段取りのよさから考えると「単発」より「連続」です。
連続のほうが、より早く、より質が高くなります。
続けて行うことには、数多くのメリットがあります。
同じ仕事を立て続けにしていると、早く慣れることができ、集中力と勢いがつくからです。
仕事の量は変わらなくても、集中力と勢いが加わることで、仕事の進みがスムーズになり、質もよくなります。
たとえば、営業の電話です。
1時間に1本の電話を10時間にわたって単発でするより、1時間に10本を連続でしたほうが、仕事が速くなります。
連続で電話をすることで、頭の回転も速くなり、説明もスムーズにしやすくなり、契約も取れやすくなります。
段取りのいい人は、休憩を入れません。
休憩を挟むと、勢いが止まって、単発になってしまうからです。
また仕事をするときには、重い腰を上げ直す必要があり、パワーも時間も必要です。
休憩ははさまず、仕事をするときには、連続を心がけたほうがいい。
段取りのいい人は、できるかぎり連続を心がけようとする人なのです。