執筆者:水口貴博

受験テクニックを磨く30の方法

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漫画・映画・科学系番組は、停滞していた勉強が進み始めるきっかけになる。

漫画・映画・科学系番組は、停滞していた勉強が進み始めるきっかけになる。 | 受験テクニックを磨く30の方法

気分転換にどんなことをしていますか。

一般的には、散歩で体を動かしたり、シャワーでリフレッシュしたりする方法が代表的ですね。

さて、この気分転換の方法がポイントです。

「漫画」「映画」「科学系番組」などをぜひ利用しましょう。

たとえば、歴史の勉強に疲れたときです。

歴史の勉強では、文字ばかりで嫌気が差します。

教科書は文字ばかりで、書いていることは正しいけれど、イメージが湧かない場合も多いことでしょう。

そういうときは、歴史の漫画がおすすめです。

気分転換のつもりでいいですから、歴史の漫画を読んでみましょう。

思わぬ副作用が得られます。

教科書を読んでも理解できなかったことが、急に理解できるようになります。

漫画は、文字ばかりの教科書とは違い、絵が中心に話が進んでいきます。

登場人物の表情や動きが加わることで「なるほど。こういう流れで話が進んでいたのか」とわかります。

停滞していた勉強の突破口を見いだすことができることでしょう。

英語の勉強には、英語の映画がおすすめです。

映画の中で英語を聞いていると、教科書で学んだ単語・熟語・慣用句がふと登場するはずです。

「こういう場面で使うのか」と、思わぬ発見があります。

使うシチュエーションが理解できれば、英文を読むときにも読解力が上がります。

宇宙学・生物学・地学などを題材にした科学系番組があります。

ビデオ店に行けば数多くありますから、利用してみましょう。

宇宙なんて、行ったことがあるのは宇宙飛行士くらいです。

生物学に登場する「ミトコンドリア」や「DNA」なんて、肉眼では見えません。

地学に登場する「地層」の話を理解するために、わざわざ地面を掘るわけにはいきませんね。

そういうときにコンピューターグラフィックを駆使した科学系番組を見れば、一瞬で理解できるようになります。

「こういうふうになっているのか」

教科書は動きがありませんが、番組では映像が動くので、より直感的に理解できるはずです。

気分転換のために見た、漫画・映画・科学系番組で、停滞していた勉強を進み始めるきっかけになるのです。

受験テクニックを磨く方法(6)
  • 漫画・映画・科学系番組を活用して、停滞していた勉強の突破口を見いだす。
調子に乗っているときには、あえて休憩を取らないほうがいい。

受験テクニックを磨く30の方法

  1. 人間は、丸暗記が弱く、ストーリー性のある記憶に強い。
  2. ノート魔にならない。
  3. 勉強の大変さは、後になるほど軽くなる。
  4. 休憩を取って、長丁場の勉強に備える。
  5. 文系と理系の勉強を交互にすれば、疲れにくくなる。
  6. 漫画・映画・科学系番組は、停滞していた勉強が進み始めるきっかけになる。
  7. 調子に乗っているときには、あえて休憩を取らないほうがいい。
  8. どんなに記憶力の弱い人でも、強化できる方法がある。
  9. 焦りを味方に変えてしまう人が、合格をつかみ取る。
  10. なぜ、試験には必ず超難問が出題されるのか。
  11. 「勉強時間」より「勉強量」のほうが大切。
  12. 短時間で勉強量をこなすためのキーワードは、集中力。
  13. 勉強前には、食べすぎない。
  14. 友人とのネットワークは、強力な支えになる。
  15. 受験は、恥を捨てることから始まる。
  16. 勉強とはインプット作業。
    試験とはアウトプット作業。
  17. 誘惑を、一切禁止する必要はない。
    ご褒美や息抜きとして活用すればいい。
  18. 学力が十分なら、先に進むより、復習に時間を充てたほうがいい。
  19. 基本問題に強くなると、学力全体が底上げされる。
  20. すべてがうまくいかないときには、悪あがきより、十分な睡眠を。
  21. 3分考えてもわからない問題は、すぐ回答を見てもいい。
  22. 受験には、超えなければいけない2つの合格ラインがある。
  23. 伸びる科目は、伸ばせるだけ伸ばして、点数を稼ぐ。
  24. 音読を制する者は、受験を制する。
  25. 感情を込めて音読すれば、無味乾燥な勉強さえ、感動的になる。
  26. 音読だけで満足しない。
    特に覚えておきたい一文やキーワードは、紙に書く。
  27. 「一度書いたら、一生消えない、忘れない」そう思わせてくれるのが、ボールペンの素晴らしい点。
  28. わかりやすい参考書があっても、勉強の中心はあくまで教科書である。
  29. 時計は、時間の貴重さを教えてくれる先生である。
  30. なぜ大人たちは「今のうちに勉強しろ」と言うのか。

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