執筆者:水口貴博

受験テクニックを磨く30の方法

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受験は、恥を捨てることから始まる。

受験は、恥を捨てることから始まる。 | 受験テクニックを磨く30の方法

社会人になってから、社長や地位の高い方とお話をする機会があります。

そんなとき、いつも気づく意外なギャップがあります。

「地位の高い人ほど腰が低い」という意外なギャップです。

地位が高ければ、偉そうになったり横柄になったりするようなイメージがあります。

しかし、実際のところは逆です。

地位が高い人ほど、穏やかで謙虚です。

地位が高ければ高いほど、その腰の低さは顕著になります。

これはきれいに比例します。

社長になるくらいですから、学歴があり、能力的にも優れている人が多いです。

社長や重役に就く人は、初めは頭がいいから腰が低いのかと思いましたが、違います。

腰が低いから、賢くなれました。

頭がいいから腰が低いのではなく、腰が低いから多くのことを学べ、賢くなれた。

腰の低さは、学力アップに深いつながりがあります。

学生時代、わからないことがあれば、先生や友人に聞きます。

さて、そんなとき、人間ですから、次のようなことを考えます。

「質問するのが恥ずかしい」

「質問して、ばかだと思われないかな」

「何度も質問して、しつこい人だと思われないかな」

恥ずかしがって行動しなければ、それで終わりです。

恥を捨ててわかる人に尋ねるという姿勢が大切です。

恥ずかしがったり、かっこつけたりしていると、わからないことをほったらかすことになります。

その結果、勉強のスピードが遅くなり中断してしまうことが多くなります。

受験では、かっこつけたところで何の役にも立ちません。

受験で一番大切なのは、恥を捨てることです。

見栄を捨て、謙虚になり、ばかだと思われてもいいからわかる人に教えてもらいます。

不明点を解消し、なくしていく姿勢が大切です。

勉強できる人ほどかっこつけません。

事実、そうして恥を捨てた人ほど、学力が高くなり、レベルの高い有名大学に入学、安定した会社に入社します。

腰の低さゆえに、入社後も仕事もスムーズに進みますし、人間関係も円滑になります。

昇進もスムーズになります。

大企業の社長に謙虚な人が多い理由は、それだったのです。

受験テクニックを磨く方法(15)
  • 恥を捨てて、不明点をなくしていく。
勉強とはインプット作業。
試験とはアウトプット作業。

受験テクニックを磨く30の方法

  1. 人間は、丸暗記が弱く、ストーリー性のある記憶に強い。
  2. ノート魔にならない。
  3. 勉強の大変さは、後になるほど軽くなる。
  4. 休憩を取って、長丁場の勉強に備える。
  5. 文系と理系の勉強を交互にすれば、疲れにくくなる。
  6. 漫画・映画・科学系番組は、停滞していた勉強が進み始めるきっかけになる。
  7. 調子に乗っているときには、あえて休憩を取らないほうがいい。
  8. どんなに記憶力の弱い人でも、強化できる方法がある。
  9. 焦りを味方に変えてしまう人が、合格をつかみ取る。
  10. なぜ、試験には必ず超難問が出題されるのか。
  11. 「勉強時間」より「勉強量」のほうが大切。
  12. 短時間で勉強量をこなすためのキーワードは、集中力。
  13. 勉強前には、食べすぎない。
  14. 友人とのネットワークは、強力な支えになる。
  15. 受験は、恥を捨てることから始まる。
  16. 勉強とはインプット作業。
    試験とはアウトプット作業。
  17. 誘惑を、一切禁止する必要はない。
    ご褒美や息抜きとして活用すればいい。
  18. 学力が十分なら、先に進むより、復習に時間を充てたほうがいい。
  19. 基本問題に強くなると、学力全体が底上げされる。
  20. すべてがうまくいかないときには、悪あがきより、十分な睡眠を。
  21. 3分考えてもわからない問題は、すぐ回答を見てもいい。
  22. 受験には、超えなければいけない2つの合格ラインがある。
  23. 伸びる科目は、伸ばせるだけ伸ばして、点数を稼ぐ。
  24. 音読を制する者は、受験を制する。
  25. 感情を込めて音読すれば、無味乾燥な勉強さえ、感動的になる。
  26. 音読だけで満足しない。
    特に覚えておきたい一文やキーワードは、紙に書く。
  27. 「一度書いたら、一生消えない、忘れない」そう思わせてくれるのが、ボールペンの素晴らしい点。
  28. わかりやすい参考書があっても、勉強の中心はあくまで教科書である。
  29. 時計は、時間の貴重さを教えてくれる先生である。
  30. なぜ大人たちは「今のうちに勉強しろ」と言うのか。

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