。
「逃げる」以外の別の解決策があるはずです。
その方法を考えたり、実践したり、工夫を加えたりするために「勉強」という適度なストレスがあります。
あなたを鍛えてくれています。
勉強から逃げるのではなく、自分を鍛え上げるダンベルとして活用していきましょう。
私が文章を書くときには、前提として勉強が必要です。
心についてなら心の勉強をしたり、歴史についてなら歴史の勉強をしたりします。
そのためにこれまで読んできた本は、何千冊も読みました。
自分でも、よくやるな、と思います。
勉強をするから多くを学べ、文章を書けます。
さて、そんな勉強へのやる気の方法を1つご紹介します。
私の勉強の原動力は「喜んでいる人たちの笑顔」です。
書いた文章が読者の役に立って、悩みの解決につながり、生活が向上しているところを想像しながら書いています。
自分が勉強したことが他人の役に立っていると思うと、無味乾燥だった勉強が、有機的なものであるように感じられます。
やっていることに「強い意味」を感じます。
そういうところを想像していると、やる気が出てきます。
「さらにたくさんの文章を書きたい」「もっと感動できる文章を書きたい」という気持ちが出てきます。
するとなぜか大変であるはずの勉強が、急に面白くて楽しくなります。
もっと喜んでもらいたい気持ちが出てきて、もっと勉強したいというやる気へとつながります。
寒い冬でも起きられるようになります。
受験勉強でも同じです。
自分が勉強していることが誰かの役に立っているところを想像しましょう。
また、勉強することで自分の生活が良くなっているところを思い浮かべてみましょう。
歴史の勉強をすることで、難しい新聞の内容が理解できるところを想像します。
英語の勉強によって、外国人とスムーズに会話している場面などです。
できるだけ鮮明に、できるだけ具体的に想像するのがコツです。
そうした想像力は、受験勉強では大切です。
できるだけ明るい未来を思い描くことで、現実化するのです。
勉強へのやる気がなかなか起きないときには、すでに合格した人の話をぜひ参考にしましょう。
合格した人の話は、上手な勉強の方法を学べます。
また、実際に合格した人の話を聞くことで、勉強へのやる気が自然と出てきます。
受験戦争を乗り越えた先輩の話は、今の自分の境遇と共通する部分も多くあり、共感ができることもあるでしょう。
困難をどう乗り越えていったのかという話を聞くだけでも大いに参考になります。
聞いているうちにやる気も出てきます。
そういう先輩がいればいいですが、もしいなければ別の人を探してみましょう。
あなたの両親でもかまいませんし、学校の先生でも、家庭教師の体験談でも結構です。
すでに受験戦争を乗り越えた人の話を聞くことで、あなたの意識は変わります。
もし、合格した先輩が知り合いにいなくても大丈夫です。
本屋に駆け込んで「合格体験記」を1冊買えばいい。
勉強の本以外に、ぜひ読んでおきたい本です。
本屋の受験コーナーには、大学合格者の合格までの道のりを語った体験記をまとめた本があります。
勉強へのやる気がなかなか出ないとき、その本を読んで、意識を変えましょう。
困難を乗り越えていった「実際例」を知ると、やる気が出てきます。
つくり話ではなく、実際に先輩たちが実践してきた方法は、具体的で参考になるはずです。
「勉強法だけでなく、受験中はどのような食事を取っていたのか」
「どのような生活リズムで過ごしていたのか」
「どのような悩みを抱き、どう解決していったのか」
こうしたことがわかるだけでも参考になりますし、今のあなたと共感できる部分も数多くあることでしょう。
そういう部分がわかるだけでも、心のストレスは小さくなり、勉強に立ち向かいやすくなります。
勉強に直接関係する本ではありませんが、受験勉強を乗り切るため、ぜひ手にしておきたい本なのです。
勉強は、形から入ることもあります。
本来は「勉強するぞ」とやる気を出してから、勉強し始めるのが理想です。
最初からやる気があれば、体は自然と動き始めますね。
それがうまくできればいいですが、残念ながら、そうでない場合のほうが多いです。
