執筆者:水口貴博

段取り力を高める30の方法

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段取りは、トラブルが起こることを前提に考える。

段取りは、トラブルが起こることを前提に考える。 | 段取り力を高める30の方法

段取りを考えるときに、よく陥りがちなことは「順調な場合の段取りを考える」ということです。

トラブルもなく、順調に進むことを想定して、段取りを考えます。

「順調な場合の段取りを考えて、なぜいけないのか」という声が聞こえてきそうですね。

もちろん順調に進むことに超したことはありません。

しかし、これは本当の段取りではありません。

本当の段取りは、トラブルが起こることを前提にして考える段取りです。

特に大勢で協力するようなチームプレーを要求する作業では、必ずといっていいほど、どこかでトラブルが発生します。

トラブルが発生すれば、作業の進み方が悪くなり、予定がずれます。

トラブルを起こした人や起こった事実を、責めてはいけません。

トラブルは、そもそも起こるものです。

むしろ順調に進んだ場合の段取りしか考えていなかったことに、問題があります。

トラブルがないという、出来すぎた話で立てた段取りが、そもそも悪い。

段取りは、どこかでトラブルが起こるだろうという前提で考える必要があります。

それが、本当の段取りなのです。

段取り力を高める方法(30)
  • トラブルが起こるという前提で、段取りを考える。
まとめ

段取り力を高める30の方法

  1. 豊かな時間は、段取りのよさから生まれる。
  2. うまくいかなかったときは「段取りの悪さ」を見直す機会と考える。
  3. 楽をしたいから、サボるのではない。
    楽をしたいから、段取りを考えるのだ。
  4. 簡単な問題から始めたほうがうまくいく。
  5. 段取りの悪い会議は、会議中に資料を配る。
    段取りのいい会議は、会議前に資料を配る。
  6. わかりやすくするために、図表は本当に必要かを考える。
  7. 誰もしないことをするのが、段取りだ。
  8. 作業は、単発より、連続にする。
  9. 旅の帰りに旅をする。
  10. 段取りの下手な人は、会話を減らす。
    段取りの上手な人は、会話を増やす。
  11. 段取りとは、区切ること。
  12. 遅刻のときは、どんな場所でもきちんと連絡を入れる。
  13. 具を入れる順番を整えないと、おいしいカレーは作れない。
  14. いらない物は捨て、好きなことをすれば、集中力は自然と出る。
  15. 段取り上手には「まとめる力」と「分ける力」がある。
  16. 好きなことを始めにして、嫌いなものは後回しでいい。
  17. 軽いジョークから始めたほうが、提案はうまくいく。
  18. 話をしないのも、段取りだ。
  19. 規模が大きく、複数人で作業をするときは、あらかじめ流れを紙に書いておく。
  20. 「知ろうとする努力」から「知ろうとしない努力」へと転換する。
  21. 段取りとは、一歩先の未来を考えた行動のこと。
  22. 応用とは「基本の組み合わせ」であり「積み重ね」。
  23. 疲れたら、疲れていない部分を使えばいい。
  24. 一番手が、一番大変。
  25. キーマンを見つけて、人脈を開拓する。
  26. 段取りで大切なことは「パーフェクト」ではなく「テンポ」。
  27. 仕事をたくさんすれば、段取りは自然と身につく。
  28. 時系列を記録すると、やる気が出る。
  29. マナーそのものが、素晴らしい段取りである。
  30. 段取りは、トラブルが起こることを前提に考える。

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