生徒より先生になるほうが、勉強に身が入るというお話をしました。
教える側に立つほうが、責任やプレッシャーが加わり、勉強に身が入ります。
教える側に立つことで、理解を再確認したり、知識の補強をしたり、生徒からの質問で意外な知識の抜けを発見するでしょう。
さて、もう1つ重要なポイントがあります。
あなたが先生になるといえば、おそらく友人の前で説明することを連想していることでしょう。
仲のいい友人の前なら、説明もしやすいです。
しかし、慣れ親しんだ友人の前では、気の緩みが出てしまい、効果が半減してしまいます。
友人より、もっといい相手がそばにいるではありませんか。
親の前です。
なぜかというと、親の前なら勉強の成果を見せる機会になるからです。
「勉強しなさい」と口うるさい親も、あなたが先生になって説明している姿を見れば、きちんと勉強している様子がうかがえます。
「勉強、勉強、勉強」と小言を言う親も、穏やかになるでしょう。
もちろんあなたにとっても、先生として人前で説明するよい機会になり、勉強にも身が入ります。
親にも子にもプラスになり、一石二鳥の勉強法なのです。