「勉強へのやる気が起きない」
これは、受験生誰しも抱く悩みです。
私からアドバイスがあります。
勉強しようとするやる気がなくても、まず体を動かす癖をつけましょう。
気持ちがなくても、まず体から先に動かしていく癖をつけます。
初めはなかったやる気や元気が、次第に出てくるようになります。
気力とは、そういうものだということに気づきましょう。
それに気づけるだけでも、受験勉強は変わります。
やる気はなくても、とりあえず体を動かしていれば、あとからやる気は出てくるのです。
「1人だと寂しいから」
「友人と一緒だと楽しいから」
「やる気のある友人から、プラスの影響を受けたいから」
さまざまな理由から、友人と一緒に勉強をしようとする人がいます。
ときどき友人と一緒にするくらいならいいでしょう。
事実、友人がいるからこそ、得られるメリットがあります。
やる気が出たり、ストレスが小さくなったり、難しい問題の解き方を教えてもらうこともあります。
しかし、いつも友人とばかりつるんでいるのは良くありません。
友人がいないと勉強が進まなくなるからです。
本当に勉強をしたければ、やはり1人です。
友人と一緒にいると、仲が良いがゆえに楽しい雰囲気になり、なかなか勉強に集中できなくなります。
つい雑談をしてしまったり、友人の勉強内容が気になったりして、集中力が妨げられます。
勉強の基本は「1人」です。
勉強を通して、1人で行動する習慣を身につけましょう。
誰かがいないと行動できない人間になるのではなく、1人でも行動できる人間になります。
受験勉強は他人との競争であると同時に、自分との戦いでもあるのです。
勉強の面白さに気づくことは、勉強への原動力になります。
難しい、大変だと思うのではなく、自分が成長するためにあります。
勉強の面白さとは「昨日わからなかったことが、今日からわかるようになる」ということです。
昨日より知識の幅が広がり、視野が広くなり、世の中のことがわかるようになります。
昨日の自分を乗り越えるためにある。
自分が成長するために、勉強をします。
つらいと感じるのは当然です。
トレーニングと思うことです。
苦い薬ほど効き目があるように、難しい問題ほど成長に効き目があります。
私は学生を卒業し、社会人になった今でも勉強しています。
学生時代からずっと勉強を続けています。
なぜ続けていられるのかというと、やはり「昨日わからなかったことが、今日わかるようになる」という快感です。
心からの充実感があります。
「あっ! 成長した!」と思います。
単純に嬉しいです。
そのおかげで今ではたくさんの文章を書くことができ、人のために活動ができるようになっています。
そういう波に乗ってしまえば、勉強は苦になりません。
すればするほど面白くなります。
「勉強は面白いな」と感じ始めれば、受験勉強というのさえ、申し訳なくなるくらいなのです。
恋愛に興味を持ち始める時期は、10代の後半ごろからです。
思春期であり、異性に興味が出てくる時期です。
この時期に限って、大切な受験時代と重なります。
思春期と受験期がずれてくれればいいですが、むしろ重なります。
神様のいたずらにさえ感じますね。
私が学生時代は、こんな話をよく耳にしました。
「受験中に恋愛すると、試験に落ちる」
付き合っていると、恋人のことが気になって勉強に集中できなくなり受験に失敗する、という意味です。
本当にそうでしょうか。
好きな人がいればそれでいいです。
付き合っている人がいれば、無理に別れる必要もありません。
事実、私が学生時代には、付き合っているにもかかわらず大学に合格する人が大勢いました。
私も今、恋人がいますが、彼女がいて勉強に集中できなければ、こんなにたくさんの文章を書くこともできなかったはずです。
大切なことは、恋人がいるかどうかではありません。
オンとオフの「メリハリ」があるかどうかです。
恋人がいて本当に受験に落ちてしまう人は、いつもその人のことばかりに没頭して、メリハリがなくなってしまうことが原因です。
メリハリを忘れた人は、恋人問題に限らず、何でも失敗します。
