執筆者:水口貴博

段取り力を高める30の方法

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作業は、単発より、連続にする。

作業は、単発より、連続にする。 | 段取り力を高める30の方法

段取りのよさから考えると「単発」より「連続」です。

連続のほうが、より早く、より質が高くなります。

続けて行うことには、数多くのメリットがあります。

同じ仕事を立て続けにしていると、早く慣れることができ、集中力と勢いがつくからです。

仕事の量は変わらなくても、集中力と勢いが加わることで、仕事の進みがスムーズになり、質もよくなります。

たとえば、営業の電話です。

1時間に1本の電話を10時間にわたって単発でするより、1時間に10本を連続でしたほうが、仕事が速くなります。

連続で電話をすることで、頭の回転も速くなり、説明もスムーズにしやすくなり、契約も取れやすくなります。

段取りのいい人は、休憩を入れません。

休憩を挟むと、勢いが止まって、単発になってしまうからです。

また仕事をするときには、重い腰を上げ直す必要があり、パワーも時間も必要です。

休憩ははさまず、仕事をするときには、連続を心がけたほうがいい。

段取りのいい人は、できるかぎり連続を心がけようとする人なのです。

段取り力を高める方法(8)
  • 単発より、連続でする。
旅の帰りに旅をする。

段取り力を高める30の方法

  1. 豊かな時間は、段取りのよさから生まれる。
  2. うまくいかなかったときは「段取りの悪さ」を見直す機会と考える。
  3. 楽をしたいから、サボるのではない。
    楽をしたいから、段取りを考えるのだ。
  4. 簡単な問題から始めたほうがうまくいく。
  5. 段取りの悪い会議は、会議中に資料を配る。
    段取りのいい会議は、会議前に資料を配る。
  6. わかりやすくするために、図表は本当に必要かを考える。
  7. 誰もしないことをするのが、段取りだ。
  8. 作業は、単発より、連続にする。
  9. 旅の帰りに旅をする。
  10. 段取りの下手な人は、会話を減らす。
    段取りの上手な人は、会話を増やす。
  11. 段取りとは、区切ること。
  12. 遅刻のときは、どんな場所でもきちんと連絡を入れる。
  13. 具を入れる順番を整えないと、おいしいカレーは作れない。
  14. いらない物は捨て、好きなことをすれば、集中力は自然と出る。
  15. 段取り上手には「まとめる力」と「分ける力」がある。
  16. 好きなことを始めにして、嫌いなものは後回しでいい。
  17. 軽いジョークから始めたほうが、提案はうまくいく。
  18. 話をしないのも、段取りだ。
  19. 規模が大きく、複数人で作業をするときは、あらかじめ流れを紙に書いておく。
  20. 「知ろうとする努力」から「知ろうとしない努力」へと転換する。
  21. 段取りとは、一歩先の未来を考えた行動のこと。
  22. 応用とは「基本の組み合わせ」であり「積み重ね」。
  23. 疲れたら、疲れていない部分を使えばいい。
  24. 一番手が、一番大変。
  25. キーマンを見つけて、人脈を開拓する。
  26. 段取りで大切なことは「パーフェクト」ではなく「テンポ」。
  27. 仕事をたくさんすれば、段取りは自然と身につく。
  28. 時系列を記録すると、やる気が出る。
  29. マナーそのものが、素晴らしい段取りである。
  30. 段取りは、トラブルが起こることを前提に考える。

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