執筆者:水口貴博

人生を豊かにする30の習慣

17

「テキトウ」に考えることが、最も「適当」である。

「テキトウ」に考えることが、最も「適当」である。 | 人生を豊かにする30の習慣

その昔、私は完璧主義の人間でした。

完全を求める癖があり「完全」「完璧」「100パーセント」を求める傾向がありました。

「テキトウにやってしまおう」という口癖とは無縁でした。

しかし、長く生きていると、完璧を求めていると寿命が縮んでしまうことに気づきます。

勉強、仕事、恋愛も、完璧を求めていると、いつも頭の中で考えていることになり、精神的によくありません。

心が不安定になり、鬱のような状態になります。

最近の私は「まあ、いいか」「何とかなるか」「テキトウでいいよ」と、よく口にするようになりました。

年を取って、性格が丸くなりました。

なぜテキトウに考えるのかというと、一番「適当」だからです。

いらいらしたとき、むっとしたときには「頑張って100パーセントを目指すぞ」と思うより「まあ、いいか」と相手を許すのです。

相手を許した瞬間から、心の重い荷物から解放されることになり、精神的に軽くなれます。

テキトウというと、どうもマイナスのイメージを持っている人が多いようです。

しかし、漢字で書くと「適当」となります。

「テキトウ」に考えることが、最も「適当」であるということです。

「テキトウにやりましょう」ということは「適当にやりましょう」ということです。

マラソンでは、無理なハイペースで走っていると、すぐ息切れしてしまいます。

すぐバテてしまい、初めはよくても、後で悪くなります。

マラソンでは、適当にマイペースで走ることが、最も長続きする走り方です。

最も好成績につながる姿勢になります。

テキトウに生きていくことが、一番適当なのです。

人生を豊かにする習慣(17)
  • テキトウな考え方を持つ。
人の為(ひとのため)と書いて「偽(いつわり)」と書く。

人生を豊かにする30の習慣

  1. 人生とは、大きなピラミッド。
    「行動」という小さな石(意志)から成り立っている。
  2. 握れば拳。
    開けば手のひら。
  3. 恨みは、必ず自分に跳ね返ってくる。
  4. 腹は立てない。
    義理を立てる。
  5. 格言を会話の中に取り入れると、話に説得力が出る。
  6. 記念日は、あなたと相手がより深く仲良くなるチャンス。
  7. 勉強では、学びより姿勢が大切。
  8. 結果をすぐ求めない。
  9. 継続する学習こそが、成長の王道である。
  10. 忙しいと言う人は、本当に忙しい人ではない。
    面倒くさいやりとりから逃げているだけである。
  11. ごめんなさいという機会は、あなたの欠けている部分を知る機会。
  12. 初めて会う人とも、楽しい会話ができるようになろう。
  13. 人違いは、出会いのきっかけ。
  14. 早起きする人は、みんな、素晴らしい人ばかり。
  15. ヒマワリの積極性を学ぼう。
  16. 100パーセントを求める癖をやめよう。
  17. 「テキトウ」に考えることが、最も「適当」である。
  18. 人の為(ひとのため)と書いて「偽(いつわり)」と書く。
  19. 自分の願望のために生きると、私利私欲の道に走ることになる。
  20. むかっとしたときこそ、あなたの本性が現れる。
  21. 過去は、変えることができる。
    今を素晴らしくすることで、過去も素晴らしくなる。
  22. 下から上を見て、判断するのではない。
    上から下を見て、判断するのだ。
  23. いらない物を捨てると、福がやってくる。
  24. スッピンの顔には、花がなくても、安心がある。
  25. 仮面をかぶって、生きていませんか。
  26. ためらいは、神様からの「まだ早すぎますよ」という警告。
  27. 本当の勉強とは、意識を高めることである。
  28. 断り上手は、世渡り上手。
  29. 前を進むときには、後ろを確認しよう。
  30. 人生は、丸くなるための旅路である。

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