脂っこい食事は、肌の大敵です。
天ぷら・唐揚げ・中華料理など、油分の多い食事の後、一時的に皮脂の分泌量が急増します。
急増することで、油が毛穴に詰まりやすくなり、肌荒れの原因となります。
できるかぎり脂分の少ない食事を心がけることです。
脂っこい食事を避けるというのは、美肌への定石です。
しかし、です。
日常生活には、脂っこいものを食べることもあります。
人間ですから、無性に脂っこい天ぷらや中華料理を食べたくなるときもあります。
脂っこい食事の後、肌が荒れにくくなるよい方法が2つあります。
まず基本は、お湯で洗顔することです。
脂っこい食事を取って、過剰な皮脂の分泌が避けられなければ、せめて毛穴を開くことで、毛穴の詰まりをなくせばいい。
お湯を使うことで、顔の毛穴を開き、また皮脂を洗い落とす効果があります。
「肌荒れ対策の基本は洗顔」と言われているゆえんは、こうした理由からです。
しかし、お湯での洗顔は、補えない欠点が1つあります。
「顔のみ」という限定です。
吹き出物と言っても、顔だけにできるわけではありません。
背中にも、胸にも、肩にもできます。
皮膚は、体全体を覆っています。
体全体の美肌を考えると、ベストな方法は、やはりお風呂です。
お風呂に入って体が温まることで、全身の毛穴が開き、油が詰まりにくくなるからです。
洗顔とお風呂は、脂っこい食事後、状況に応じて試しましょう。
おいしい脂っこい食事を楽しみ、かつ美肌を手に入れることができるのです。