好きな人がいても、デートの時間と勉強の時間をきちんと分けてメリハリをつけていれば、まったく問題ありません。
そういうメリハリをつけやすくなり、むしろ受験がうまくいきやすくなることもあるでしょう。
デートの時間が気分転換になると感じる人もいるはずです。
勉強への励みになる人もいるでしょう。
恋人とデートする時間はあっても問題ありません。
その代わり、勉強にも集中する時間をきちんと確保できていればいいのです。
受験には「ないない」ばかりが思い浮かびます。
数を挙げれば切りがありませんね。
することといえば「勉強に集中すること」。
受験と言えば、禁欲的なイメージが強いですが、逆です。
禁欲したほうが、受験に失敗します。
我慢をすることでストレスがたまり、勉強に集中できなくなるからです。
テレビや漫画を読みたくても我慢していると、ストレスがたまります。
我慢ばかりをしていては、長丁場の受験を乗り越えられなくなります。
受験中でも、テレビを見ても、漫画を読んでもかまいません。
ただし、1つ条件があります。
「勉強の前」ではなく「勉強の後」にすることです。
勉強の前に遊んでしまうと、先に疲れてしまい、勉強へのエネルギーや集中力が出なくなります。
だからこそ、勉強の後です。
遊びの時間を「ご褒美の時間」として、勉強をした後に用意しておけばいい。
勉強を早く片付けようとするやる気にもなります。
過度にストレスをため続けることもありません。
欲求はどんどん解消させてください。
禁欲的な生活を避けつつ、勉強に集中する工夫をするのです。
勉強とは「覚えること」が中心です。
覚えることが山ほどあり、爆発しそうになります。
「ダメだ、覚えられない! もともと頭が悪いからいけないんだ」
ちょっと待ってください。
諦めるのはまだ早すぎます。
いきなり勉強をするのは大いに結構ですが「勉強法」を意識して進めていますか。
頭が悪いから覚えられないのは間違いです。
単に、覚え方が悪いだけです。
勉強には「うまい覚え方」というのが存在します。
「覚えやすく忘れにくくなる方法」ということです。
勉強法を知るということは「頭の使い方がうまくなる」ということです。
暗記に頼り、やみくもに勉強を進めるのは良くありません。
限られた時間の中で最大の結果を発揮するためには、やはり「効率」を意識する必要があります。
それが勉強法です。
いきなり勉強を進めるのではなく、まず先に勉強法を学んでから勉強を進めるほうがスムーズです。
たとえば「寝る前に覚えたことは忘れにくい」という法則があります。
寝ている間は目をつぶって情報が入ってこなくなるため、脳に記憶が定着しやすくなるからです。
「音読をすれば覚えやすく忘れにくくなる」という勉強法があるのをご存じですか。
黙読だけなら視覚しか使わないので刺激が小さくて忘れやすくなりますが、音読をすれば、複数の感覚を使うことになります。
目で文字を読み、声を出すために口を動かし、出した声を耳で聞くことになります。
複数の感覚器官を使うことで刺激が大きくなり、覚えやすく忘れにくくなります。
そのほか「予習より復習に力を入れる」という勉強法もあります。
たったこれだけのことでも、きちんと意識して実行していれば、勉強はスムーズにはかどります。
知っているかどうかの違いで、結果は大きく変わります。
もちろんこのほかにもたくさんあります。
上手な覚え方といったたぐいの本は、本屋にいけばたくさん置いてあります。
自分に合った勉強法の本を1冊買って、ぜひ一度参考にしましょう。
小さな努力で、大きな結果を出すことができるようになるのです。
学生であるあなたは、今、恵まれた環境にいます。
好きなだけ勉強できる環境にいるからです。
学生の仕事は勉強です。
勉強ばかりしていても、誰にも迷惑がかからず、むしろ未来が開けます。
大人になってから勉強しようとすると、学生時代のようにはいきません。
仕事で1日の大半を使ってしまいます。
家に帰ってからまとまった勉強時間を確保するのは難しい。
もちろん時間の隙間をなんとか見つけて勉強時間を確保することはできますが、やはり学生時代ほどの豊富さはありません。
