執筆者:水口貴博

受験テクニックを磨く30の方法

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音読を制する者は、受験を制する。

音読を制する者は、受験を制する。 | 受験テクニックを磨く30の方法

通常、私たちは教科書を読むときに、黙読をします。

声を出さずに読むということです。

黙って文章を読んでいるほうが、お行儀よく映ります。

しかし、実は黙読ほど忘れやすい勉強法もありません。

記憶力という面ではとても効率の悪い方法です。

目からの刺激しかないため、刺激が小さいのですぐ忘れやすくなります。

「お昼すぎに教科書を読んでいると、うつらうつら眠くなる」

あなたも一度は経験があることでしょう。

そういうときこそ、音読をすれば目が覚めます。

声を出すことで、体のさまざまな五感を刺激することになるからです。

目で読み、口を動かし、さらに耳で聞くことになります。

それでも眠気が取れなければ、立って音読です。

眠気がなくなると同時に、頭がえます。

複数の器官を使っているので、それだけ刺激も強くなり、覚えやすく忘れにくくなる方法です。

あなたもぜひ試しましょう。

一部では音読が通用しない科目もありますが、英語で単語を覚えるときや歴史で文章を理解するときには圧倒的な効果を発揮します。

授業中や静かな図書館やテスト中などではTPOをわきまえる必要がありますが、1人になって勉強するときには心がけましょう。

TPOをわきまえながら、迷惑のかからない場所では徹底的な音読をしましょう。

この差は受験勉強において、大きいはずです。

受験テクニックを磨く方法(24)
  • 音読をして、頭に叩き込む。
感情を込めて音読すれば、無味乾燥な勉強さえ、感動的になる。

受験テクニックを磨く30の方法

  1. 人間は、丸暗記が弱く、ストーリー性のある記憶に強い。
  2. ノート魔にならない。
  3. 勉強の大変さは、後になるほど軽くなる。
  4. 休憩を取って、長丁場の勉強に備える。
  5. 文系と理系の勉強を交互にすれば、疲れにくくなる。
  6. 漫画・映画・科学系番組は、停滞していた勉強が進み始めるきっかけになる。
  7. 調子に乗っているときには、あえて休憩を取らないほうがいい。
  8. どんなに記憶力の弱い人でも、強化できる方法がある。
  9. 焦りを味方に変えてしまう人が、合格をつかみ取る。
  10. なぜ、試験には必ず超難問が出題されるのか。
  11. 「勉強時間」より「勉強量」のほうが大切。
  12. 短時間で勉強量をこなすためのキーワードは、集中力。
  13. 勉強前には、食べすぎない。
  14. 友人とのネットワークは、強力な支えになる。
  15. 受験は、恥を捨てることから始まる。
  16. 勉強とはインプット作業。
    試験とはアウトプット作業。
  17. 誘惑を、一切禁止する必要はない。
    ご褒美や息抜きとして活用すればいい。
  18. 学力が十分なら、先に進むより、復習に時間を充てたほうがいい。
  19. 基本問題に強くなると、学力全体が底上げされる。
  20. すべてがうまくいかないときには、悪あがきより、十分な睡眠を。
  21. 3分考えてもわからない問題は、すぐ回答を見てもいい。
  22. 受験には、超えなければいけない2つの合格ラインがある。
  23. 伸びる科目は、伸ばせるだけ伸ばして、点数を稼ぐ。
  24. 音読を制する者は、受験を制する。
  25. 感情を込めて音読すれば、無味乾燥な勉強さえ、感動的になる。
  26. 音読だけで満足しない。
    特に覚えておきたい一文やキーワードは、紙に書く。
  27. 「一度書いたら、一生消えない、忘れない」そう思わせてくれるのが、ボールペンの素晴らしい点。
  28. わかりやすい参考書があっても、勉強の中心はあくまで教科書である。
  29. 時計は、時間の貴重さを教えてくれる先生である。
  30. なぜ大人たちは「今のうちに勉強しろ」と言うのか。

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