執筆者:水口貴博

成績が上がる30の勉強法

18

予習より、復習に力を入れよう。

予習より、復習に力を入れよう。 | 成績が上がる30の勉強法

授業での勉強の前後には「予習」と「復習」があります。

きちんとする人もいれば、まったくしない人もいます。

勉強の本質は「理解と記憶」であることを忘れないでください。

理解と記憶をするために、予習して、復習をします。

勉強ができない人は、決まって予習も復習もしません。

「予習はあまり意味がなく、復習は面倒」と思っています。

することといえば、授業中、先生が黒板に書くことをノートに書き写すだけです。

ノートに書き写しただけで、勉強した気になり、満足しています。

だから実際は、テストで点が取れません。

黒板の字をノートに書きとめる作業には、理解も記憶も必要ないからです。

一方、勉強ができる人は、予習も復習もします。

予習も復習も、どちらも理解と記憶を促す作業です。

予習をすれば、授業中に先生の話している言葉がよく理解できるようになります。

授業中はノートを取らない代わりに、授業の内容に集中して、理解と記憶に徹します。

わからないところがあれば、手を挙げて、どんどん質問します。

授業が終わり、復習をすれば、記憶に残りやすくなります。

確実に記憶するためには、やはり復習しかありません。

何度も復習して、頭に叩き込みます。

ただし「力を入れるべきは、予習より復習」というポイントを忘れないでください。

復習には、予習の何倍も時間をかけてください。

記憶のためには一度で覚えるのではなく、復習を重ねることで、繰り返し覚えるという姿勢が大切です。

何度も復習して、覚えるのです。

「試験日までどうしても時間がないんだ!」

そういうときは、最悪、予習は省いて復習だけに力を入れてもかまいません。

もちろん予習ができれば、理想です。

しかし、時間の制約から、難しいときには、復習に絞った勉強でもいいでしょう。

とにかく勉強とは「理解と記憶」です。

理解と記憶ができていない作業は、すべて無駄と考えましょう。

成績が上がる勉強法(18)
  • 復習に、予習の何倍も力を入れる。
重要な情報は、もったいぶらずに共有する。

成績が上がる30の勉強法

  1. 「ノートに書く1時間」と「記憶に集中する1時間」は、まったく別物。
  2. アウトプットは、インプットが大前提。
  3. まず1冊の教科書を使って、徹底的に勉強する。
  4. どんなに古臭い本でも「王道」と言われる本を1冊は持っておくこと。
  5. 勉強には、王道の5段階がある。
  6. 歴史は、漫画を読んで流れをつかむ。
  7. 100点を目指さない。
    90点も取れれば十二分。
  8. 基本5科目「英国理数社」より、はるかに重要な「自分」という科目がある。
  9. 勉強は、夜より、朝する。
  10. 本当に勉強ができる人は、ノートを取らず、教科書に書き込む。
  11. ノートオタクにならないこと。
  12. 勉強に、生理現象の我慢は禁物。
  13. 効果的な勉強に「音読」は当たり前。
    勉強の達人は「立って音読」をする。
  14. トイレ・お風呂・自室の壁を、最大限に活用する。
  15. 区切りや制限時間を作ると、頭がしゃきっとする。
  16. 試験日は、最初に決めてしまう。
  17. 勉強にお金を惜しむと、成績が伸びない。
  18. 予習より、復習に力を入れよう。
  19. 重要な情報は、もったいぶらずに共有する。
  20. 質を求めた勉強は失敗する。
    スピードのある勉強が成功する。
  21. 復習効果を倍増させるには「1人授業」が効果的。
  22. 睡眠時間を削ってまで、勉強をしない。
  23. 勉強のできる人は、パンよりご飯を食べる。
  24. ガムを噛めば、頭の回転がよくなる。
  25. テストの復習をする最もよいタイミングは、受け終わった直後。
  26. 必要な科目が決まったら、必要ない教科は徹底的に捨てること。
  27. 疲れにくく継続ができる勉強は、耳からしよう。
  28. 「鉛筆とノート」より「ボールペンと紙」のほうがいい。
  29. 音楽を聴きながらする勉強は、効果的なのか。
  30. 合格した後の自分を想像しながら、勉強する。

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