家族がいて、子どもがいると、さらに時間は奪われます。
仕事の疲れのため、なかなか集中力も発揮できません。
しかも年を取ると、記憶力まで衰えてきます。
そんなとき、思います。
「もっと学生時代のうちに勉強をしておくべきだったな」と。
社会に出てから、学生時代はあれほど嫌だった勉強が、なぜか無性にしたくなります。
学生時代は無味乾燥に思えたさまざまな知識や教養は、社会人に出てから大いに役立ちます。
人との会話や、新聞を読んで理解するときに必要です。
勉強をサボっていると、新聞に書いている内容がきちんと理解できなくて苦労します。
だからこそ社会人になってから、無性に勉強したくなります。
学生時代は「毎日勉強ばかりで嫌だな」と思いますが、社会人になってからだと「勉強ばかりできてうらやましいな」と思います。
勉強を好きなだけできるのは、今だけです。
受験勉強という名目だけでなく、人生において時間を有効活用するためにも、学生時代こそ勉強に専念しておくことです。
その時間が充実しているほど、あとから悔やまなくて済みます。
今はつらいなと思える勉強は、もうしばらく経てば「もっと勉強しておくべきだった」と思う日が必ずやってくるのです。
スポーツを始めるときには、ウォーミングアップから始まります。
冷えている体では、本来のパワーも発揮できません。
しかも、いきなり激しい運動を始めると、思わぬ事故になりかねません。
プロスポーツ選手ほど、体に気を使って必ずウォーミングアップをします。
ストレッチをして体をほぐしたり、軽く体を動かしたりして、血の巡りをよくします。
そうすることで適度に体が温まり、事故を防ぐ効果もあります。
これはスポーツに限った話ではなく、勉強にも共通しています。
勉強が苦手な人ほど、いきなり難しい問題に取り組みます。
いきなり難しい問題に取りかかっても、なかなか調子が出ません。
勉強を始めるときには、まずウォーミングアップとして易しい問題から始めるのがコツです。
基礎問題でもいいです。
単純な勉強から始めます。
そうすると、次第に頭の血の巡りが良くなり、次第に調子もやる気も出てきます。
あなたの勉強には、ウォーミングアップはありますか。
受験勉強のような長丁場の勉強では、計画は2種類必要です。
勉強が苦手な人は、短期の計画しか立てていません。
行き当たりばったりで勉強を始め、範囲や進め方などを曖昧にしています。
もちろん範囲が狭い場合はそれでもいいでしょう。
しかし、受験のように長丁場で広範囲となると、そう単純にはいきません。
まず試験日から逆算して、試験日に最高の結果を発揮できるように、計画を調整する必要があります。
試験日までに合格点を取れるように、大まかに計画を立てます。
これが長期の計画です。
たとえば、高校の3年間のうち、最初の2年で試験範囲を終わらせ、残りの1年を復習の時間に充てる、という長期計画を立てます。
これは有名国立大学に合格する人によく見られる計画パターンです。
範囲はできるだけ早く終わらせて、残りの1年を復習にたっぷり時間をかけて、志望校に焦点を合わせていくという賢い方法です。
続いて、その大まかな計画がきちんと進められるように、小さな目標を立てていきます。
最初の2年で試験範囲をすべて理解するためには、ハイスピードで勉強を進めていかなければなりません。
それが実現できるように、最初の2年間を小さく区切って、勉強の範囲・時間などを割り当てていきます。
そういう長期と短期の計画を用意しましょう。
あなたにとって勉強の時間とはどのようなイメージを持っていますか。
「机に座って、長時間の勉強をする」
おそらくこのように想像する人が多いのではないでしょうか。
たしかにそのとおりです。
一般的な勉強のイメージですね。
もちろん長時間勉強ができる環境があればいいですが、固まった時間がないと勉強ができないのでは良くありません。
それではほかの人と同じであり、差がつきにくい。
受験とは競争です。
競争で勝つためには、ほかの人がしないようなところで差をつけておく必要があります。
