「100点を目指す」
「100パーセントを目指す」
「間違ってはいけない」
「1秒でも遅れてはいけない」
こうした完璧主義は、聞いているだけで疲れてしまいますね。
もちろんそういう完璧を求める姿勢がいけないわけではありません。
何事も完璧にこなそうとする姿勢や心がけは、たしかに素晴らしいことです。
職種によっては重宝される性格でもあります。
しかし、そもそも人間が完璧にできているわけではありません。
物忘れ、うっかりは、誰もが経験することです。
人間が完璧にできていないのに、人間がする仕事を完璧に仕上げようとするのは、おかしいと思いませんか。
少々、無理のある注文です。
人間は誰でも、欠点の1つや2つはあります。
完璧を求めようとすると、自分も苦しくなりますし、相手も苦しませてしまいます。
自分にも他人にも完璧を求めては、窮屈なので、いらいらも募ることでしょう。
さあ、運がよくなるために、完璧を求めない習慣を持ちましょう。
自分にも完璧を求めず、相手にも完璧を求めません。
60点や70点くらいでいい。
80点もあれば、両手を上げて、大喜びです。
不完全な生き方のほうが、不完全な人間には、自然です。