執筆者:水口貴博

美しくつやのある肌になる30の方法

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睡眠不足は、肌の大敵。

睡眠不足は、肌の大敵。 | 美しくつやのある肌になる30の方法

私はアメリカ留学中に「胃腸炎」という炎症のため、病院に入院したことがありました。

当時は、まだ19歳であり、顔中ににきびがありました。

入院と言っても重傷ではなかったため、1日半で退院できました。

炎症を抑えるため、入院中は安静にしなければなりませんでした。

そのため、丸1日以上、顔をまったく洗えない状況になりました。

「顔を洗いたくても洗えない。にきびは悪化しているだろうな」

にきびを気にしていた私は、自分の体調も心配でしたが、にきびの状態も心配でした。

部屋には鏡がないので、自分の顔の状態を確認できませんでした。

にきびを抑えるために、頻繁に顔を洗っていたため、1日以上顔を洗わない状態を、人生で初めて経験しました。

「退院後は、顔中が大変になっているだろう」

退院後は宇宙人も見間違えるような顔になっている自分の顔を、十分に覚悟していました。

仕方ない状況に、なかば、諦めを感じていました。

入院しているので、本当に寝てばかりです。

テレビも雑誌もないので、恐ろしいほど、寝てばかりいました。

顔に触れると、脂ぎっているのは、すぐわかります。

退院後、自分の部屋に戻り、鏡を見て驚きました。

てっきり悪化していると思った自分のにきびが、むしろ改善されています。

少しどころか、ずいぶん調子がよくなっていました。

そのとき、私の肌への常識が覆された瞬間でした。

ようやくにきびがなかなか治らない原因が、わかりました。

「睡眠不足」です。

当時の私は、いつも睡眠が不足している状態でした。

18歳の受験の時期は、毎日、寝不足でした。

高校卒業後は、浪人生活を送り、勉強のためにいつも寝不足でした。

浪人が終わって、アメリカに留学中も、英語の勉強のため、睡眠不足が日常的になっていました。

睡眠不足のため、肌の新陳代謝のサイクルが悪くなり、そのため肌が荒れていました。

もちろん顔の洗顔も無駄ではなかったと思います。

しかし、それ以上に、睡眠の重要性を痛切に実感できました。

あなたも、同じ過ちを繰り返していませんか。

いつも目覚まし時計に叩き起こされているのは、睡眠が不足しているという状態です。

十分に睡眠が取れているかどうかの判断基準は「自然と目覚められるかどうか」です。

十分に睡眠が取れれば、人間は自然と起きられるようになっています。

目覚まし時計は不要です。

そのくらい十分に睡眠を取っているなら、必ず肌の調子はよくなるはずなのです。

美しくつやのある肌になる方法(3)
  • 自然と目が覚めてしまうくらい、睡眠時間をたっぷり取る。
私たちの体は、口にしたものからできている。

美しくつやのある肌になる30の方法

  1. できるだけ早い時期に、美肌になる方法を身につける。
  2. 美肌は、5つのバランスが大切。
    食事・運動・睡眠・スキンケア・ストレス管理。
  3. 睡眠不足は、肌の大敵。
  4. 私たちの体は、口にしたものからできている。
  5. おやつは、お菓子より果物にする。
  6. ストレスの小さな道を選ぶ。
  7. 脂っこい食事を控えめにする。
  8. 脂っこい食事を取った直後に、お風呂に入る。
  9. 爪を切った後は、やすりを忘れない。
    手袋を着けて寝る。
  10. 吹き出物は、どんなに気になっても触らない。
  11. 汗を流す手段を、サウナだけに頼らない。
  12. 喉の渇きを潤すために、甘いジュースには手を出さないほうがいい。
  13. 乾燥しやすいお風呂上がりは、乾燥対策を徹底する。
  14. ビタミンC・E・B類は、美肌に効果がある。
  15. 錠剤によるビタミン摂取より、野菜を食べるほうがいい。
  16. 紫外線は、美肌の大敵。
  17. 紫外線対策をしすぎても、引きこもりにならないこと。
  18. 大きな鏡を部屋に置く。
  19. 悪口や批判を言うと、老いやすくなる。
  20. 笑顔になると、肌の状態さえもはっきり見える。
  21. お化粧は、美しさと醜さが重なる行為。
  22. 睡眠時間の10分を削ってでも、マッサージはしたほうがいい。
  23. 適度なアルコールは、美肌の助っ人。
  24. 睡眠中に、美しくなる。
  25. 不規則な生活をやめる。
  26. 喫煙は、健康においても美容においても、1つもいいことはない。
  27. ダイエットのしすぎは、逆効果。
  28. 見えないストレスだからこそ、肌の状態で確かめる。
  29. 休日くらいは、たっぷり睡眠を取る。
  30. 恋をすると、美しくなる。

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