小さな差でも「合格・不合格」という大きな結果にわかれますから、侮れません。
では、どんなところで差をつけるのかというと「ほんのわずかな隙間時間」です。
多くの人が「勉強するほどの時間ではない」と無視するような短い時間を、勉強時間として活用します。
ほんのわずかな時間でも勉強ができるように工夫をしておきましょう。
たとえば、テレビのコマーシャルが流れるほんの数分です。
そんなとき手元に英単語帳を、少し確かめるくらいならできるはずです。
通勤・通学で電車やバスで移動する15分ほどの移動時間でできる勉強をしておきます。
お風呂の湯船に浸かっている時間でできる、小さな勉強を用意します。
そういう小さな時間をかき集めると、大きな時間になります。
小さな積み重ねが、大きな学力へと変わります。
国語、語学、歴史、数学、物理など。
受験勉強を始めるにあたり、どの科目から勉強を始めていいのかわからないときがあります。
「やりやすい勉強から始めるべきか」
「それとも苦手な勉強から始めたほうがいいのか」
もちろん状況によってさまざまな方法があります。
こうしたとき、世間では「得意分野から始める」というのが一般的な方法です。
得意な分野なら、取り組みやすく、勉強もスムーズに進むからです。
自分に合っている科目ですから点数の伸びもよく、理解もスムーズに進みますし、勉強そのものが楽しく感じられますね。
やる気も出てきます。
やる気が出れば、さらに勉強に力が入り、点数も伸びていくという好循環になります。
得意な分野は、比較的自分に向いた科目であるため、理解もしやすく、勉強をしやすくなるでしょう。
しかし、得意な分野から始める理由はこれだけではありません。
得意な分野から始める真の理由とは「自信をつけるため」です。
「やればできる。自分はできる」
そういう自信をつけるために、得意な分野から始めることが大切です。
これがいちばん大切です。
勉強とは、やればできます。
理解し、覚え、正しく回答すれば、必ず点数は上がります。
一生懸命に勉強すれば、きちんと点に表れるという正直な世界です。
やればできるはずの勉強ですが「勉強」という難しい響きのためかアレルギーを持つ人がいます。
「難しい」「大変」「苦しい」というイメージがこびりついているのでしょう。
得意分野の勉強から始めて、楽しく勉強しながらスコアを上げれば、自信がつきます。
「なんだ。こんな自分でもやればできるものだな」
こう思うようになれば、後は勢いに乗りましょう。
得意分野の勉強の後は、別の分野の勉強もしやすくなります。
もし得意科目がなければ、得意な分野だけでもかまいません。
英語は苦手だけど「熟語だけは得意」という特定分野があるかもしれません。
範囲は狭くても大丈夫です。
自分にとって得意なところから始めていきましょう。
得意な勉強をして「自信」という土台をつくってください。
「やればできる」と自信ができれば、苦手な科目に取り組もうとしたとき「難しいけどやればできるはずだ」と前向きになれます。
得意なところから勉強を始め、最初の波をつくりましょう。
小さな波の始まりこそ「得意なところから始める」という方法なのです。
私はいつも執筆作業を、近場のコーヒーショップで行っています。
理由は単純です。
作業がはかどるからです。
自分でも不思議なくらいです。
なぜ、はかどるのかというと理由はたくさんあります。
このように理由はたくさんあります。
そういう前向きな理由を総合した結果「ここに来れば自然とやる気が出る」という結果になっています。
私はそのコーヒーショップの常連になっていて、1杯450円もするコーヒーを買っています。
少々高いですが、確実にやる気や集中力が出るための料金と思えば、安いです。
あなたには、そういう場所がありますか。
勉強をする場所とは「学校の教室」や「自分の部屋」だけとは限りません。
意外な場所で、集中できることがあります。
勉強を始める前に大切なことは「ここに来ればなぜか集中できる」という場所を見つけることです。
聖地を見つけます。
勉強を始める前提として、見つけておきたい場所です。
場所によっては少しお金がかかる場合もありますが、優れた環境の場所代と思えばいい。
そういう場所さえ見つけられれば、受験の大半はクリアしたと言っても過言ではありません。
さまざまな場所で勉強をして、自分の集中力を探してみましょう。
今、私は社会人です。
学生時代は、勉強ばかりというイメージがあります。
しかし、今になって学生時代を振り返ると「単なる勉強ではなく、世渡り術を学んでいた」と痛感します。
たとえば、代表的なところでは「覚え方」です。
受験時代には、覚えやすく忘れにくい方法を使って学習を進めます。
覚える量を短く区切ったり、語呂合わせで覚えたり、声に出して覚えたりなど、方法はいくつもあります。
人によって個人差がありますから、自分の特徴に合わせた覚え方を、学生時代のうちに見つけておきます。
社会に出てから、新しい仕事で言葉や技術を覚えるときにも通用します。
先生にわからないところを教えてもらうときの姿勢も同じです。
意地を張っている人の学力は伸びません。
わからないところは、わかる人に「教えてください」と素直に教えてもらう姿勢は、受験だけでなく社会に出てからも共通です。
そういう低姿勢になり、謙虚さや人間関係術を学ぶ大切な機会です。
また、受験のように限られた時間内で、最大の効果を発揮するために、勉強のやり方を工夫する知恵が必要です。
受験時代に磨かれた時間管理術は、社会に出て、短い時間で最大の結果を出そうとするプロセスにも応用が利きます。
勉強に強弱をつけたり、優先順位を考えたりするノウハウは、仕事でもまったく共通です。
そういう意味で、受験とは社会でも十分通用する力をつける修行の場です。
学生時代は、勉強ばかりの毎日と思います。
それらはすでに、社会勉強の一環です。
学生時代はなかなかそれが実感できませんが、受験を通して得られた知恵は、社会に出てから大いに役立ちます。
すでに社会勉強が始まっているのです。
学生時代にお金をケチると、将来大損をします。
学生時代に勉強に対して無理な節約をすると、大学のランクも下がり、さらに収入の差につながります。
学生時代に節約は不要です。
勉強のために、どんどんお金を使うことです。
勉強に必要な文具や参考書には、徹底的にお金を使いましょう。
疲れにくい筆記用具があります。
消しやすい消しゴムがあります。
読みやすくてわかりやすい参考書があります。
そういう文具や参考書に恵まれれば、勉強の効率は飛躍的にアップします。
勉強に集中できる環境にも、お金をかけるだけの価値はあります。
わかりやすい授業をする塾や予備校があります。
意識の高い人たちがいる予備校で勉強していると、自然とモチベーションが上がります。
そういうところにはいくらお金を投下しても投下しすぎることはありません。
今、大金を使っても、将来、必ず回収できます。
それどころか、倍になって回収できます。
学生時代の100円は、将来1,000円になって回収できます。
今使っても、あとから戻ってきます。
しかも、倍以上になって戻ってくる。
今お金を使っても、もったいないと思わなくていい。
将来への投資なのです。
あなたは朝ご飯をきちんと食べる人ですか。
今、朝食を抜く人が増えているようです。
朝食を抜く人には、それなりの理由があるようです。
しかし、受験勉強では朝食は必須です。
受験競争では、わずかな差で合否が決まります。
そのわずかな差は、すでに朝の食卓から始まっています。
朝ご飯を食べている人のほうが、正答率が高い結果をご存じですか。
脳の栄養はブドウ糖です。
朝食をきちんと取ることで、ブドウ糖が脳へ行き渡り、頭の回転が良くなります。
先生の話や授業についていけるようになり、集中力・体力・気力に大きな影響を及ぼします。
受験競争は朝ご飯を取ることから始まっているといっても過言ではありません。
抜く人より、きちんと食べている人のほうが、有利になります。
1日の積み重ねは小さくても、1カ月や1年ほど積み重なれば、大きな学力の差へと変わります。
朝食を抜く人が増えている今だからこそ、朝食をきちんと食べて、差をつけましょう。